今回は、シングルグレーンウイスキーのスピアヘッドを飲みます。
スピアヘッドは、スコットランドのハイランド地方にあるロッホローモンド蒸溜所で作られるシングルグレーンウイスキーです。
すでにロッホローモンドブランドでシングルグレーンウイスキーをリリースしていて、どちらも大麦麦芽を100%使用していることに変わりはないですが、大きな違いとしては使用している蒸留器が挙げられます。
ロッホローモンドでは比較的香りが残りやすい連続式蒸溜気を使っているのに対して、スピアヘッドではカフェ式蒸溜器を採用しています。
つまり、ニッカウヰスキーの宮城経蒸溜所で作られるカフェモルトと同じ製法といえます。
樽熟成においては最後の6か月に、従来よりある樽の内側を直火で焦がした新樽と、赤外線を使って焦がした新樽の2種類を用意してそれぞれ熟成させる手法を採っているようです。
赤外線を使って焦がす製法はロッホローモンドだけだということです。
液色は少し薄めの琥珀色です。
味わいは、アルコールからの辛みは比較的強く、後は酸味、苦みと続きます。
味わいは、苦みとスパイシーさが全体を支配します。
味わいは、苦みが先行した後、軽く酸味が追いかけてきます。甘さはほとんどありません。
割って飲む分には申し分ないですが、ストレートは飲みにくさが気になるところです。
ビターなウイスキーが飲みたいというのであればうってつけかもしれませんが、万人受けするとは言えません。
比較的甘めの味わいのあるシングルモルトと掛け合わせて、なんちゃってブレンデッドにして飲むという方法もアリかと思います。
700mL、アルコール度数43度、価格は3500円ほどです。
ロッホローモンドによるカフェモルトウイスキー
すでにロッホローモンドブランドでシングルグレーンウイスキーをリリースしていて、どちらも大麦麦芽を100%使用していることに変わりはないですが、大きな違いとしては使用している蒸留器が挙げられます。
ロッホローモンドでは比較的香りが残りやすい連続式蒸溜気を使っているのに対して、スピアヘッドではカフェ式蒸溜器を採用しています。
つまり、ニッカウヰスキーの宮城経蒸溜所で作られるカフェモルトと同じ製法といえます。
樽熟成においては最後の6か月に、従来よりある樽の内側を直火で焦がした新樽と、赤外線を使って焦がした新樽の2種類を用意してそれぞれ熟成させる手法を採っているようです。
赤外線を使って焦がす製法はロッホローモンドだけだということです。
テイスティング
グラスからの香り、液色
グラスからはラムレーズンの香りが強く感じ取れます。液色は少し薄めの琥珀色です。
ストレート
ラムレーズンの香りが先に訪れ、接着剤、リンゴ、メロンの香りが続きます。味わいは、アルコールからの辛みは比較的強く、後は酸味、苦みと続きます。
ロック
ラムレーズンの香りのあとにりんごの香りが加わり、メロン、接着剤と続きます。味わいは、苦みとスパイシーさが全体を支配します。
ハイボール
レーズンとりんごの香りが広がります。その後、メロン、サクランボの香りが続きます。味わいは、苦みが先行した後、軽く酸味が追いかけてきます。甘さはほとんどありません。
全体的にビターな印象
ニッカのカフェモルトに比べると苦み、酸味が強く、香りにおいてもレーズンの香りが強めになっています。割って飲む分には申し分ないですが、ストレートは飲みにくさが気になるところです。
ビターなウイスキーが飲みたいというのであればうってつけかもしれませんが、万人受けするとは言えません。
比較的甘めの味わいのあるシングルモルトと掛け合わせて、なんちゃってブレンデッドにして飲むという方法もアリかと思います。
700mL、アルコール度数43度、価格は3500円ほどです。
<個人的評価>
- 香り C: ラムレーズン、リンゴ、接着剤、メロンの香りが主体。
- 味わい C: 苦みが強い。ストレートではアルコールの辛みが強め。
- 総評 C: 割って飲むにはいいが、それ以上の感動はない。
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RERAのウイスキーブログ
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ロスジェネ世代のおっさんが、世界各地のウイスキーを飲み、独断で評価していきます。
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