診療報酬明細書36人分を紛失、広島の7医療機関受診者 会計検査院
根津弥
会計検査院は23日、36人分の診療報酬明細書(レセプト)の写しなどの行政文書を紛失したと公表した。誤って廃棄した可能性が高く、外部への流出は確認されていないという。
検査院によると、紛失したレセプトの写しは、広島県内の7医療機関を受診した36人分。氏名や生年月日、被保険者の記号や番号、傷病名や診療内容が記されていた。このほか、医師ら220人の氏名や生年月日などの情報も紛失した。
検査院は医療費に関する検査のため、昨年10月30日に広島県から郵便で文書を受け取った。今年3月28日に文書の所在が分からないことに気づき、庁舎内を探したが見つからなかった。文書を受け取った時期に資料の廃棄作業をしており、誤って廃棄した可能性が高いと判断したという。検査院は「こうした事態が生じたことを深くおわび申し上げる」とした。