125ccバイクは高速道路に乗れないからツーリングには不向き? 6速MTネイキッドで日帰り250kmを走ってみた正直な感想【スズキ GSX-S125 / 下道ツーリングインプレ 前編】 - スズキのバイク!- 新車情報や最新ニュースをお届けします
125ccは維持費も安いし1台欲しいナァ……とは思っているんですが、やはり高速道路に乗れないのが不利に思えてしまう。そんな人、私以外にもいるのでは?
人にもよるのだろうが、私
の場合は二輪走行の距離を
4種に分けて捉えている。
4種類分けは時計やテニス
スコアのようで分かりやす
い。
これは30km/h制限がある
原付1種を除くすべての機
種でそうして自分の中で整
理している。
原付2種は高速道路と自動
車専用道(国道バイパス等)
こそ走れないが、制限速度
は排気量無制限二輪と全く
同じであり、法定速度は60
であるので、一般道では全
く同条件となる。排気量ク
ラスが125の原付2種と1700
クラスの大型二輪の排気量
による速度規制の違いは存
在しない。
私の場合、二輪走行距離は
一般道高速道を問わず、以
下に分けて概念化している。
1.走行距離200kmまで
⇒短距離のちょい乗り
2.走行距離200超300kmまで
⇒近距離
3.走行距離300超500km
⇒中距離
4.走行距離500km超
⇒長距離
以上はすべて1日での走行
距離としての自己概念だ。
これまでの1日最長走行距
離は高速道路利用で1200
km程だったか。都内から
大阪の桃山学院大に行って
から大阪市内も走って帰っ
て来た。2度目はさすがに
クタビレンコフなのでピン
大の寮に泊めてもらった。
20代の時の事なので、60
才を超えた今ではせいぜい
1日走っても800キロ超がい
いとこだろう。現実に昨年
夏には64才時点で1日802km
走った。
身体のどこかが痛くなるよ
うな事は皆無だが、とにか
く眠くなる。
昼間、富士山ふもとの道の
駅で人待ちしているとき、
地面に座ったまま眠ったが(笑
上記区分けのうち、3.の中
距離のあたりまでは実は長
い距離を乗った気はあまり
しない。300km台とか。
現居住地から日本海まで行
って帰れば大体300km台の
後半だ。
また、200km以内などは、
本当にちょい乗り感覚だ。
なぜならば、広島市内に広
島県東部の三原市から行っ
て帰れば大体200km近くに
達するからだ。
広島市内で寄り道したりす
ればすぐに200kmを超える。
地方に住むと首都圏都心部
での距離感とは距離感の中
味が異なって来る。
アメリカ大陸で500km先は
すぐそこ、みたいなのと同
じような感覚になる。
ところが実は不思議な現象
がある。
これは現実の実感として。
首都圏から地方に転住した
二輪乗りの人たちを除いて、
地方の地元生まれ育ちの地
方のジモチーたちは、なぜ
かしら二輪乗りでも遠距離
走行を極端に嫌う。これ、
実に不思議な現象なのだが、
かなり多い。というかほぼ
それ。
二輪で60km以上走るのは
長距離と口にする人がかな
りいる。
これはヤン車に乗ろうが
R1に乗ろうが、全く人的
別関係の人たちも一様に
同じ反応を示す。
広島県三原市から九州の
行橋平尾台に1日で行って
走って帰って来て750km
とか言うと、信じられな
いというような反応を誰
もがする。
たん壺裏ネットでも距離
を走る事実を嘘出鱈目の
ように決めつけてこいつ
は噓つきだとか誹謗中傷
したり嘲笑したりしてい
る愚にもつかない連中が
いるらしいが、地方の田
舎に固着土着の純ジモチ
ーなのかもしれない。
てかたぶんそれだろう。
私がなぜ4種類に区分けし
ているかというと、距離
を走る場合、だらだらと
ただ漫然と走っていては
危険なので、距離毎に自
己内部の認識を改めて、
準備態勢を取るためだ。
20代の頃のようにただ給
油してそのままドカンを
何度も繰り返すのではな
く、距離が延びればそれ
に合わせて休息休憩頻度
も多く取るようにしてい
る。過労運転にならない
ように。
高速道などで単純計算だ
と、時速80で10時間走れ
ば800kmだが、途中の休
憩時間と給油時間が必ず
ある。
100kmごとに7回の休憩を
30分ずつ取ったとしても
3時間半それで費やすので
単純計算でも13時間半が
経過する。まして下道走
行区間も含めると、24時
間不眠で走行したとして
も、物理的に走れる距離
は大体決まって来る。
それらを総合して勘案す
ると、やはり1日走行距離
の最大はいいとこ900数十
キロ以内、600マイルあた
りではなかろうか。
長距離を走る場合の注意点。
それは最大の敵は眠気だ。
眠気を感じたら、即SAや駐
車できるところに二輪を停
めて、仮眠を取ったほうが
よい。
1980年代前半、ある水曜日
の早朝、箱根を2台で走って
いた。
ブラインド左コーナーを抜
けた先で1台のバイクが転ん
だ瞬間で運転者と共に道に
寝そべっていた。
私と相方のO弁はそれを左
右にファン!パン!とかわ
したが、すぐに停止してレ
スキューした。
聞くと西日本からやって来
たが、道に迷い眠くなって
コーナー手前でぼんやりし
て気づいたら転んでいたと
いう。対向車線からこちら
側車線の真ん中まで来てい
たので、対向車来なくてよ
かったね、というやつだ。
バイクを起こしてやって、
道の端に寄せてあげて、本
人に大丈夫か?と訊くと、
なんだかぼんやりしている。
いくつか認識質問をしたら
頭部は打っていないような
ので「道脇のその草むらで
ごろんと寝て行ったほうが
いいよ」とアドバイスした。
幸い怪我もなく、バイクも
ひどく壊れてはいなかった
のでホントよかった。
ギューッと減速してコテン
と転んだようだ。
減速しながら下り右コーナ
ーで反対車線に入って行っ
たという事になる。
寝ぼけ運転はとても危険だ。
眠くなったら、安全な場所
に車両を停止して眠るに限
る。
O弁とはひと走り後の休息
の時に「あいつ、変な奴だ
ったね」と言い合った。
O弁曰く「だって、バイク
起こしてやったら、水筒出
してエンジン冷やさなきゃ」
とか言って水かけてたよ(笑」
と。
実際にホント。
「そんなことしたらエンジン
おかしくなっちゃうよ!」と
いってやめさせたけど。
走行中の雨水とかは仕方ない
けど、停止したバイクのエン
ジンに水ぶっかけるとかは
ありえねーわー。
二人で「あれも寝ぼけてたの
かね?」「それはねぇでしょ」
と言って笑いながらしゃがん
てタバコ吸ってからまた走り
出した。
暑くなりそうだったので、二
人とも革ツナギの上のトレー
ナーは脱いで腰に巻いて。