22日に投票が行われた東京都議会議員選挙は、小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会が第1党となることが確実な情勢となりました。東京都議会議員選挙の開票は順調に進んでいて、開票が進む選挙区の状況などから自民党が政治とカネの問題で公認せず、無所属となった候補などを含めても、都民ファーストの会が第1党となることが確実な情勢となりました。自民党は第1党を維持できませんでした。
また、国民民主党と参政党が初めての議席を獲得しました。
一方、公明党は9回連続の全員当選とはならないことが確実になりました。
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【出口調査 結果】都議選 候補者の選挙区ごとの情勢は
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==最新の議席情勢は==
都民 第1党確実に 自民は第1党を維持できず
小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会が第1党となることが確実な情勢となりました。開票が進む選挙区の状況などから自民党が政治とカネの問題で公認せず、無所属となった候補などを含めても、都民ファーストの会が第1党となることが確実な情勢となりました。自民党は第1党を維持できませんでした。
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自民 過去最低の議席数 確実に
自民党は、前々回8年前の23を下回って、過去最低の議席数となることが確実になりました。
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「知事与党」過半数が確実に
小池知事の政策を後押しするいわゆる「知事与党」である、都民ファーストの会、自民党、それに公明党は、3党あわせた獲得議席が議員定数の過半数の64議席を超えることが確実になりました。
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自民 東京都連 3人を追加公認
東京都議会議員選挙で自民党東京都連は、無所属で立候補して当選を果たした目黒区選挙区の青木英太氏と江戸川区選挙区の宇田川聡史氏、それに島部選挙区の三宅正彦氏の3人を追加公認したと発表しました。
このうち、宇田川氏と三宅氏は、都議会の会派「都議会自民党」の幹事長経験者で、会派の政治資金パーティーの収入の一部が政治資金収支報告書に記載されていなかった問題を受けて、今回の選挙では自民党都連から公認されませんでした。自民党都連は、三宅氏と宇田川氏について、地元の党支部の意向なども踏まえ、追加公認を判断しました。
一方、青木氏は都議会自民党の政治資金問題とは関係なく無所属で立候補していましたが、自民党都連は青木氏についても追加公認としました。
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公明 9回連続の全員当選とはならないことが確実に
公明党は、大田区選挙区で候補者2人を擁立しましたが、いずれも落選が確実になりました。公明党は平成5年の都議会議員選挙以降、8回連続で候補者全員が当選してきましたが、9回連続の全員当選とはならないことが確実になりました。
参政 2議席目を獲得
参政党は、大田区選挙区で擁立した候補者が当選し、世田谷区選挙区の議席とあわせて東京都議会で2議席目を獲得しました。
【詳しくはこちら】大田区選挙区 開票状況
参政 都議会で初議席獲得 世田谷区選挙区で当選
参政党は、世田谷区選挙区で擁立した候補者が当選し、東京都議会で初めての議席を獲得しました。
【詳しくはこちら】世田谷区選挙区 開票状況
国民 都議会で初議席獲得 江東区選挙区で当選
国民民主党は、江東区選挙区で擁立した候補者の当選が確実となり、東京都議会で初めての議席を獲得することになりました。
【詳しくはこちら】江東区選挙区 開票状況
自民 前回の33議席に届かないこと確実な情勢
自民党は、政治とカネの問題で公認せず、無所属となった候補などを含めても前回4年前の33議席に届かないことが確実な情勢となりました。
==【速報中】各党の動き・当選 当確者の声==
23:40ごろ
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維新 岩谷幹事長「大変厳しい結果」
日本維新の会の岩谷幹事長は、午後11時40分ごろ、NHKの開票速報番組で「現状、大変厳しい結果だと率直に受け止めている。結果は正面から受け止めて改善すべきは改善し、次に生かしていきたい」と述べました。
また、参議院選挙で訴えていく政策について「まずは物価高対策だ。同時に現役世代の手取りを最も削っている社会保険料を改革によって引き下げることを有権者に訴えていきたい」と述べました。
23:30すぎ
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都民 森村代表「責任感と第1会派の重み 感じている」
都民ファーストの会が第1党となることが確実な情勢となったことを受けて、都民ファーストの会の森村隆行代表は、22日午後11時半すぎに記者団の取材に応じ「今は落としてしまった選挙区についての悔しさや反省の思いが強く、まったく高揚感はありませんが、責任感と第1会派の重みは感じています」と感想を述べました。
その上で今後について「第1会派ということであれば、都議会運営に責任を持ち、リーダーシップを発揮する立場になるので、一緒に協力をしていただける会派の方々と、しっかり手を携えて、都議会の運営を前に進めていきたいと思います」と話していました。
23:30すぎ
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公明 西田幹事長「物価高対策など 一定の評価をもらえた」
公明党の西田幹事長は、午後11時半すぎ、NHKの開票速報番組で「都議会公明党として進めてきた都民の生活に寄り添う物価高対策などに一定の評価をしてもらえた」と述べました。
その上で、参議院選挙に向けて「当面の物価高対策として、減税と給付、現役世代の所得の増加、それに社会保障の充実という3つを大きな柱として訴えていきたい」と述べました。
23:00ごろ
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国民 榛葉幹事長「必ず滑り込んでくれると信じている」
国民民主党の榛葉幹事長は午後11時ごろNHKの開票速報番組で「複数人区の選挙区でも大激戦、接戦をしているので、これから票が開くにつれて必ず滑り込んでくれると信じている」と述べました。
一方、世論調査で党の支持率が下落傾向にあることについて「真摯(しんし)に受け止めなければならないが、一喜一憂していたら選挙はできない。支持率にとらわれずにしっかりと自力で勝ち上がれる政党にならなければならない」と述べました。
22:30すぎ
都民 森村代表「小池都政への評価が私たちへの評価」
都民ファーストの会の森村隆行代表は、午後10時半すぎに記者団の取材に応じ「小池都政への評価が私たちへの評価につながっていると思いますし、私たちの実績が期待につながっているのではないかと思います。選挙戦を通じてアピールしてきたことが、都民の皆さんにしっかり伝わったということだと思うので、しっかりと期待に応えていきたい」と述べました。
22:30ごろ
立民 大串代表代行「参院選に結びつけていきたい」
立憲民主党の大串代表代行は、午後10時半ごろ党本部で記者団に対し「開票作業が進んでいる段階なので、しっかり見届けていきたい。物価高の問題に対する都民の関心は非常に強いことを選挙戦を通じても感じたし、自民党政治に対する不信感も相当強かった」と述べました。
その上で「参議院選挙では自民党としっかり対じし、物価高対策を具体的に訴えていくことが非常に大切だ。都議会議員選挙と参議院選挙をほぼ一体のものとして捉えて選挙準備を行ってきたので何とか結果を出した上で、参議院選挙に結びつけていきたい」と述べました。
- NEW
◇当選:共産 里吉氏(世田谷区)「支持されていると実感」
共産党の現職で、世田谷区選挙区の里吉ゆみ氏は「政策で訴えてきた消費税の減税や中小企業の賃上げ、それに100万世帯に月1万円の家賃補助など、一つ一つが皆さんに伝わって支持されているなと実感しました。今の東京都は、プロジェクションマッピングなど、おかしいところにお金がいっていて、光を当てなければいけないところに当たっていないと思うので、本当に困っている人のところにちゃんと光が当たる都政にしていきたいと思います」と述べました。
◇当選:立民 西崎氏(目黒区)「都民の生活に寄り添う都政を」
立憲民主党の現職で目黒区選挙区の西崎翔氏は「みんなとともに作り上げた選挙というのは、私の財産になったと思っています。これから選挙で訴えた都民の生活に寄り添う都政、そしてまた熟議の都議会、これを作り上げていく」と述べました。
◇当選:参政 望月氏(世田谷区)「都議会議員の議席は通過点」
参政党の新人で世田谷区選挙区の望月正謹氏は「参政党ができてから参院選、統一地方選、衆院選、今回の都議選と、みんなでバトンをつなぎ初めてのこの世田谷での議席なので、本当に私1人の力では無理でした。都議会議員の議席をとったことは通過点だ。来月の参議院選挙に私たち、当選した都議が応援にはいって、しっかりと戦っていくので、引き続きご協力よろしくお願いします」と述べました。
◇当選:無所属 宇田川氏(江戸川区)「すばらしい結果」
政治資金パーティーの不記載の問題を受けて自民党の公認を得られなかった、無所属で現職の江戸川区選挙区の宇田川聡史氏は「選挙の前から大変厳しい戦いだという評価があった中で、皆さんが危機感を1つにして、後援会や各種団体なども決して緩むことなく戦うことができたおかげで、当選というすばらしい結果をいただくことができた。真の意味で安全で心の底から安心できる江戸川区、東京をつくるためにこれからも精一杯力を尽くして参ります」と述べました。
◇当選:無所属 三戸氏(江東区)「無所属だからできる改革ある」
無所属の現職で江東区選挙区の三戸安弥氏は「この江東区から今、日本の政治のあり方が変わり始めたと感じています。いろいろな候補者が国政政党の政治家の応援を受けている中で、私は1人もそういった応援がなかったが、これだけの負託をいただけた。区民の皆様が見ているのは、本当に仕事をしてくれる政治家なんだなと感じています。無所属だからこそできる改革があるというところを、これからの4年間、しっかりとお示したいと思います」と述べました。
◇当確:公明 竹平氏(江戸川区)「物価高支援など全力で」
当選確実となった公明党の現職で江戸川区選挙区の竹平智春氏は「長引く物価高への支援、少子高齢化が進む中で子育てや教育負担の軽減を行っていくこと、福祉、介護の充実を図り、さらには災害対策に全力で取り組んでいきたいと思います」と述べました。
22:00ごろ
参政 神谷代表「ネット上で党の認知を高めることができた」
参政党の神谷代表は午後10時ごろ、党本部で記者会見を開き、初めて議席を獲得する見通しとなっていることについて「まだ知名度がない政党なので、とにかく上げていこうと活動を重ねてきた。批判もあったが賛否両論が巻き起こって、インターネット上で党の認知を高めることができた」と述べました。
21:30ごろ
再生 石丸代表「目標は都議選の候補者擁立 かなえられた」
再生の道の石丸代表は、午後9時半ごろに記者団の取材に応じ「目標は都議選の候補者を擁立することだったので自分や党としての目標はかなえられている。都民の意識が可視化されるのが選挙なので、結果については『そうなんだ』というだけだ。選挙運動では、42人の候補者たちはそれぞれの戦力で活動しこれまでにない動きだったと感じた。物価高対策が必要だとマスコミが報道で誘導している中で、われわれは『都議会の健全化』という難しいことを都民に伝えることになった。地方議会、地方政治のあるべき姿が国民に理解されていないことが課題だと考えている」と述べました。
◇当確:立民 関口氏(杉並区)「みなさまに支えていただいた」
当選確実となった立憲民主党の現職で杉並区選挙区の関口健太郎氏は「今回の選挙戦は政治と金の問題で条例の検討委員会があり、ずっと議会にはりついていて、自分の選挙のなかで一番準備がてきていなかった。そうした中で、みなさまに支えていただいて本当にありがとうございました。みなさまの思いを背負って頑張っていきたいと思います」と述べました。
自民幹部「政治資金問題の影響もあったのではないか」
自民党幹部は22日夜、NHKの取材に対し、前回の獲得議席に届くか微妙な情勢となっていることについて「政治資金問題の影響もあったのではないか。物価高対策はほかの政党も訴えていたので、あまり有権者に響かなかった可能性もある。参議院選挙はとにかく頑張るしかない」と述べました。
20:40ごろ
国民 礒崎都連会長「都政でも『対決より解決』のスタンス」
国民民主党東京都連の会長を務める礒崎哲史参議院議員は、午後8時40分ごろ、NHKの開票速報番組で、初めて議席を獲得する見通しであることについて「党として『対決より解決』のスタンスで各党と等距離でさまざまな社会の問題を解決していくことを重視しているが、国政だけでなく都政でも同じようなスタンスで臨もうと考えている」と述べました。
一方、世論調査で党の支持率が下落傾向にあることについて「真摯(しんし)に受け止めなければいけない。原点に立ち返って、私たちの理念や政策について理解をいただく活動を進めていきたい」と述べました。
20:40ごろ
立民 手塚都連幹事長「都議選で勢いつけ参院選へ」
立憲民主党東京都連の幹事長を務める手塚仁雄・衆議院議員は午後8時40分ごろ、NHKの開票速報番組で「公認した20人全員の当選を願っている。すべての開票作業が終わるまで、ヒリヒリした気分で見守りたい」と述べました。
また、参議院選挙への影響について問われたのに対し「前哨戦という言い方をされるが、それ以上の意味合いを大きく持った都議会議員選挙であり、ここで勢いをつけて参議院選挙で全国にその勢いを届けていきたい」と述べました。
20:30すぎ
公明 岡本都本部代表「全員が当選できると確信し見守る」
公明党東京都本部の代表を務める岡本政務調査会長は、午後8時半すぎ、NHKの開票速報番組で「それぞれの選挙区で候補者がこれまでの実績や、今後どのようなことをしていきたいのか具体的に有権者に訴え抜いてきた。全員が当選できると確信して見守っている」と述べました。
また、今回の選挙の結果が参議院選挙に及ぼす影響について「まだ開票が始まったばかりなので関係性を言うことはできない。党としては、児童手当や高校の授業料の無償化など、東京都議会で政策を実現し、それを全国に展開してきた。そういう意味で、都議会議員選挙で負託をいただき、政策を全国展開することを参議院選挙の中でもしっかり訴えていく」と述べました。
20:30すぎ
共産 小池書記局長「消費税5%へ減税 廃止という訴えが響いた」
共産党の小池書記局長は午後8時半すぎ、NHKの開票速報番組で「消費税率を5%へ緊急減税し、そして廃止するという訴えが響いた選挙だ。これから開票を見守りたいが、都議会の野党第一党として学校給食の無償化など成果をたくさんあげてきた値打ちを、さらに発揮していきたい」と述べました。
20:30ごろ
自民 井上都連会長「非常に厳しい結果」
自民党東京都連の会長を務める、井上・元万博担当大臣は午後8時半ごろ、NHKの開票速報番組で、前回の獲得議席に届くか微妙な情勢となっていることについて「非常に厳しい結果だと受け止めている。われわれの訴えがなかなか届かなかったということで残念に思う」と述べました。
また、今回の選挙の結果が、参議院選挙に及ぼす影響について「基本的には、都議会議員選挙とは言え、地方選挙だ。直接、影響というものはないと思っている」と述べました。
一方、都議会の自民党会派の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて今回の選挙で公認せず、無所属で立候補した候補が当選した場合、追加公認するかどうかについて「まずは開票が始まったばかりなので状況を見ながら考えていきたい」と述べました。
◇当確:自民 小松氏(世田谷区)「しっかりと都政にまい進」
当選確実となった自民党の現職で世田谷区選挙区の小松大祐氏は「多くの区民のみなさまのご期待にこたえられるよう4年間、しっかりと都政にまい進していきたい。私の職責は都議会自民党の幹事長でもありまして、メディアの様子をみると大変厳しい情勢だと聞いています。まずは結果をしっかりと見極めて、あらためて都議会自民党が東京都政の先頭にたって、どうやって都政発展に貢献できるのか。そのことについて私自身、見つめ直したいと思います」と述べました。
◇当確:ネット 岩永氏(北多摩2)「市民参加の街作りを」
当選確実となった東京・生活者ネットワークの現職で、北多摩第2選挙区の岩永康代氏は「当たり前の暮らしを、地域の中で市民が営んでいけるよう、市民主体の施策に、東京がまずしっかりと目を向けてやっていくことを私たちは訴えてきました。市民の皆さんと手をつないで市民参加の街作りを東京都から進めていきたい」と述べました。
◇当確:都民 荒木氏(中野区)「暮らしや家計 しっかり守る」
当選確実となった都民ファーストの会の現職で、中野区選挙区の荒木千陽氏は「私たち都民ファーストの会が掲げてきた子育ても介護も、そして都民の皆さんの暮らしや家計をしっかりと守るということで、頑張ってまいります」と述べました。
◇当確:都民 茜ヶ久保氏(杉並区)「身が引き締まる思い」
当選確実となった都民ファーストの会の現職で杉並区選挙区の茜ヶ久保嘉代子氏は、「3期目ということで、より解像度高く次の政策をやっていける。票というのは託していただいたということなので、ずしっと重い責任を負っていると実感し、身が引き締まる思いだ」などと述べました。
20:20ごろ
立民 大串代表代行「結果を見守りたい」
立憲民主党の大串代表代行は、午後8時20分ごろ党本部に入りました。その際、NHKの取材に対し「結果を見守りたい」と述べました。
20:00前
自民 木原選挙対策委員長らが党本部に入る
自民党の木原選挙対策委員長と自民党東京都連の会長を務める井上・元万博担当大臣は午後8時前にそれぞれ党本部に入りました。
各党の獲得議席予測は
NHKは、投票日の22日、都内490余りの投票所で投票を終えた有権者およそ7万1600人を対象に出口調査を行い、57.5%にあたる4万1200人余りから回答を得ました。
出口調査や情勢分析の結果
▽自民党は15議席から29議席を獲得する見通しです。
▽小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会は、25議席から35議席を獲得する見通しで、都民ファーストの会が第1党をうかがう勢いです。
▽公明党は、15議席から22議席を獲得する見通しです。
▽共産党は10議席から19議席を獲得する見通しです。
▽立憲民主党も10議席から19議席を獲得する見通しです。
▽日本維新の会は、1議席を獲得する可能性があります。
▽東京・生活者ネットワークは、1議席から2議席を獲得する見通しです。
また、都議会に議席を持たない政党では
▽国民民主党が2議席から12議席で、初めて議席を獲得する見通しです。
▽れいわ新選組は最大3議席を獲得する可能性があります。
▽参政党は1議席から4議席で、初めて議席を獲得する見通しです。
▽日本保守党と▽社民党は議席の獲得は厳しい情勢です。
▽地域政党「再生の道」は最大4議席を獲得する可能性があります。
▽無所属候補は9議席から20議席を獲得する見通しです。
推定投票率は30.21%(19時半)前回比1.8ポイント↑
各党が参議院選挙の前哨戦と位置づける東京都議会議員選挙の投票は午後8時に締め切られました。午後7時半現在の推定投票率は30.21%と前回と比べて1.8ポイント高くなっています。
任期満了に伴う東京都議会議員選挙には、42の選挙区のあわせて127の定員に対し、平成以降の選挙では最多の295人が立候補しました。投票は都内1800か所余りの投票所で22日午前7時から始まり、訪れた有権者が1票を投じていました。
東京都選挙管理委員会が午後7時半現在でまとめた推定投票率は30.21%で、前回・4年前の選挙と比べて1.8ポイント高くなっています。
また、21日までの8日間に期日前投票をした人は172万9000人余りで、前回・4年前と比べて30万4000人余り、率にしておよそ21%増えています。
【選挙の焦点は】127の定員に295人が立候補
任期満了に伴う東京都議会議員選挙は13日に告示され、42の選挙区の127の定員に対して295人が立候補しました。この立候補者数は平成以降の都議会議員選挙では、最多となっています。
このうち都議会に議席を持つ政党の公認候補は、自民党が42人、都民ファーストの会が37人、公明党が22人、共産党が24人、立憲民主党が20人、日本維新の会が6人、東京・生活者ネットワークが3人となっています。
一方、都議会に議席がない政党や政治団体では、国民民主党が18人、れいわ新選組が3人、参政党が4人、日本保守党が1人、社民党が1人、再生の道が42人となっています。このほか、無所属などの72人が立候補しています。
今回の選挙は、都議会自民党の都議などが政治資金パーティーの収入を収支報告書に記載していなかった問題がある中、自民党が第1党を維持するのか、都議会で過半数を占める自民党、都民ファーストの会、公明党といった小池都政を支持する政党が議席を伸ばすのか、知事と対決姿勢をとることが多い共産党や立憲民主党などの勢力が支持を拡大するのか、さらに、都議会に議席を持たない政党や政治団体が、今回、どれほど議席を獲得するかなどが焦点になるものとみられます。
NHK放送予定
NHKでは、東京都議会議員選挙の開票速報を22日
▽午後7時59分から総合テレビで
▽午後7時55分からラジオ第1でお伝えします。
また、インターネットの特設サイトにはすべての選挙区の当選・当確者、最新の開票状況なども掲載します。
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