髪で大成功
19世紀後半から20世紀初頭にかけてその美しい髪で人々を魅了した7人姉妹がいた
その長さは7人合計11.2m
7姉妹と1人の弟で歌と演奏をサーカス団で披露
その高貴さを見ようと歌そっちのけで人々は集まり、一家の販売したヘアケア商品は飛ぶように売れ莫大な財を築いた
写真の男性は父親↓
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娘の髪を太く強くしようと、独自調合の激臭謎クリームを娘たちの髪に日々塗り付ける事を強いた
よって彼女らは学校で避けられ、丸太小屋の自宅に人が来ると太く長い三つ編みの少女たちは皆で茂みに隠れたという
1867年に母が亡くなりクリームから解放されたんだけど、当時アメリカには産業革命の波が
Jun 23, 2025 · 4:07 AM UTC
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来てて、米西戦争の英雄の祖父から農場を引き継いだ山っ気のある父フレッチャーはもう農場なんて辞めて、娘たちを使って一儲けしてやろうと決めたんだよね
それから歌と演奏の訓練が開始
娘たちは聖歌隊に参加したんだけど、その髪の美しさに目を奪われた人々がどんどん教会にやって来る事に
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行けると踏んだ父は7姉妹と一人の弟の家族楽団として巡業開始
その後弟抜きになりブロードウェイ上陸
これが大好評で1881年に当時まだ人口4万人程だったアトランタで行われた米南部初の万博の国際綿花博覧会にも出演し世界デビュー
ますます名声は高まった
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まだこの頃はテレビなんか無いし芸能界も今の形と全く違うので、名声を持ってたサーカス団が次々と家族にオファーを出し、地上最大のショーを謳うバーナム・アンド・ベイリー(リングリング)が獲得成功
一家の立ち位置はちょっと変わってて、上流階級から忌避されるサーカス一座と違い、中流家庭から
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女神と扱われて羨望、崇拝されるような存在だったみたいです
医療もまだまだの時代でこの健康的で美しい髪を保つ姉妹は魔法の力を持つようにも考えられた
7という数字も神秘性を感じられた
もっと行けると踏んだ父は娘の髪を利用してヘアケア商品を発売する事を思いつく
理屈に合ってるな
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それがこの彼女たちの名を銘打ったセブン・サザーランド・シスターズ育毛剤
主成分はマンサクとベイラム
あと微量の塩酸とマグネシウム
ベイラムってのは化粧水とかの香り付けに使うやつ
アルコール度数が58%もあるから禁酒法の時代にこれを飲んだぜーってブルースがある
piped.video/watch?v=BBhPuPMl…
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有害物質無しって言うJRダフという医学博士と説教者でもある父フレッチャーの推薦文がパッケージに書かれてる
今もこの手法あるけど、19世紀末の当時はもう純粋に信じられて、更に牧師様まで勧めてるんだからと売れに売れた
広告も良かった
女性の髪はその人の栄光の冠、とかあなたを美しくするのは
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帽子ではなくあなた自身の髪ですとかのフレーズは注目を集めた
約2万8千の販売代理店を組織し大都市には直売店も開業
7姉妹自身でコームや頭皮クレンザーなども開発し始め、女性はか弱く繊細な守備であるべきとされた時代に野心的なビジネスウーマンであることを知らしめた姉妹は憧れの存在になった
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守備じゃなく主婦ね😂
一瓶50セントから1ドル50セントで、これは1880年頃の平均的アメリカ人の日当から週給に値する
安くないんですよ
販売初年度は9万ドルを売り上げ、10年で300万ドル以上の収益を上げた
苦労してた七面鳥農家からかくして一家は大富豪になったんですね
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以降の姉妹たちの生き様は様々
もう大散財して超豪邸建てたり、自立してるしという事で独身を貫いたり奇矯さで知られるようになったり
ペットを王侯貴族の様に着飾らせ贅沢させるはしりでもあったかもしれない
それで話題にもなった
しかし時代と流行は変わる
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1910年代~20年代になるとフラッパーが流行し始める
若い女性に支持されたサブカルで、ジャズを好み社会の規範に背を向けボブヘアーを好んだ彼女達からしたら7姉妹の長い髪はいかにも古風という事になる
だが商品自体は残った姉妹の奮闘でまだしばらく売れ続けたそうだ
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しかし流行と栄光を取り戻せず、蓄財と資産運用を怠った姉妹たちは最後は貧窮したが、誇りは高く施しは受けなかった
1946年に最後のメンバーが92歳で亡くなっている
こうして麗しの7姉妹は歴史の彼方に忘れ去られて行った
時代が時代なので映像や楽曲が全く残っていないのが残念
collectorsweekly.com/article…
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