「できんやつは一生できん」…〝指示待ち新人〟を切り捨てる同僚に違和感 それでも教えるのは無駄?【漫画】
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どんな職場にも、思うように動けない新人や指示通りに動こうとしない部下はいるものです。漫画家・吉谷光平さんがX(旧Twitter)で公開した漫画『社内イベントでの「できない新人」への上司の本音』では、そんな思い通りにいかない部下への指導方法について直面する心情がリアルに描かれています。 【漫画】“できない新人”への上司の本音…全編を読む とある休日、主人公・麦田が勤める会社では、取引先の人たちを招待してバーベキュー大会を開催することになりました。麦田は現場のスタッフとして派遣され、ドリンクの補充や来客の対応、現場のチェックに忙しく動き回ります。 そんな麦田の目に飛び込んできたのは、何もせずにただ立っている「指示待ち状態」の新人・朝比奈の姿でした。限られた人手でなんとか業務を回し、顧客や上司に呼び止められながらも必死に働く麦田は、何もしない朝比奈を見て怒りを覚えます。しかし突然怒っても、なぜ怒られているか朝比奈は理解できないのではと考えた麦田は、怒りを抑えて優しく指示を出すのでした。 麦田の指示を聞いた朝比奈は、素直に従うわけではなく、「僕の担当は受付とこちらのBテーブル、そして調味料の補充・清掃ですが」と反論します。この朝比奈の態度に怒りかける麦田でしたが、必死に怒りを抑えて「とにかく追加ってことでお願いします!」と言って、朝比奈に動いてもらうことに成功するのでした。 朝比奈は何とか指示を守ってくれたけれど、麦田は心中が穏やかではありません。「一階命令されたことは一生守り続けるの!」と心の中で愚痴ります。この様子を見ていた同僚の久坊(くぼう)は、新人育成について「できんやつは一生できん」「できんやつは何べん言うてもできんのや」ときっぱり言います。 さらに久坊は「雑用もまともにできんやつに、小さな仕事小バカにしよるやつに、任せられる仕事なんて一つもないやろ」と麦田に追い打ちをかけます。久坊が言った新人を切り捨てるような言葉に対し、麦田は「だからこそできない子にはちゃんと教えてあげないと!!」「その子にとってはもちろん、会社にとっても損失じゃ…」と食い下がるのでした。 新人育成での悩みのひとつ「指示待ち状態になってしまう新人育成は無駄なのか?」に切り込んだ同作について、作者の吉谷光平さんに話を聞きました。
できない新人にどう向き合う?現場に立つ人たちのリアルな葛藤
ーこのテーマを選ばれたきっかけや背景をお聞かせいただけますでしょうか。 自分も含め、取材のなかで出会った中堅社員の方が皆さんこの悩みを感じていたので、漫画にしたいなと思った次第です。 ー 吉谷さんご自身は、麦田と久坊それぞれの意見に対して、どちら寄りの意見ですか? 正直なところ、僕は麦田と久坊の間を行ったり来たりしているような感覚です。でもだからこそ、麦田の答えを通じて読者にも考えてもらえたらと思っています。 ー この作品を通して伝えたかったメッセージなどがあればぜひ! 現場で働く皆さん、大変かと思いますが腐らず、頑張っていきましょう! (海川 まこと/漫画収集家)
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