【独り言】新刊おすすめコーナーに並んでた"量子力学"の本、読んでみた。
結論から言うと、スピリチュアル系だったので、物理とはやや解釈が異なってた気がする。
以下、素人による考察です。
・ゼロポイントフィールドはエネルギーに満ちた無の空間であり、意識をすれば干渉できる
・ゼロポイントフィールドには過去・現在・未来の情報が入ってる
→その定義だと、多分インフレーション前のエネルギー場みたいなことを指してるんだろうが、そういった情報は保存してないはず。あくまで揺らぎであり、「神のサイコロに委ねてる」ような記述にも疑問。
というか、もし未来がすでに記録されてるなら確定してるってことになるはずだけど、「意識で未来を変えられる」って言ってる時点で、それってもう確定してないじゃん。神様がサイコロ、普通に振ってる...
・フォトンは感情であり体感時間
→フォトンはあくまで光子であり、感情とは関係ないと思われ。集中力を上げるとフォトンが出る話について、もし発熱や代謝に伴う微弱な発光(バイオフォトン)のことを指してるなら間違ってはないかもしれないが、だからといって「気合いで光子を出す」みたいな話にはならない。
あと、周波数を上げると良い運が出るっていう話も、それただ波長が短くなるだけであって、スピ的効果とは別物。本に出てた100Hzとかだと、そもそも光ですらないし()
・運が下がると悪いフォトンが停滞する
→フォトンは基本、質量ゼロで光速移動してるので、周波数に関係なく「停滞」とかはしない。そもそも“悪いフォトン”って何()
・フォトンの周波数違いでパラレルワールドを移動する
→観測問題と多世界解釈をごちゃ混ぜにしてるっぽい記述。フォトンの周波数を上げると波長(以下略)
・ゼロポイントフィールドに意識(フォトン)をぶつけると素粒子が出る
→あれ、“無”って言ってなかった? たしかに、物質同士を高エネルギーで衝突させれば素粒子が出ることはあるけど、それって高エネルギーで粒子を加速できる加速器とか使う話であって、意識の力で出せるならそれもう超能力である。
全体的に「量子」って単語を使えばなんでも成立すると思ってそうな勢いで、言ってることはなんとなくそれっぽいけど、読み進めるほどにじわじわ脳が揺れる。
読み物としては面白かったけど、さすがにこれは物理ってより現代ファンタジーかな…。
(あくまで個人の意見です。攻撃や批判の意図はありません)