不登校親の会で聞いた高額な不登校ビジネスの話
先日、長く通っている不登校の親の会で、
とても胸が痛くなる話を聞きました。
あるお母さんが、「子どもを学校に戻したい」という一心で、
ネットで見つけたある不登校改善プログラムに申し込んだそうです。
その費用は月に数十万円。
延長して数ヶ月単位で契約すると、、、
「高いけど、これで子どもが元気になってくれるなら……」という思いで申し込んだそうです。
親なら誰でも、子どもの未来を思ってそう決断してしまいますよね。
私ももしその立場だったら、きっと同じように決断していたと思います。
というか、そうした日々を私は本にもしています。
意外に高評価です。
不登校ビジネスも良いものもあれば悪いものもあります。相性があるのですね。そのあたりを感じていただけたらうれしいです。
さて、その高額な不登校解決プログラムの内容はというと、
スマホやゲーム、マンガといった子どもにとっての娯楽を一切排除して、「何かできたらほめましょう」という方式。
言葉にすればシンプルですが、
実際にはそんな簡単なことではありません。
合う合わないもあるでしょう。
そのお子さんは、ただでさえ外の世界との接点を失っていて、
スマホやゲームが唯一の安心材料だったそうです。
それをいきなり取り上げられると、パニックのように暴れてしまったそうで……。
気が狂った感じで暴れるのを見てお母さんも、「これは無理だ」と思ったそうです。
結局、その方法は実行できず、親子の関係も悪化。
なのに、支払った高額な費用は一切返ってきませんでした。
さらに驚いたのは、そのプログラムの「成功率」は、
“方法を最後までやりきった家庭だけ”を分母にして計算しているということ。
つまり、実行できなかった家庭、うまくいかなかった家庭は最初からいなかったことにされているんです。
これでは、数字にだまされてしまう親が後を絶ちません。
数字は嘘をつきませんが、嘘つきは数字を使うと言われます。
その費用の多くは、派手な広告などのマーケティング費用や裁判などの弁護士費用に使われているそうです。
そしてまた新しい「悩んでいる親」が集められてしまう……。本当にやりきれない気持ちになります。
私たち親は、子どもをなんとかしたいと毎日必死です。
その気持ちに漬け込むようなビジネスは、どう考えても許されるべきではありません。
成功すれば企業の成果で失敗すれば親のせい。
でも失敗しても企業は儲かる。
子どもが元気を取り戻すには、時間がかかることもあります。
そして、必ずしも「すぐに学校に戻る」ことだけが正解ではないと私は思います。
親子で少しずつ前を向いて歩いていくこと、その土台になる信頼関係を大切にしたいですね。


コメント
2初めて足跡つけさせていただきますが、えー😱すっごいびっくり驚きなんというか、、、コメントすらできないくらいの驚きでコメントさせていただきます。
流石に詐欺レベルで酷すぎますね。こどもにとって不幸でしかないですね。
足跡ありがとうございます。本当にひどいですよね。家庭が壊れてしまいますよね。
このサービスだと親子や夫婦で対立したりして。