研究メモ ver.2

安藤道人(立教大学経済学部准教授)のブログ。旧はてなダイアリーより移行しました。たまに更新予定。

メモ:3年前の権丈氏VS八代氏@地域医療再生フォーラム

こんなガチンコトークが繰り広げられていたとはうかつにも知らなかったのでメモ。

自治体病院全国大会2007 地域医療再生フォーラム
http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/tiikiiryosaiseiforum.pdf

権丈氏や八代氏以外の参加者も含めて全体的にとても興味深いのだが、P.29の権丈氏の最後のスライド「八代先生もいずれ分かってくれる・・・と思う」が面白かった。八代氏本人を前に、八代氏の主張がここ30年でだんだん穏健化していることを指摘している。

  • awa

    以前は読み飛ばし気味でしたが最後のスライド味わい深いですね。
    http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/korunakare114.pdf
    その時のエピソードは勿凝114にもありました。

    ”…アメリカの医療保障制度とアメリカの医療技術の高度さ高価さは独立ではないですよ・・・」などと言っていると、フロアーにいらっしゃったアメリカに長く住まわれた経験のある某市の市長さんが、「高度な医療技術と言ってもあの国は一部の者だけが利用できるだけだ。権丈先生がさっき言われた階層消費なわけで、あれはいかん!」となって、話は他のところに行ってしまった(笑)。”
    熊坂市長でしょうか(笑) 自重

    八代先生とのアレは

    『at プラス』 2009年8月号 のこれhttp://kenjoh.com/090804at+.pdf 
     p63 
    ”「医療を必要に応じて利用できるようにすると、必要性は所得と関係なくランダムに発生するから結果的には平等に利用できるようになる。はたしてそういう社会が望ましいと考えるか、それとも支払い能力に応じて利用できる社会が望ましいと考えるかは、プロ野球で、巨人がいいか阪神がいいかみたいな話である。」"
    "「二〇〇七年一〇月に、当時、経済財政諮問会議民間議員であった八代尚宏氏曰際基督教大学教こと自治体病院全国大会で公開討論をおこなったときにも、八代氏と私の違いは医療・介護、保育・教育を必要に応じて利用できなくてもよいと考えるか(図1 右のアメリカ型)、それとも必要に応じて利用できるのがよいと考えるかで分岐され、この国がいずれの方向に進むべきかは、八代氏が望ましいと思う社会を世の中に説き、私が望ましいと思う社会を世の中に説き、そして多数決で決めるしか方法はないでしょうという話をしている。”

    に現時点では尽きているのでしょう

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