ユーヒさんとわたし
轟の森に、黄昏が長く影を作り始めた。
いつもの様にゆうひは足早に森を抜けていく。
気がつくと一人だ。
こんな時間にふと思うことがある。
・・・・と。
しゃかしゃかしゃかしゃかしゃか ―――――――――――
←【轟の森には、たわけたプレイ用?に勿論川も流れている。】
そのせせらぎよりなお微かに、囁くような音がする。
・・・・・侵入者か!
しゃかしゃかしゃかしゃかしゃか ―――――――――――
職業的本能で、ゆうひは森の奥深く分け入った。
なんだろう、あれは? ←【動物とかよく知らない】
犬でないことはわかるが・・・・ ←【結構、大雑把】
栗鼠にしては大き過ぎる。
熊にしては小さ過ぎる。
狸にしては愛嬌がない。
只でさえ鋭い目を、更に鋭く凝らす。
しゃかしゃかしゃか ―――――――――― (きっ)!!
ゆうひの視線を感じたのか、その動物がいきなり顔を上げる。
妙に悪い目つきに何処かで見覚えがある。 ←【鏡でだっつーの!】
初めて銃を撃ったときのことを思い出す。 ←【結構、リリカル】
硝煙の匂いを消したくて何度も手を洗った。 ←【結構、リリカル】
しゃかしゃかしゃか ―――――――――― (じいっ)!!
深い森の更に深く、張り詰めたような糸で一人と一匹は結ばれていた。
お前は、昔の俺にどこか似ている。
相手が逸らすまで見つめるその瞳が。
俺達は似たもの同士かもしれない・・・・・ ←【いいのか?!それで】
小さな川を挟んで、妙に負けず嫌いのゆうひとユーヒの
果てしないにらめっこが日課となった。
「 だからさあ、絶対ヘンだって!」
「毎日見詰め合ってるわけ?」
「それもさ、熱いんだよ ・・・・・・・・・・・・・ 目が。」
「ゆうひさん、あのルックスで若手に手ぇださないもんな。」
「今フリーのはずなのに、ヘンだとはおもってたんだよ。」
「でも、仕込んだのはあのりかさんだろ。」
「・・・・タコとやったってえ噂も、あるもんな。」
「・・・・アライグマと出来ちまっても、可笑しくないよな。」
「・・・・・・・・・・・。」 ←【一同、大きく頷く】
こうして、巡回組から噂が広まっていくことを、
ゆうひはまだ、知らない。
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