「ミ〜オ!おはよ!」
今日も元気な声が寝起きの私の耳に鳴り響く
「ん〜…おはよぉ…フブキィ…今日も元気だねぇ…」
「ふっふっふっ、この元気こそが白上唯一の特徴ですからねぇ!」
絶対違うと思うけど…
「そんなことないよ〜」
「いいえ!そんな事あるのです!」
ははは…こうなったら絶対に引き下がらないや
「ねぇ、フブキ?」
「ん?なにミオ?」
「今日の朝ごはん何がいい?」
「朝ごはんはねぇ…パンと目玉焼きがいい!」
今日は一段と元気がいいな…ふふっかわいい
「ん〜わかった、今作るねぇ〜」
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「できたよ〜」
「わ〜い!やったぁ!ミオのご飯だ!」ブンブン!
ふふふ、尻尾をめっちゃ振ってる、猫やんけ
「?!キツネじゃい!」
「急にどうしたの?」
「いや…どこかで猫って言われた気がして…」
なんでわかったの?
「まあ、とりあえず食べよ?」
「うん!いただきます!」
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「ふぅ、美味しかったぁ…」
「そりゃあよかった」
「ねぇミオ!遊び行こ!」
「遊び?いいけど、どこに?」
「ここ!」
さ〜てとどこかn…ここか
「…いいよ!行こっか!」
「やったぁ!いやぁ〜今度行こ〜と思ってたんですけどせっかくならミオと行きたいな〜ってね!」
「よし、おでかけするなら準備しないとね」
「準備してくる!」
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「ついたぁ!」
「こらこらwあんまはしゃぎすぎないでね?」
「わ、わかってますよ!白上だって大人なんでね!」
…多分言わなかったら暴れてたな、今度からも言おう
「じゃあ、どこ行く?」
「えっとねぇ…服屋!白上はミオの服を選ぶのだ!」
「ふふふ、ならウチはフブキのを選ぼっかなぁ」
そういえば大体一緒に服を買いに来て選び合いっこしてたな
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「ん〜…フブキにはこれかなぁ…あとこれとぉ…あ、これもいいなぁ…」
「あのぉ…ミオさん?」
「ん?なにフブキ?」
「そのカゴいっぱいの服はなんだね?」
「フブキの振って服」
「…もしかして白上これ全部着るんですか…?」
「いけるいけるw!全部似合うのしか選んでないから!」
ヤバい、つい選びすぎてしまった、いつもはこんな事無いのに
「わかりましたよ!着ますよ!着てやりますよ!」
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「結局、あの山から選ばれたのは二着でした…疲れた…」
「おつかれさま〜ウチも久々に服が買えてよかったよ」
ふぅ…まさか三着も買うとは…
「ねぇ〜ミオぉ〜お腹空いたぁ〜なんか食べよぉ〜」
「そうなの?ん〜…あ、じゃあそこにあるクレープでも食べる?」
「食べる!」
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「ん〜たまりませんなぁ」
「美味しいねぇ」
「ん!一口ずつ交換しよ!」
「いいよ〜」
「ミオの方も美味しいですなぁ」
「フブキの方もおいしいよ〜」
あぁ…この時間が永遠に続けばなぁ…
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「ふぅ〜美味しかったぁ!」
「ほんとだねぇ」
「ねぇ、ミオ!次どこ行く?」
…天真爛漫、この言葉ほんとうによく似合うなぁ…
「ねぇ…ミオ?」
「ん?なぁに?」
「そろそろさ…現実をみてよ…」
「現実?何いってんの、ここが現z」
「それならさ、なんでしらがみばいぎでるの?」
「へ?」
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ポクポクポクポク
「フブちゃぁん…」「いやだ…」「うそだ…うそだ…」
あぁ…そうだった、フブキはもう
死んでたんだった
チーン
あいかわらずキレイで真っ白な肌、そして肌よりももっと白く綺麗な髪、いつもと違うのは体冷たくなったとこかな?
まあ、変わらないよ、だってあなたは私の中にいるもの
たとえあなたが死んでも、ね