2002年2月22日は2ちゃんねるの日 この日の22時22分に吉野家オフ会が開かれ、そこでは皆が“大盛りネギだくギョク”を注文すると言う その情報を友人から聞いた時は体が震えるのを感じた。 “あの吉野家”でオフ会を開くと言うのである。 これに行かないで吉野家通が勤まるものか!と。 けれど、ひっかかる節がいくらかあった。 まず、“大盛りネギだくギョク”と言う注文。 “ギョク”とは本来、松屋でのタマゴの注文の仕方であり、吉野家で“ギョク”と言うの邪道であると言う事。 そんな邪道な注文の仕方で吉野家通が勤まるのか?と言う事だ。 そして、主催が“あの緑色の巨大掲示板郡”だと言う事だ。 はっきり言ってあの緑色の掲示板・・・そう、2ちゃんねるにはあまり良い思い出が無かった。 インターネットを始めたばかりでまだ何も知らなかった頃、 友人に進められ2ちゃんねるに行き僕は見事にブラウザクラッシャーを踏んでしまったのだ。 その頃はまだ、ブラクラチェッカーの存在やJavaScriptも知らない。 そして、「Alt」+「F4」でウインドウを閉じると言う方法も、 「Ctrl」+「Alt」+「Delete」で強制終了するという基本操作さえも知らなかった頃だ。 ただ開きまくるウインドウを呆然としたまま眺め続け、そして最後にはリソース不足でフリーズさせてしまった。 そうしてトラウマに近いものとなり、近づく事さえない存在となってしまった“2ちゃんねる”。 そこが今回の吉野家オフ会の主催元だと言うのだ。 僕は悩んだ。 ただ悩み続けた。 この悩みが続いていれば僕は、ゴーガンと個性をぶつけ合い喧嘩をした後に耳を切り落としたゴッホよろしく 「もう牛丼は食べたくない!」と自分の舌を切り落としていたかも知れない・・・ しかし結局は吉野家オフに参加をする事に決め、無事舌を切り落とす事にもならなかった。 そして僕はオンラインの友人とオフラインの友人をそれぞれ1人ずつ誘い、2月22日が来るのを待った。 第一章に続く |