【6月23日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は23日、ロシアが夜間、ウクライナに対してドローン352機とミサイル16発を発射し、首都キーウとその郊外で少なくとも7人が死亡したと発表した。

「一晩で(イラン製の)「シャヘド」159機を含む計352機のドローンと、ミサイル16発が発射された。初期報告によると、北朝鮮製の弾道兵器も使用された可能性がある」とソーシャルメディアに投稿した。

首都キーウの軍政当局トップは「首都に対する新たな大規模攻撃があった。敵無人機による複数の波状攻撃の可能性がある」と述べた。

今回の攻撃の前日には、ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官がロシアへの攻撃を強化すると表明し、「防御に徹していても何も得られず、最終的には後退し、人員や領土を失うことになる」とAFPなどの記者団に語っていた。(c)AFP