「オイル交換は半年に1回」整備士に“言われるがまま”払ってたけど、「年間1万円」はコストがかかる…頻度を減らしても問題ない? ディーラー・ガソリンスタンドなどの「交換費用」も確認
車の維持費の中でも定期的に発生するのが、エンジンオイル交換の費用です。物価高騰が続く今、少しでも家計を楽にしたいと考える一方で、「半年に1回は交換しましょう」とディーラーや整備士に言われ、年間1万円近く支払っているという人もいるのではないでしょうか。 しかし、車とオイル技術の進歩により、オイル交換の頻度が見直されているのをご存じでしょうか。本記事では、メーカー推奨の交換サイクルと実際の必要性を検証します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
オイル交換の目安は「1万5000キロメートルもしくは1年」! メーカーが示す実情
民間調査会社GfK Japanによるアンケートでは、ドライバーの46%がエンジンオイルの交換頻度について「6ヶ月に1回」と回答しています。しかし、自動車メーカーの取扱説明書では多くの車種で「1年または1万~1万5000キロメートルごと」が交換目安とされています。 例えば、トヨタではガソリン車を通常使用する場合で「1万5000キロメートルまたは1年」が推奨されています。一方、シビアコンディション(悪路・短距離走行などの過酷な使用条件)時は「7500キロメートルまたは6ヶ月程度」とされています。 つまり、交換サイクルはドライバーの多くが思っているより長くても問題ないというのがメーカーの見解と言えます。
交換頻度を減らすとどうなる? 燃費悪化から故障リスクまで
エンジンオイルを長期間交換しないと、古いオイルによる内部摩擦の増加でエネルギーロスが大きくなり、燃費が悪化します。また、オイルの性質も燃費に関わっており、適正な粘度の省燃費オイルを使うことで、2~3%の燃費改善効果があると報告されています。 さらに、エンジンの不調や損傷リスクも無視できません。潤滑作用が衰えたオイルを放置するとエンジンから異音が出るなどといったトラブルが起きやすく、最悪の場合、オイル劣化で「エンジン焼き付き(故障)」に至るケースもあります。 エンジン交換には高額な費用がかかるため、交換費用を節約しようとオイル交換を長期間怠ると、結果的に節約にならない可能性もあります。 ちなみに、中古車査定ではオイル管理の記録も確認され、怠っていると減点対象になり得ます。ただし、メーカー推奨どおりの間隔で交換していれば、深刻な悪影響はまずありません。
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