【S28最終22位】SheerColdFinale
こんにちは!今回はS28に使用した構築を紹介します!
S28は最終日が物理的に参加不可能だったので、前日夜に2100に乗せて終わり、最終22位でした。S29では自身は使用せずに他の構築の探究を行っていましたが、個人の友人に渡したところ、いつの間にか最終1桁を取ってました。煮詰まったレギュG環境に型バレを無視して適応出来るくらいのパワーを持つ構築だったように思います。並びは↓です!
構築経緯
レギュGも7シーズン目でかなり煮詰まってきており、メタ外の禁止伝説と思われていたルナアーラ・ルギア・ホウオウ・カイオーガまでもが共通認識となったことから、じゃんけんを後出しで解消するという意味での構築作りが困難になっていると感じた。
そこで、パワーが高く、不利対面や不利展開の捲りを行える対面選出を作り上げ、機械的に対戦をこなしていくことが勝率を高めることに繋がると考えて、今までと全く違う方向性の構築を考えることにした。
まず、禁止伝説枠には、レギュGで殴り性能が最も高いコライドンを確定させた。対面選出をするためには、「崩し性能」をある程度単体で担保することが重要と考えて、ゴツゴツメットに触れないで崩せる、イカサマダイススケイルショット型で採用した。
このコライドンは耐久とが少し脆く、極端に高速でもないことから、全ての試合で初手に置くのは難しいと思ったので、コライドンとの相性も良いハバタクカミを第二の対面駒として採用することにした。挑発を採用して、相手の展開ポケモンの状態異常(主に、どくびし)を切れるようにした。
また、コライドンでテラスタルを切るのが基本となることから、他の2体はテラスタルに依存しない行動保障を求めていたので
エナジーハバタクカミ
コライドン
襷枠
の形を取ることにした。
襷枠には、この環境で最も強い襷枠だと考えており、苦手なウーラオスもカミ+コライが滅法強く出れることから相性が良いと思い、パオジアンを採用した。
さらに、電磁波挑発カミ 挑発コライドン 零度パオジアン の形で採用することで、コライドンに対して出てくる汎用クッションである
ヘイラッシャ HBママンボウ ラウドボーン
で簡単に止まらないことを意識した。
殴りに特化した選出は、殴りが強い禁止伝説である、コライドンとザシアンがとても厳しいので、この2体に対してコライドンやハバタクカミと合わせて強くなれる、ヘイラッシャを採用した。
次に、対面性能が高いチョッキ枠であり、ここまでで重い電気テラススカーフミライドンとゴーストテラススカーフ黒バドレックスに滅法強い、アカツキガチグマを採用した。
最後に、状態異常や絡め手の一貫をサイクル下で切ることが出来、壁+特殊積み構築に対して、身代わり+守るでTOD出来る、HDグライオンを採用。
個体紹介
コライドン @ いかさまダイス
テラスタイプ:炎
特性:緋緋色の鼓動
性格:意地っ張り
205(236)-200(212)-136(4)-94-125(36)-158(20)
ニトロチャージ フレアドライブ スケイルショット 挑発
A-スケイルショットがHBヘイラッシャ、ランドロスに最大のライン
HB-特化パオジアンの氷柱落とし13/16耐え
陽気コライドンの鉢巻インファイト9/16耐え
HD-臆病黒バドレックスの+1アストラルビット14/16耐え
S-最速ランドロス抜き
レギュG最強ポケモン。
イカサマダイス×スケイルショットは、ゴツメに触れずに火力を出せるため、一般的なコライドン対策の後出しを容易に破壊出来てしまうのがとても強かった。具体的に、ゴツメ持ちのママンボウやランドロス等に対して、スケショの回数次第ではまさかの1サイクル目で崩すことが出来、耐えられて対面操作技を打たれたとしてもS上昇しているため裏のポケモン上から殴れるという、かなり強い行動になる。
イカサマダイス×スケイルショットは破壊力があまりにも高く、同時に存在してはいけないと感じた。
一方で、炎半減に対してはスケイルショットを押さないといけないことが多いため、命中不安が弱みだと感じた。
技は、安定してSを上げるために、ニトロチャージ×スケイルショットを確定させてから、最強技フレアドライブと、欠伸ヘイラッシャにも気持ち良く対面選出をするために挑発を採用した。挑発を採用すると、ルギアやドーブルバトンなどの補助技をメインに戦う構築を咎められるのも良かった。
調整は、最速ASか意地耐久振りの2択と考えていたが、電磁波から展開することが多く(=最速要らないことが多い)、増加していたスカーフ黒バドレックスに安定させるために、Dに厚めな耐久振りとした。
ハバタクカミ @ ブーストエナジー
テラスタイプ:ノーマル
特性:古代活性
性格:図太い
162(252)-54-117(252)-155-155-156(4)
(攻撃個体値0)
ムーンフォース 祟り目 挑発 電磁波
HB-特化
陽気パオジアンの氷柱落とし+氷の礫瀕死率13.5%
最強パラドックス。
コライドン構築なのにエナジーなの??と思われるかもしれないが、今回はコライドンに蜻蛉帰りが無いので、対面操作から火力を押し付けることではなく、「初手に出し負けにくく、引いたとしても活性を複数回発動出来る」という強みに着目した。そのため、初手に気持ち良く選出するために、高速ポケモンに有効な電磁波と、低速ポケモンを咎める挑発を採用している。
この初手と詰めでの活性の複数回活用とノーマルテラスの組み合わせのおかげで黒バドレックス構築にかなり強くなっており、とても良い勝率を出すことが出来た。
このポケモンは、電磁波とムーンフォースで「普通に生きているだけで確率の押し付け」が出来、種族値とタイプで普通に動かすだけで強いため、様子のおかしい強さをしていると感じる。
パオジアン @ 気合の襷
テラスタイプ:ゴースト
特性:災いの剣
性格:陽気
155-172(252)-101(4)-99-85-205(252)
つらら落とし 聖なる剣 氷の礫 絶対零度
A-ぶっぱ
S-最速
強くてかっこいい最強のポケモン。
氷柱落とし×聖剣×先制技、まずこれを持つだけで有象無象と殴り合える強さがある。その上で、余った技スペースに一撃必殺の絶対零度を入れると、"怪物"が誕生。普段は氷柱落としの上振れつきのシンプルな殴りを押し付け、負けの未来が見えたときには絶対零度を選択することで、「負け試合を30%以上の勝ちに変える」という凄いことが出来る。これは、VS普通の構築に対してももちろんだが、「地割れ」の振れ幅で安定させるのが難しいVSヘイラッシャ入り受けループに特に有効だと考えている。
デメリットは単純で、技スペースを1つ使用することである。つまり、パオジアンを使って勝つためには、「技スペースを使って、無理な対戦を補う」または「技スペースを使って、無理な対戦を減らす」というどちらか考え方をする必要がある。この構築では剣舞との選択だと思っていたが、
①こちらの命中不安による勝率低下を補える(=相手のHPが多く残っているところを、ワンパンするのが強い)
②呼びやすいヘイラッシャゴツメママンボウ壁展開に打てる
③聖なる剣を自然に採用出来るおかげで、最強ポケモンパオジアンのミラーで本質的に強くなりやすい
ことから、零度にした。ヘイラッシャが軽くない時点で、一択だった。
先制技とテラスの選択は、コライドンが誘う地面+ハバタクカミに強い礫かつ、裏からのウーラオスとカイリューに強くなれるゴーストテラスとした。
アカツキガチグマ@ 突撃チョッキ
テラスタイプ:ノーマル
特性:心眼
性格:控えめ
201(100)-67-140-199(204)-111(204)-72
ブラッドムーン 大地の力 ハイパーボイス 真空波
HBD-ママンボウのクイックターン+臆病黒バドレックスの格闘テラバースト確定耐え(〜200)
HB-パオジアンの聖なる剣+不意打ち85.2%耐え
HD-黒バドレックスの+1格闘テラバースト13/16耐え
臆病ミライドンの眼鏡流星群確定耐え
C-テラスブラッドムーン+真空波で191-121黒バドレックス瀕死率88.2%
真空波でパオジアン62.5%
ただただ強さを極めた熊。
真空波とブラッドムーンが、コライ構築が呼びがちな襷ハバタクカミ、「剣舞パオジアン」「ゴツメママンボウ、ランドロス」に強く、対アストラルビット・イナズマドライブ枠としてのディンルーに明確に勝る点である。
今回は、パオジアンを採用するために襷が使えなかったので、行動保障を得ることを目的に、余っていたチョッキで採用した。いなないた格闘黒バドレックスにやテラスの無い多くの型のミライドンに勝てるというシンプルな強さに加えて、トリックルームガチグマのストッパー性能など局所的な強さもあり、構築の穴を上手く埋めれたと感じる。
グライオン @ 毒毒玉
テラスタイプ:ノーマル
特性:ポイズンヒール
性格:慎重
179(228)-115-149(28)-58-139(252)-115
地震 毒毒 身代わり 守る
HD-特化
臆病ハバタクカミの異常祟り目×2をポイヒ回復2回込み82.8%で耐える
The・コライスタン。
このポケモンを入れるだけで相手視点の見た目が「普通な感じのコライドン構築」になりやすく、レギュG7シーズン目にしてある程度匿名性が担保される強さがある(浮いてる+状態異常で相性良い)。
入れるだけで強いため、ここまでの課題であった、ザシアン軸のディンルー+襷ハバタクカミへの選出択と、壁黒バドレックスの解決のため、ノーマルテラスかつHD特化で採用。このおかげで、ザシアンと壁黒バドレックスには全勝出来たので良かった。
また、ノーマルテラスで採用することで、初手の宿り木身代わり白バドレックスとの「相手の身代わりにはテラス無しで毒を押したい」「相手の殴りにはテラスしたい」という難しい択を無くすことが出来た。これも、結果的に全て勝てた。
ヘイラッシャ @ 食べ残し
テラスタイプ:炎
特性:天然
性格:腕白
257(252)-105-176(196)-76-93(60)-55
(こうげき個体値0)
欠伸 守る 眠る 地割れ
調整は、S19、S28で最終1位のもの
概念で戦うポケモン。
まず、詰めで強い、欠伸×守るは欲しいと思ったので、優先的に採用した。次に、この構築では詰ませ性能を高めるのが周りのポケモンの対面性能を活かせると思い、眠るを採用。
あとは、1ウェポンをどうするかだったが、最も勝率を上げられると思い、地割れを採用した。
実際に使うまで相手を普通に削れる技が無いことの弱さもあると思っていたが、思ったより困る場面はほとんどなく、技4つ全てが強かった。
構築の要点
強いポケモンを使う事そのものが強い
環境が煮詰まったと仮定するならば、じゃんけん解消より、純粋なパワーの高さが大切になると考えたため。
確率引っ掛けの選択肢を持つ
環境が煮詰まったと仮定するならば、盤面の有利不利を無理矢理ひっくり返す要素が強いと考えたため。公開したじゃんけん解消方法は、共通認識になるため、本質的な力は失うことになる。
実際に、今回は、生きているだけで上振れる電磁波・氷柱落とし・フレアドライブ・大地の力と、展開を能動的に破壊するときに打てる零度・地割れと6つも採用しており、多くの試合で確率引っ掛けを行える構築にすることを意識した。
感想
SVでは煮詰まった環境がじゃんけんすぎて苦手と感じていた(レギュHの最後とか)ので、ゲーム性の理解度向上のため、S28,29では様々な構築を使用しました。
S28ではこの構築を、逆にS29では打って変わって「パワーは少し落ちるが、じゃんけんを"なんとか"解消出来る新しい型(炎テラスミライドン、バークアウトミライドン等、無効の無い技から試合を作る)を軸にした構築」を使用していました。しかし、絶対的な強さを落としたじゃんけん解消は、余程環境と噛み合わない限り再現性が取れないものだと感じました。
ただ安定感を高めているだけでは、「安定した立ち回りをして、負ける」のが難しいこのゲームですが、環境の変化に適応することの意味をより深く理解出来たような気がします。
SVの禁伝環境も共通認識が増えており、従来のように"新しい型や組み合わせで環境から抜けて勝つ"のは最近は難しくなったように思いますが、色々な組み合わせを使って模索していこうと思います!
ここまで閲覧ありがとうございました!
S28で600位とかからレート2100(5位)まで上げたエグめな限定配信のアーカイブあるので、公開するかも!


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