【エルサレム、テヘラン共同】イスラエル軍は19日、イラン西部アラクの非稼働の重水炉を戦闘機で空爆した。プルトニウム製造の鍵となる設備を狙ったとしている。一方、イスラエルメディアによると、同国南部ベエルシェバの病院にはイランから発射された弾道ミサイルが着弾し、負傷者が出た。武力の応酬は激化の一途をたどった。
イラン軍のムサビ参謀総長は19日、国営通信に「引き続きシオニスト(イスラエル)の標的を攻撃する」と述べた。
イスラエル軍は18日夜から19日にかけ、40機の戦闘機でイランの首都テヘランなどの標的数十カ所を空爆した。