「セフィリアの使命Ⅱ」(6.裏切り-2)
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……あぁ……手が……ソコに……
隠そうとしても,体は期待に震えてしまう。
セフィリアは,自分の体と精神を自覚していた。
心の中では,決して望んでいるはずもなく,ましてや許すことなど絶対にできない。
しかし…散々に弄ばれ続けた体は,もう限界だった。
「あ,あっ…っああぁっ…!」
待ち遠しくも,ヴァルザーリの大きな手が,ショーツの内側へと潜り込んでくる。
気がおかしくなりそうなほど,欲情し疼いている女のソコへと。
ぐちゅっ…
淫らな水音とともに,2本の指がその中心で熱く溢れる泉をえぐってきたとき,全身に奔ったのは,
裸の神経を直接爪弾かれたかのような強烈な痺れ……悦びだった。
今までの,積もり積もった疼きや欲求を,根こそぎ快感へと変化させてしまうほどの心地よさ…
思わず,高く透き通った短い声を上げ,体をビクンと大きく跳ね上げる。
「ふふふっ…随分と敏感な反応ではないか。内側までこんなにドロドロに火照らせていたとは…よほど
我慢しておったようだな? どこが特にイイのか,ワシが念入りにじっくりと探ってやろうて。本当は,
早くココを触って欲しかったのだろう?」
「んんぅっ……そんなこと…ま,待っ…ソコっ…あっ,あ,ああぁ…っ!」
セフィリアの脳裏に,秘裂をえぐりつつ浅く侵入してくる指が,その周囲をゆっくりとなぞってくる
様子が浮かぶ。
しとどに濡れた内壁を,柔らかくなぞる指…
……あ,あ,あっ…ヴァルザーリの指が……体のナカを…触っているっ…ん,うぅっ!……
今まで懸命に耐えてきた何かが,あっさりと外れていくのが分かった。
かつての味方だった者に,『女』として扱われ,好きなように弄ばれる悔しさ,羞恥…
それが,消えてしまったわけはない。
それなのに……
媚薬を受けた上に,焦らされ過ぎた体は一気に燃え上がり,歓喜の声を上げる。
込み上げてくる,甘くゾクゾクとした快感に逆らえない。
秘められた処を探られ,女としての敏感な反応を見せてしまうにつれ……ヴァルザーリに,自分の全
てを知られていくような気さえしてしまうというのに。
焦がれた快感を求める腰は,膣内で蠢く太い指に合わせて,悩ましくくねり動いてしまう。
……あ,あぁ…っ……す,凄いっ…体が,こんなに感じてしまうなんて…っ………
憎い男であるはずなのに,恋人の指であるかのような甘美さ……気持ちよくて堪らなかった。
もっと,もっとと腰が前後に動く。
数時間に渡る前戯で,性感を刺激され続けてきた以上,予想はしていたが……直接,ソコを触られる
快感は,段違いだった。
……もう…駄目………我慢し過ぎたせいで…止まらない……
セフィリアは,女のソコを弄ぶ太い指に,抗うこともできずに腰をうねらせた。
より強い快感を求めて。
いったん動き始めると……もう止められない。
淫らな欲求に耐え続けた体は,大きな反動となって,ブレーキを破壊してしまっていた。
「くくくっ,自分から腰を動かしおって。どうだ,ソフィ? ワシに,女のココを直接触られるのは,
どんな感じだ?」
「あ,あっ………凄く……気持ち…っ……いいです…っ…あ,ああんっ……んんっ!」
脳まで痺れるような快楽に,意識が沈みそうだった。
……頑張らなければ……せめて…こんな肉欲だけの快楽に…っ……流されてはいけないっ……
そう懸命に思っていても,もはや,そんな自分の思いにただ縋り付くだけでしかない。
淫らな欲求に囚われたイヤらしい腰は,勝手に動いてしまう。
渾身の精神力で唇から喘ぐ声を抑え,ヴァルザーリの問いに答える言葉を紡ぎ出してみても,長く保
たせることすら難しかった。
「ぁっ,あぁっ,んっ…は,あっ…あんっ…」
理性が飛び,会話もままならない…そんなことを示してしまわんばかりの,男を誘う甘い声が唇から
零れ続ける。
それに対して,ヴァルザーリは憎々しいほどに余裕だった。
ショーツに潜り込んだ手は,性急さや激しさなど微塵も感じさせることもなく,セフィリアの反応を
じわじわと探ることを楽しんでいるかのように,膣内を淫らに蠢き…
やはり,セフィリアの反応を楽しむように,首筋や耳の中に欲望に満ちた舌を這わせてくる。
「綺麗な顔して,ソフィのココはイヤらしいな? くくく…指を少し動かしてやっただけで,ビクビク
として……そんなに感じるか? そぉら……いきなり指を奥まで入れるのではなく…入り口の周りから
順に…こうやって,少しずつ広げるように内側を擦り上げられると……気持ちいいだろう?」
「ん,んうぅぅ…っ……!」
セフィリアは,顎を反らせて声を上げた。
膣内を探る指先が,周囲をぐるり,ぐるりと掻き回してくる。
その度に,閉じていた入り口が,太い指に上下左右にと,柔らかく押し広げられた。
指を入れられていくと言うより,膣壁という秘肉の内側が,浅いところから順に指に擦り上げられて
いく感覚…
……く,くぅっ……こ,この指遣い……凄く…感じる処が刺激されて…っ………
敏感な秘肉が,隅々まで隈なく探られていく。
今までの焦れる疼きの元凶となる中心部分に,指を深々と突き立てられ,えぐられ掻き回される堪ら
ないほどの心地よさが,セフィリアの胸を支配する。
「ココがいいか? ん? ココも気持ちいいのか?」
「んっ,んんぅっ!………い,いい…です……っんんっ!」
「では,こういうのはどうだ?」
「あぁぁっ……ソコは…っ……く…っぁ,あ,あぁあ…っ!」
膣内の太い指が,クリトリスの裏側になる辺りを撫でながら,小刻みな振動を送ってきた。
女の欲情を,ジンジンと更に煽るような快感……思わず,答える声も堪えきれずに上擦ってしまう。
「そら…ココを指でされるのもイイじゃろう? どんな風にイイのか言ってみろ」
「く,うぅ……指を震わされると…っ…んっ…凄く…ソコが痺れて……頭の中も痺れてっ…」
「こうか? コレか? コレがいいのか?」
「あぁ…んっ!……はい…そうです…っ……んんんっ!」
セフィリアは,ついに上体までも左右によじりながら,身悶えする声を絞り出した。
本心ではない…
これは,言わされているだけ…
ヴァルザーリに応えるために,そういうふりをしているだけ…
セフィリアは,懸命にそう考える。
「そうか,そうか。でも,もっと奥の方も触って欲しいじゃろ?」
「んんっ……さ…触って…ください……奥まで……あぁ…っ…んっ…ああぁっ!」
しかし,ヴァルザーリの屈辱的な言葉に答える度に,なぜか体は期待に燃え上がってくる。
セフィリアが『求めた』その通りに指を動かされると,昂ぶった性感は,思いもしないほどの敏感さ
でヴァルザーリの責めに反応を返してしまう。
……あぁ駄目……き…気持ち…いぃっ……
ついに,誰にも聞かせることのない声を,セフィリアは胸の中で上げた。
認めないわけにはいかなかった。
本当は,頭の中では分かっていること。
ヴァルザーリに言わされているという体をとってながら,口にするのは本心だった。
求めている言葉を口にすることへの,心臓の高鳴りと快感…
……口にしているこれは……確かに…私の『本心』には違いありません……
それでも……とセフィリアは思う。
……だからといって…私は…屈服したわけでも,負けたわけでもありません……私自身の使命を,忘れ
ない限り…負けません……どんな淫らな調教を受けても……どれほどの悦楽に堕とされても……使命を
忘れることはありません……
頭の中で,何度も繰り返す。
だから……
ヴァルザーリが,自分を凌辱して悦楽に堕とそうとしている以上,これは好機なのだ。
恐らく,ヴァルザーリは,クロノスとしての自分が何のためにここにいるのかを察している。
性奴隷としての立場に甘んじていながら,ヴァルザーリを相手にしたところで抗いを見せてしまった
のは,いかにも今までの誇りを捨てきれない女のようで失態だったと思ったが,もしかしたら僥倖なこ
とだったのかもしれない。
今まで,自分はヴァルザーリに,決して負けない姿を見せ続けていた。
言わば,常勝の誇りある「時の番人」No1であったはずだ。
それが,性奴隷としての立場を受け容れたはずなのに,いまだ完全に割り切ることができず,自分を
曲げることもできずに抗おうとする……そんな姿を見れば,時の番人であったときから何も変わらない,
『セフィリアらしさ』に『分かりやすい女だ』と感じるのではないだろうか。
そして…そこまで怒りと嫌悪感を露わにした女が,もし悦楽に理性をも失って夢中になる姿を見せる
ようになったら。
ヴァルザーリとて,愚鈍ではない以上,演技なのではないかと疑いの目で見てくるだろう。
しかし,そのヴァルザーリの想定する『プライドを捨てきれない女,セフィリアの演技』の上をいく
ものを見せ続けることができれば…
……私が…淫らな行為で堕ちる女を演出すること…ヴァルザーリが,私を身も心も堕としたと…信じて
疑わないくらいに……私が…求め…乱れてみせることができれば……
しかし,演じようとすれば見抜かれる。
自分をも騙すつもりで,『本心で』このドロドロとした悦楽の世界で乱れなければならない。
……私は…大丈夫……もとより,そのつもりです……
セフィリアは紅潮した貌で,甘く喘ぎながら自分に言い聞かせる。
キルムベートでの3週間,毎夜の調教に理性を狂わされることはあっても,ついに自分はこうして耐
えきることができたのだから。
……『本心』を見せて……『堕ちる女』になる……
そのために,自分の使命感は,今は底の方に沈めておけばよい。
……快楽を進んで求め…『本心』から乱れた姿をみせる……それ以外に道は…ありません……
セフィリアは,拘束された両手を握り締める。
だが…
それ以外に道はない,仕方のないことと思いながら……胸には悲壮感よりも,悦びと興奮の昂ぶりが
大きくなっていることにセフィリアは気付かない。
女としての体の声に…
正直に…
使命のためと,心と体の鎖を解き放つ悦び……セフィリアは,喘ぐ声に更に甘く艶やかな色を増して,
股間を弄ぶヴァルザーリの指戯に,腰をビクビクと反応させた。
……大丈夫です……もっと…もっと淫らに責められても……私は負けません……
淫らな責めを受けるほど,悦楽を求める欲情は満足するどころか,より深みを増していく。
セフィリアの腰は,侵入する指を歓迎し,奥へ奥へと迎え入れるように動き続けた。
「くくくっ,そんなにイイか,ココが? ココは堪らんじゃろう? ん? このままココを触って欲し
いか? それとも,別の処も一緒に触って欲しいか? ここなど,どうだ?」
「っあああぁっ!」
その瞬間,腰から脳内にまで,ビリビリと奔った電流。
セフィリアは,大きく目を見開いた。
今まで,キルムベートの市長からも散々,味わわされた処……最も敏感な珠,クリトリスに指がヌル
ヌルと這う。
延々とした執拗にも過ぎる責めに,高められるだけ高められた昂ぶりは,今までに感じたことのない
強烈な性感となってセフィリアを襲った。
「はっ,あ,ああっ…!…んっ,んんうっ…!…も,もう……っ……」
「おぅおぅ,随分とイヤらしい貌をしているぞ? ソフィも,そんなにコレが好きか?」
膣壁を掻き混ぜられながら,クリトリスがヌルヌルと転がされる同時責め。
脳内にビリビリと白いモノが閃き,セフィリアは奥歯を食い縛りながら声を漏らす。
止めることなど,思いもよらない。
もうすぐ…
もうすぐ…
心秘かに願っていた,大きな絶頂の波がやって来る。
その予感に,セフィリアは声にならない声を,何度も開け閉めする唇から吐き出した。
「ふふふ…イクのか? では,イカせてやるから,イクときはちゃんと『イク』と言うんだぞ」
ヴァルザーリの言葉に,セフィリアは意識することもなく何度も懸命に頷く。
それ以外の余裕はない。
「もうっ…駄目です…っ……っあ,はあっ……んっ…イ…イクっ……あああぁぁぁーーっ!」
硬直した体をビクンビクンと痙攣させ,セフィリアは絶頂に達した。
「はぁ…はぁ……あ,ぁん…っ……ふ…あ…はぁ…っ」
天井が見える。
気が付くと,セフィリアは両手の拘束を解かれ,ベッドに横たえられた状態で服を脱がされていくと
ころだった。
近衛服は既に身に着けておらず,裸体となった上半身では丸い乳房が露わになっている。
そして…
自分を上から見下ろしているヴァルザーリが,最後に腰に残ったショーツに手をかけていた。
「っ…」
瞬間的に,その手を押さえ……セフィリアは後悔した。
これは,『羞恥』の反応だ。
快楽に夢中になった姿を見せるのは,まだいい。
しかし,戦闘集団である『時の番人』,そのリーダーたる自分が,そのような『女』の反応をしてし
まうことは,単純に自分自身で恥だと感じてしまう。
……未だに…恥ずかしいと思う感情を,表に出してしまうなんて……未熟です………
セフィリアは,唇を噛んだ。
果たして…ヴァルザーリは,ニヤニヤとした笑みで,僅かに手の力を緩めてセフィリアを見つめる。
「どうした? さしものソフィも,ココを男に見られるのは恥ずかしいか? それとも…少し抵抗する
ことで,ワシを興奮させようというねらいかな?」
「く……っ…」
やはり,ヴァルザーリには心理まで読まれている。
しかし,それでも……たとえ見透かされているとしても,女としての心理を肯定してしまうことは,
とても認められない。
セフィリアは喘いだ。
ショーツを押さえた手から,次第に力を抜いていく。
「いえ……恥ずかしいなど,そのようなことは……」
「ほぅ…では,抵抗しようと?」
「いえ…つい……少し驚いて……ですから,どうぞ…私の…ココを…っ……好きなように…」
「そうか,そうか。くくくっ…では,この蕩けきったココを,ワシが舐めてもよいのだな?」
「…っ……」
「ん,聞こえんな? 舐めてよいのか? 舐めて欲しいのか? 嫌なのか?」
「………ど……どうか………舐めて…ください」
言葉にする羞恥を堪え,セフィリアは声を絞り出す。
しかし,ヴァルザーリは容赦しない。
「それで,どうして欲しい?」
「それは…………」
「ソフィを気持ちよくしてやるのだぞ? そのワシに応えるのだろう? 舌でどうされたら気持ちいい
のか,教えてくれてもいいのではないかな?」
目が据わったヴァルザーリが,自分を見つめていた。
女を屈服させ,支配し,徹底的に弄ぶこと以外は考えていない目。
どこまで,自分を嬲れば気が済むのだろう。
……ヴァルザーリ……私を…こんなにも辱めたいのですか……
セフィリアは,体の両横でシーツを固く握り締めた。
キルムベートの市長にさえ,ここまでの恥辱を味わわされたことはない。
しかし…
この先,自分を待ち受けているだろうものが,セフィリアには容易に想像される。
今後,この派遣先で自分に与えられる淫猥な責めは,ますます過激さを増すだろう。
言われるがままに,命令されるがままに受け容れ,肯定しなければならない行為。恥辱。
……けれど…私の堕落を信じ込ませるには…それらに耐えるだけでは……恐らく不十分…でしょう……
受け容れ,肯定してみせるのでもまだ足りない。
むしろ,自ら進んでその行為を求め,官能的な悦びを感じること…
……私に必要なことは……悦楽に抵抗せず,求めてみせるだけではなく……
それには,ヴァルザーリを敵ではなく『主人』だと感じるようにすることが必要だと思える。
……『言うことを聞く』のではなく……根本的に考えを変えて……私が,そうしたい相手だと…誘惑し
たいとさえ…そう思えば……私はきっと……
セフィリアの思考は,少しずつ歪みを深めていく。
快楽を求め,流される体を肯定し…
羞恥を抑え…
恋人でもない相手を,自ら進んで求める思考をスムーズにしていく。
……ヴァルザーリを,誘惑したい相手と思う……仕方ありません……
ヴァルザーリに応えるだけではなく,自分から悦ばせようとすること…
任務達成に必要なことを考えているつもりで……セフィリアは,闇に染まり性奴隷としての道を着実
に進んでいることに考えが及ばない。
「それは……中に…舌を入れて…」
セフィリアは,今までの調教で覚えた快楽を思い描く。
どこを,どう責められると,どのように感じるのか,教え込まれた日々。
あれも屈辱には違いなかったが……少なくとも,今この瞬間,ヴァルザーリを悦ばせるのには役に立っ
ているような気がした。
「舌を入れるのじゃな,いいぞ? それから?」
ヴァルザーリが,ニヤリと目を光らせた。
「私の……その中を……舌で掻き混ぜられると……気持ちいいです…」
「ほぅ。ソフィはそうされるのが好きなのか? しかし,クリトリスはいいのか?」
「いえ……ソコも…ク…クリトリスも…舐めて…いただけると……とても気持ち…いいです…」
「いいだろう……では,ワシの舌の味を,たっぷりと味わえ」
「はい……ありがとうございます……」
従順な態度の答えに満足げな笑みを浮かべ,ヴァルザーリは再びセフィリアの腰に残った光沢のある
漆黒のショーツに手をかける。
……仕方…ありません……
「脱がすぞ」
「はい……お願いします」
声と共に,するするとショーツが抜き去られ…
両膝を掴んだ手に,両脚が左右に大きくM字を描いて押し開かれていく。
セフィリアは,ついに全裸だった。
「ふふふ…丸見えだな,ソフィ……いい格好だ」
強引に女を自由にすることを楽しむ声……聞くに堪えない,イヤらしい言葉が降ってくる。
見ていられず,セフィリアは目を瞑った。
しかし,目を瞑っても……ソコに熱く突き刺さってくる,興奮に昂ぶったヴァルザーリの視線を感じ
てしまう。
……これで……よいのです……このまま…ソコを,舐められて……
イカされ,一度犯されてしまえば,この胸に巣くっている嫌悪感も消えてしまうことだろう。
自らヴァルザーリを,進んで求めることだってできるだろう。
……ここに来た私のねらいが読まれている以上,その上をいく必要がある……だから………
何か得体の知れないモノが,胸の奥で熱くざわめいた。
呼吸が荒く乱れ,落ち着かない。
……あぁ見ないで…ください……
決して口に出せない『女』としての言葉が,喉まで迫る。
媚薬を受けて肉欲に狂わされてもなお,未だ消すことのできない『女』としての羞恥が込み上げた。
自分のソコは,今どのようにヴァルザーリの目に見られているのだろうか…
恐らく,奥から溢れてくるモノで濡れ光り,欲情しているとしか言いようがない姿を晒していること
だろう…
……この感情も……今だけ……今だけです………
セフィリアは,頭の中がカアッと熱くなるのを感じ,横を向いて顔を逸らす。
「コレが…ソフィの……ふふふっ……美味そうに出来上がっているな…可愛がってやるぞ…」
秘裂に近付いてくる,温かな吐息が忌まわしい。
シーツを,ギュッと握り締める。
……い,嫌……
それが,本心ではないことは,セフィリア自身が一番分かっていることだった。
「くっ…っあああっ!」
股間に埋められた,ヴァルザーリの顔。
唇と軟らかな舌の感触が,秘裂を犯してくるのを感じたとき,セフィリアは一瞬にして理性が蕩けて
いくことを悟った。
……っあぁっ!……この感触…っ…感じすぎて……っくくぅぅ!……
火照った膣壁が,突き入ってきた舌先にグルグルと舐め回される。
指とはまた違うヌメヌメと軟らかな物体は,ただ膣内を這うだけで,それ自体が淫らな生き物である
かのような快感を与えてくるようだった。
……駄目……舌が…っ……中でうねってっ……んんっ!……
そして,先ほどまでの責めとは,打って変わっての激しい舌責め…
電流を流されるかのような強い快感の痺れに,じっとしていられず,体がビクンビクンと跳ね上がる。
「ふふふっ,そう動くな。こんなに濡れて…直接舐められるのはイイだろう?」
ヴァルザーリは愉しそうに笑い,掴んだ左右の膝をガッチリと押さえたまま,両脚の間に貪りついた。
クリトリスが,舌先にレロレロと転がされ…
何回も,突き続けられ…
吸い付かれ……
あっという間に,次の絶頂の高みへと追い詰められていく。
……だ…駄目…っ……こ,声がっ……こんな簡単に…イクなんてっ……
思わず,ヴァルザーリの頭を両手で抑えようとするも,儚い抗いでしかなかった。
せめて,声を抑えようと口元を押さえてもどうにもならない。
「あっ,あぁっ! ヴァ,ヴァルザーリっ……駄目…そんな風にっ…されると…っ…っああ!」
「そんな風にされると…どうなるというのかな? さっきイッたばかりなのに,またすぐにイキたくな
るか? いいではないか。女の体が満足するまで,イカせてやろうて」
「そ,そんな…っ…駄目…激しすぎて……っああぁっ!」
セフィリアは,流麗な眉根を寄せ,体をよじって喘ぎ悶えた。
頭の中を痺れさせる電気は,途切れることもなく続き,セフィリアの思考を奪っていく。
気持ちいい……心からの声で,そう叫んでいた。
頭の中が,白くなっていく。
「っああぁぁっ……ま,またっ…イク……イキますっ……ぁあ,あ…あああぁぁぁーーっ!」
セフィリアは耐えきれず,顎を上に向け,背を弓なりに反らしてガクガクと絶頂に達した。
数度の連続した絶頂を経て,朦朧とするセフィリアの目の前にヴァルザーリが立つ。
「さて,そろそろ…ワシのモノにしてやろう。どうだ,もうコイツが欲しいのではないか?」
服を脱ぎ捨たヴァルザーリの下半身では,ヒクヒクと脈打ち,硬く反り返った怒張がセフィリアに向
けられていた。
「あ……ぁ……」
血管を浮き立たせるほど,凶悪な力を漲らせた男根……セフィリアは,身を震わせた。
恐怖ではない。
毒蛇の頭を思わせる,先端の太さ…
子宮口まで悠々と届くどころか,ぐりぐりと押し潰しそうなほどの長さ…
おぞましい物体が,獲物としての自分を見つめ,舌舐めずりをしていることに声が出ない。
そこに漲る邪悪な力は,何よりも雄弁に,自分を犯そうとするヴァルザーリの意思を示している。
……挿れられたい……
そう,思ってしまった。
アレで犯されたら,どんなにか気持ちよいだろう。
最奥まで,貫かれたい…
何度も何度も,突き続けられたい…
そして,おかしくなるほどイカされたい…
……これから,私はどれだけ……感じさせられてしまうのでしょうか……
寒気を感じ,再びぶるっと身震いする。
それは,今までの調教によって,快感を覚えさせられた体の『期待』だった。
身も心も,縛っていた鎖を解き始めたセフィリアは,自分に対して屈服させる意思を剥き出しにした
男根から目を離すことができない。
「さて…挿れてやるぞ。楽しもうではないか」
「ぁっ…」
足首をぐっと引き寄せられ,密着した下半身で男根の先端が,濡れた秘肉に押し当てられる。
頭の中に,カッとした興奮の熱が上がるのをセフィリアは感じた。
……く,来るっ……
全身を緊張させ,覚悟をするのと同時だった。
「んっ,あ,あっ……ああ,あっ,っああぁぁっ!」
服を全て脱がされた裸体に覆い被さり,少しずつ侵入を果たしてくる男根。
ぞぞぞっとする寒気にも似た,耐え難いほどの快感が込み上げた。
秘裂を大きく広げ,体内に埋め込まれてくる男根の強烈な存在感。
ただそれだけで,絶頂に近い何かが押し寄せてくる。
「あ,ああぁ…っ!」
セフィリアは,ヴァルザーリの肩にしがみ付いた。
……あぁ…あぁ…っ……奥まで入ってくる…っ……このまま…もう…イ,イキ…そうっ……
体の芯が沸騰する。
恐らく,数度も打ち込まれるだけで,子宮はひとたまりもないだろう。
最奥まで届く怒張に,ぐりぐり擦り上げられれば,すぐにイカされてしまうのは確実だった。
そして,きっと,容赦のない激しいセックスに,そのままイキ続けてしまうのに違いない……セフィ
リアは,考える。
……あぁ……来る……来るっ……
急速に迫ってくる絶頂の予感に,セフィリアはしがみ付く手に力を込め,全身を強張らせた。
しかし…
「…っ?」
再び,またしてもヴァルザーリの責めはそこでストップする。
根元まで埋め込まれた怒張の存在は,膣内にはっきりと感じられるのに,密着したヴァルザーリの腰
はそこで満足したかのように動きを止めていた。
……そんな……ここまできて……
セフィリアは,愕然とした。
思考を転換させ,悦楽を求める体を解き放ったところでの,この仕打ち…
予想外だった。
ここまできて,更に焦らし責めを受けるとは思ってもみないことだった。
「くくくっ…奥まで入ったな。分かるか? 今,ソフィはワシのモノになった。気持ちいいか?」
「く…くっ……気持ち…いいです…っ……ん,んっ…ぁあ…んっ…」
セフィリアは,わなわなと身を震わせる。
膣壁いっぱいに埋め込まれた,男根の快感…
であるにも拘わらず,一向に動き始めない男根へのジリジリとした焦燥に,体は悲鳴を上げ始める。
「あ…ぁ…うぅ…っ……ん…は……あ…っ」
炎を上げた全身から,汗が噴き出した。
寸止めを強要された体に,小刻みな痙攣が起きる。
早く…
どうか,早く…
動き始めた歯車は戻れないのと同様に,絶頂の直前で梯子を外された恰好の体は少しの余裕もなく,
ただじっとしていることさえ苦しくて堪らない。
「ヴァルザーリ……どうか……どうか,もう…っ……っあ…あぁっ…んっ」
それでも,ヴァルザーリは好色な薄笑いを浮かべるだけで,腰を動かそうとはしない。
セフィリアは,組み敷かれたヴァルザーリの下で,秘肉を貫かれたまま,身をよじりくねらせ,苦悶
の表情を隠すこともできずに歯を食いしばった。
「ふふふっ…ソフィの裸体……美しいものじゃな」
ヴァルザーリは,満足そうに目を細めた。
目の前には,ついに全裸にした,セフィリアの白く美しい体がある。
細い首筋と,柔らかく浮き出た鎖骨。
引き締まったウエストラインには,ヘソが1つのポイントとなって,舐め回してやりたいとする劣情
を誘う。
細身でありながら,果実のように丸く膨らんだ乳房が強調される体つきは,この上ない女性美に満ち
ていた。
そして……自分の体の左右で宙に浮く,広げられた細く長い脚。
その中心は,今や自分の男根によってその根元まで犯され,気が済むまで男根を快楽で包み込むこと
しか赦されていない。
「あ,あぁ……う…うぅ…っ…はぁ…あぁ…んっ」
根元まで埋め込まれた男根の僅かな動きに,セフィリアが眉根を寄せて悩ましげな声を漏らす。
……何とも,男を誘うイヤらしい声だな。それに,この表情…堪らんわい……
念願のセフィリアをようやく手に入れ,今日はその1日目だ…
ヴァルザーリは,セフィリアの美しくも歪む貌を見つめる。
その貌は,見つめれば見つめるほど,セフィリアに埋め込んだ怒張には,凶悪な力が硬く漲ってくる
ようだった。
恐らく,そのしっとりとした美貌の内側では,一向に動かない男根に焦れ,荒れ狂う肉欲が渦巻いて
いることだろう。
涼しげだった瞳を潤ませ,上気した顔で内側から込み上げる肉欲に,必死で耐えている様子は,見て
いるだけで興奮を煽る。
……ふふふっ,あのセフィリアもこうなるか…憎いはずのワシのコイツで,イヤらしく犯されていると
いうのに,胸の内ではそれを望んでしまっているなど,最高ではないか……
ヴァルザーリは,仰向けになってもなお形を崩さない,果実のような乳房に手を伸ばした。
「んっ……ぁ」
張りと柔らかさが,絶妙に同調した乳房だった。
逃げどころを失った,体を巡る快感の寒気は耐え難いのだろう。
その頂点では,桜色の乳首どころか小さな乳輪まで硬く張り詰め,ぷっくりと突き出すように膨らん
でいる。
「ふふふっ,隠しても分かっておるぞ。この可愛い乳首…早くどうにかして欲しくて,堪らなくなって
いるのじゃな? 何とも美味そうに,ワシを誘惑しおって……」
目の前の,昂ぶった性感を集中させた乳首…
背中から乳房を包み,硬くなった乳首を撫でてやったときの震える反応からも,どれだけ敏感で弱い
のかも分かっていた。
ここでセフィリアを,まず1つ屈服させてやる…
先ほどまでの,『言わせる』ようなものではなく,自らの言葉で求めさせるのだ…
こういう自分に自信のある強い女には,それが一番効く。
そして…ワシに犯されることを望み,自分から腰を振り続ける,振り続けたいと思う女にしてやる…
……今日だけではなく,明日も明後日もな……女の体の悦楽というヤツを,味わってみるがよい……
一度,狂いそうなほどの悦楽を刻み込まれた体は,容易にはその味を忘れられなくなる。
セフィリアにしてみれば,嫌な相手に犯されるのだろうが,そんな相手に犯されて快感を感じ,求め
てしまった事実は……回数を重ねていくほど,セフィリアの誇り高い精神から,何かを崩していくこと
になるだろう。
そうなったとき……セフィリアは,完全に屈服し,ワシのモノとなる。
ヴァルザーリは,ほくそ笑んだ。
……さて,敏感な乳首を責められながら,ココはワシのモノを挿れられたままで放っておかれるのは,
どうかな?……誇り高いセフィリアが,果たしてどうなるのか見ものだわい……
淫猥な笑いを浮かべ,ヴァルザーリは,舌舐めずりをしながら乳首に吸い付いた。
「あっ…んっ…っあ…ああぁ…っ」
乳房が揉まれ,乳首にはキスの雨が降らされる。
唇に含まれて吸い付かれ…
舌先に転がされ…
もう片方の乳首も同時に刺激され,先端に乗せられた指がくるくると円を描く度に,セフィリアは首
を左右に振って身悶える。
快感には違いなかった。
しかし……深々と埋め込まれた怒張が,ヒクヒクと脈打つ以外に何の動きも見せないとすれば,話は
全く別だった。
最奥まで届いた男根の先端に,押し込まれる子宮は,燃え上がる欲情を訴えてくる。
舌が乳首を苛める度に,膣内ではヴァルザーリの怒張を,キュゥッと締め付けてしまう。
すると,自分を犯す男根の存在をより強く感じてしまった子宮は,更に強い欲情に激しい炎を上げる。
解消されないドロドロとした欲情が,延々と,際限もなく膨らんでいくだけの狂おしさ。
……こんな…ことされるとっ……とても,鎮められないっ……っああ…んんっ!……
どうにもならなかった。
ジリジリと灼ける膣内からは,シーツを濡らすまでに熱い蜜液がとめどなく溢れ続ける。
「くくくっ,この可愛らしい乳首が,そんなに感じるか? ずいぶんとイヤらしい乳首じゃな? 小さ
いくせに,こんなに硬くなりおって…もっと舐められたいか?」
「あ,あぁ…っ…っあ…」
全身をわなわなと震わせ,セフィリアは喘いだ。
頭の中は,もうぐちゃぐちゃだった。
思考が乱れる。
……駄目…駄目……頭がもう…イ,イヤらしいコトしか…考えられないっ……
先端が太くなった,あのガチガチに強張った男のモノ…
早く,あの凶悪な怒張で突き上げられたい…
激しく,一番深い処まで貫かれたい…
どうすれば…
どうすれば,イカせてもらえるのか…
「ああぁっ…も,もう……許してください……」
あまりの辛さに,セフィリアは瞳に涙を浮かべて喘いだ。
ヴァルザーリの肩にしがみ付く手が,わなわなと震える。
「ヴァ…ヴァルザーリ…っ……もう…これ以上は…駄目です……お願いです…」
ついに,セフィリアの口から求める声が零れた。
「ヴァルザーリ……ヴァルザーリの…を…動かしてください……お願いです……っ」
哀願と言うべきほどに余裕もなく,セフィリアは必死さの迫る表情で訴える。
しかし,ヴァルザーリは,桜色の乳首を舌先でクチュクチュと転がしながら,にべもない。
「動かすと言ってもな……その程度の,誘い文句では駄目じゃな」
「……どうすれば……」
「くくくっ,そうじゃな……例えばだ。ようやく手に入れた念願の女が,恥も忍んで,ワシが欲情する
ようなイヤらしい言葉で誘ってきたら……最高に滾るだろうな? ソフィ…お前は,時の番人を束ねる
セフィリアをイメージさせて売り出したかったのだろう? 何せ,容姿が似ているどころか,ソフィ=
マーカスなどと名前も似せるくらいだ。ふふふっ,奇遇じゃな。ワシの敬愛する方もセフィリアでな。
敬愛しすぎて,いつかこの手でメチャメチャに犯して,その体を味わってやると決めていたものよ……
ふふふっ…のぅ,ソフィ? ベッドの上では,セフィリアになるのもよいのではないか?」
「……っ」
ヴァルザーリの,衝撃の言葉だった。
……そのような淫らな目で…私を……見ていたのですか……
時の番人でいた頃は,意識したこともないことだった。
あらためて,男というものの欲深さに辟易する。
金だけではなく…
名誉だけでもなく…
権力を振りかざし,人を自由にする,気に入った女がいれば自分のモノにしようとする…
……本当に……男というモノは……
だが,自分も使命を帯びて相手を倒すために,その『男』の部分を利用し,望まれる自分の『女』を
使おうとしている……とても,嫌悪できる立場にはない。
……私も同じ…ですか……
セフィリアは,既に自分の足が,相手と同じ所に立っていることを自覚するしかなかった。
今や,清廉な立場でも,清らかな体でもない以上,このまま前に進むしかない。
……ヴァルザーリの望みに……乗るまで…です……
ヴァルザーリの,言わんとすることは分かる。
セフィリア本人が,表向きはあくまでソフィを演じたままで,セフィリアとして抱かれる…
実のところ,そのこと自体に驚きはない。
ヴァルザーリが恐らくそうくるだろうことは,キルムベートの市長からも予測されていたことだった。
曰く…
『受けるも,受けないもお好きなように』だった。
それは要するに,どちらに転んでも大勢に影響はないということなのだろう。
自分が,ソフィとしてではなく,セフィリアとしてセックスの相手をさせられることには,少なからず
抵抗感はあった。
しかし…
……もともと…正体はばれているのです……大したことでは…ないはず……それよりも……
それよりも,この狂いそうな疼き……
これを,どうにかしなければという焦燥感に駆られる。
そうでなければ,自分が自分でなくなりそうだった。
「どうだな,ソフィ? セフィリアのつもりでワシを誘うだけで,これからコイツでたっぷりと可愛がっ
てやるぞ。別に,悪い話でもあるまい?」
「っく……ん,っうぅんっ…」
首筋に顔を埋めてきたヴァルザーリに,セフィリアは堪えられない声を漏らした。
「返事はどうした? 考えるほどのことでもないと思うが?」
首筋を舐める舌に,寒気が起こる。
乳首の先端に乗せられた指が,くりくりと動く。
ただそれだけで,耐え難い快感と疼きが体中を駆け巡り,秘部に咥え込んだ怒張を求めて,キュウッ
と締め付けた。
……拒否する理由は…特に……ありません………
余裕もなく,セフィリアは結論づけた。
それが,どのようなことを生むのかをよく理解することもなく。
それよりも,早く…
早く,ソコを犯して欲しい…
灼ける秘部を犯され,ジリジリと疼くまま,乳首が舐め転がされるだけの辛さ。
上半身をくねらせるセフィリアは,声を上擦らせて懇願するようにヴァルザーリを見つめた。
「それは…本物のセフィリア殿には申し訳ありませんが……光栄です」
もはや頭の中には,自分を犯す,太く反り返った怒張の姿しか浮かんでこない。
心には,一刻の余裕もなかった。
「では,セフィリアとして,ワシが欲情するように誘ってみろ。上手くできたら,この後は好きなだけ
お楽しみタイムといこうじゃないか。期待させてもらうぞ」
セフィリアは,歯を食いしばってヴァルザーリを見上げる。
「…これ以上,焦らされると,体が切なくて…おかしくなりそうなのです……ですから,どうか…私,
セフィリアを…ヴァルザーリの逞しいモノで…っ…ん……たくさん抱いてください…私をヴァルザーリ
のものにしてください……どうか…」
「ふふふっ…今日のところは,それでいいだろう。では,これからベッドの上では,お前はワシのセフィ
リアだ。いいな?」
「はい……んんっ…あ…んむっ……」
返事と共に,唇が奪われる。
次いで,体が太い杭に貫かれるような,灼熱の…圧倒的な快感がセフィリアを襲った。
ズシッとした重い衝撃が,腰に打ち付けられた。
「ああぁぁぅっ!」
背を駆け上がった強烈な快感に,脳内が痺れる。
セフィリアは,唇を奪われ舐め回されながら背を大きく弓なりに反らし,高い嬌声を部屋に響かせた。
一気に,絶頂が迫ってくる。
「き…っ…気持ちいいですっ…ヴァルザーリっ」
一度口にしてしまうと,抵抗感は消え去っていた。
「私の…膣内(ナカ)を……ヴァルザーリのモノで……グチャグチャにしてください…っ」
潤んだ瞳の懇願に,ヴァルザーリの欲望が滾った。
ヴァルザーリの硬く反り返った怒張が,深々と泉の中心を貫く。
「くくくっ,これがセフィリアの体か…よほど耐え続けたようだな。凄い濡れようではないか。ワシの
コイツが,お前のナカで蕩けてしまいそうだぞ。どれ,奥の方まで掻き回してやろう……どうだ…それっ
…気持ちいいか?」
「ああぁっ!……きっ…気持ちいいっ……そこっ…あぁっ,ソコをっ…もっと…もっと突き続けてくだ
さいっ……んんあぁぁっ! 凄い……あぁ…もう…駄目っ……んううぅぅーっ!」
太い男根を根元まで打ち込まれ,セフィリアはあっという間に絶頂に達した。
気がおかしくなるまで焦らされ続けた心と体は,ようやく訪れた男根による悦楽の奔流に,為す術も
なく押し流されていく。
「くくくっ,ワシのモノでイッたな。可愛いぞ,セフィリア。もっと愛し合おうではないか」
「はあ……はあっ…ん…っ…くぅ…ぁ…はぁっ……んむう…っ」
絶頂の余韻に浸る間もなく,唇の中に侵入して来た舌は,セフィリアにとっては最後の一押しだった。
……ヴァルザーリに……ヴァルザーリなどに…唇を…奪われているのに…っ………
グチャグチャとしたイヤらしい水音が,脳内に熱く響いた。
自分の舌が,イヤらしく絡みつかれ,強く吸い上げられ……何も考えられなくなる。
それとともに,男根を包み込んだ秘肉に,再びウズウズとした熱い火照りを感じてしまう。
イッたばかりというのに,更に淫らな気分が込み上げてくるのが,どうしようもなかった。
「はぁ…はぁ…あぁ…っん……ヴァルザーリ………どうか…もっと…シテください……」
欲望が抑えられない。
それも,憎いはずの男に,メチャメチャにされたい…
1回や2回では,鎮まりそうにない欲情の炎に灼かれ,セフィリアは潤んだ目でヴァルザーリを見上
げる。
「くくくっ,いいだろう。今度は,後ろから犯ってやろう。セフィリア,ワシに尻を向けて『私を犯し
てください』とでも言ってみろ」
ヴァルザーリの言葉にも,屈辱は感じなかった。
……自分から…そんな恰好を……なんて,淫らな……
むしろ,妖しくもゾクゾクとする官能が胸に込み上げる。
セフィリアは顔を紅潮させながら,体位を入れ替えて自ら尻を高く掲げた。
「あぁ……ヴァルザーリ……後ろから,私を…たくさん犯して…イカせてください……」
引き締まった弾力のある尻を,汗で濡れ光らせ,セフィリアはどうにもならない欲情に囚われた貌を
ヴァルザーリに向ける。
体を支える細腕…
下を向いたお椀型の乳房…
そして…尻の狭間で,熱い蜜を滴らせている薄桃色の秘肉。
ヴァルザーリの舐めるような視線に,セフィリアは長い睫毛を微かに震わせ,期待とも羞恥とも取れ
る目で見つめ返す。
「ああ,セフィリア…満足するまで犯してやるからな。覚悟しろ。お前は,ワシのものだ…」
ヴァルザーリもまた,最高潮に達していた。
魅惑的な美しい尻を掴んだヴァルザーリは,ヒクヒクと逸る男根の先端を,秘裂の中心に宛がい……
力強く,突き上げた。
「ああっ…!…あっん…!…あっ,ああっ!…もっと…もっと…シテくださいっ……んんうぅぅっ!」
掴まれた尻が後ろへと引き寄せられる度,太い杭のような反り返った男根が,1回1回に体重を乗せ
た力強さで打ち付けられる。
怒張の根元まで,深々と蕩けた膣奥を貫かれ……そして,強引に犯される快感。
弱く,弱く,強く…強弱のリズムを付け,ズシッ,ズシッと体の芯まで響く律動。
……凄い……これが…私を求める……ヴァルザーリのセックス……
ゾクゾクとした震えが背筋を巡り,全身から指の先まで甘い痺れが満ちていくようだった。
数回の絶頂を経てもなお,男の淫戯を体に受ければ,求められるがままに官能が揺さぶられてしまう。
……あぁ…これが…私の……女としての体…なのですか……
膣奥からは,男根に絡みつくヌルヌルとした熱い蜜が溢れ,太腿を滴り流れていく。
何もかもが,どうでもよくなってしまうほど,気持ちよかった。
「ああっ……とても…いいですっ……このままイ…イカせてくださいっ……んんうぅぅっ!」
セフィリアは,美しい形をした乳房を前後に揺らしながら,背後から力強く打ち込まれる男根の責め
をせがむように,ヴァルザーリの腰に自らの尻を擦りつける。
頭の中が,熱く痺れる快感に満たされ,涙が頬に流れ落ちた。
息も絶え絶えに,熱い息を吐き…
狂おしく,上半身をくねらせ…
喉の奥からの嗚咽を漏らして,身悶える。
「そうか,イキたいか? では,そろそろワシもイカせてもらうぞ。1回目のな。」
ヴァルザーリの腰遣いが,激しさを増した。
それを感じるセフィリアもまた,再びやって来た大きな波に押し上げられていく。
「あっ,ああっ! んんうっ! 私も…も,もう駄目です…っ…イ…イク…っ……っあああぁぁーっ!」
頭の中に霞がかかり,気が遠くなっていく。
ぶるぶると震え,硬直した背中が反り返る。
その長く尾を引く声は,男の腰にも興奮の昂ぶりをもたらすものだった。
「いい声で啼くじゃないか。褒美だ,お前の中で出してやるぞ,そらっ!」
セフィリアの絶頂に震える背中と尻を見つめ,ヴァルザーリもまた,一際強く打ち込んだ膣奥に熱い
飛沫を浴びせる。
……あ…あぁ……膣内に……出されている……
膣内で,ドクドクとした脈を打つ男根…
ベッドに崩れ落ちたセフィリアは,その両手でシーツを強く握り締めた。
続く
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