パキスタン政府 トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦決定

パキスタン政府は、先月のインドとの軍事行動の応酬をめぐり、アメリカのトランプ大統領が停戦の仲介役を果たしたとして、ノーベル平和賞に推薦することを決めました。
パキスタン政府としては、インドとの緊張関係が続く中、アメリカとの関係を強化したい思惑もあるとみられます。

インドとパキスタンは、領有権を争うカシミール地方のテロ事件をきっかけに、先月、軍事行動の応酬に発展しましたが、アメリカなどが仲介努力を行った結果、停戦合意が交わされました。

パキスタン政府は21日、声明を発表し停戦の仲介役を果たしたとしてアメリカのトランプ大統領を来年のノーベル平和賞に推薦することを決めたと明らかにしました。

推薦理由はトランプ大統領について、「卓越した政治手腕を発揮して急速に悪化する情勢を緩和し、停戦を実現した。何百万もの人々に壊滅的な結果をもたらしたであろう、核保有国どうしの広範な紛争を回避した」としています。

一方、今回の停戦合意をめぐってインド側は自国がパキスタンを軍事的に圧倒するなか、パキスタン側が停戦を求めてきたものだとしてアメリカの仲介を否定しています。

トランプ大統領は1期目からノーベル平和賞の受賞に強い意欲を示していて、パキスタン政府は、停戦合意のあともインドとの緊張関係が続く中、アメリカとの関係を強化したい思惑もあるとみられます。

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