大学で“200円ランチ”、物価高で負担増の学生を支援 「パン1個だけという時も…」(宮城・尚絅学院大学)
宮城・名取市の尚絅学院大学では、200円でランチを提供する取り組みが、23日 始まりました。
長引く物価高で、食費の負担が増える学生たちを支援する目的です。
23日、昼時を迎えた尚絅学院大学です。
白壁里沙子アナウンサーリポート
「12時になり、学生たちが続々と食堂にやってきます。200円の尚絅ランチ、人気の高さが伺えます」
食堂スタッフ)ねぎ塩ハンバーグです、どうぞ
学生たちのお目当ては、ねぎ塩ハンバーグと塩ラーメン。
小鉢やデザートも付いて通常600円前後のセットですが、これが200円で食べられる取り組みが、23日から始まりました。
大学の狙いは、学生たちの経済的な負担を減らすことで、学業に専念してもらうこと。
保護者と教職員でつくる『尚学会』の予算を使っています。
1年生
「最高ですね。これで200円だったら毎日食べたいくらいです」
4年生
「定食で栄養も摂れて、200円で食べることができてとても助かります」
「(自分のお昼ごはんは)パン1個だけという時もあるので、豪華だなと」
尚絅学院大学・学生生活課 佐野 ひかるさん
「この200円ランチで、少しでも栄養をつけてもらいたいと思います」
尚絅ランチは、夏休みを除き10月上旬まで1日120食限定で提供されます。