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りかたにのしょーむない昼下がり












「たに、
 ものは相談だが ・・・・・・・・・ 」




物憂げな午後の陽射しの中、りかがおもむろに切り出した。
「だが・・?」
りかさん珍しく躊躇してるなー、と思いつつ、
ちょっと期待して小首を傾げてみる。
「これを・・・・やって、みたい・・」
プリントアウトの束を引出しから持ってくる。
「いや、別にどうと云う事もないんだが、ぶんがな(←責任転嫁)。
 しょ-もないプリントアウトしやがってな、ったく。
『好きそうだから、りかさんあげる~♪』とかな、な~に考えてるんだか。」


ちがう・・・・絶対に違う・・・・
でも、りかさんがやりたいなら。
えっと、タイトルは・・・・【ぱらいそ】か~、知んねー。
「で、でもさあ、これ二人セーラーじゃないと出来ないじゃん。」
「だから、あれがあるだろーが!あれが!!」


で、結局、写真集撮影の折のミニスカを引っ張り出すはめになった。
「だから、お前は下級生の薫子役な。」
「りかさんは?」
「俺はこの淳子、ってのでいく!!」
セーラー服でこぶしを握り締め、りかは叫んだ。


「今から、俺を、お姉様と呼べ!」


・・・・・・・(黙)。




―――――――――――




窓辺から煌く午後の陽が射しこむ。
りかの細い指が、そっと口紅を開ける。
ベッドに座るたにの顎を持ち上げて、小指で紅を刷く。


「おねえさま・・・くすぐったい。」
花のようにたにの笑窪がうかぶ。
「だめよ、はみ出してしまうわ。
 少しだけ、口を開いて。」
素直に薄く開く唇が、光を受けてなまめかしく光る。
あどけなく滑らかな頬が、柔らかく微笑む。

  
震える小指が、唇をはみ出す。
「・・あ。」
「あなたが可愛らしすぎるから、わたくしの小指が、戸惑ってしまったのね。
 ・・・・・・・・わるい子。 」
「す、 みません。」
しおらしく、首を伏せる。
たにの小さな顔を両手でつつみこみ、唇を寄せる。
じらすように唇にゆっくりと舌を這わせる。


「わるい子は、おしおき、しないとね。」


柔らかく歯をわって侵入する。
舌を縦横に絡めながら、手を脚に伸ばす。
ソックスをずり下げて、丸い膝の感触を楽しむ。
指をそうっと腿に上げながら、舌を舌で絞る。


「・・あぁ ん、」
「どうしたの か・お・る・こ?」
いつもと違いじらすような指に、たにが潤んだ上目を上げる。
「 だって・・・・・お、 ねえ、さま・・・・・、ぁ」
りかの手がプリーツの間に割り込み、短いスカートが動きにあわせて揺れる。
空いている手でたにのシャツを捲り上げ、胸を刺激する。


たにの口紅で、りかの唇も薄く染まっている。
大きな瞳は、酔ったように潤んでいる。
目のふちがほんのり赤らんでいるのが、たまらなく色っぽい。
身体中を這いまわる手を感じながら、セーラーの襟元から覗く鎖骨に唇を寄せる。


「あ・・っ、か・・・ぉ・・・・る、こ。」
りかの舌に痺れた舌を鎖骨に這わせながら、リボンを解く。
「こんな、かおるこは・・・おねえさま・・・・お嫌、い?」
上目を潤ませて微笑み、首筋に白い頬を擦りつける。
「いい、え・・・・とても、かわいらしくて、よ 。」
嬉しそうに笑窪を浮かせたたにも、手を伸ばす。
少し乱暴な手が、かえって初々しい。


指を動かすに従って、たにの頬が上気する。
少し強めに、絞り上げる。


「ん・・・ぁつっ――――――
   ・・・・・・・・・・・り、か、おねえ、さまぁ。」


耳朶を甘くかんで、囁いてみる。
「なぁに? どうしたいの  ・・ねぇ。 」
緩く揺らすと、たにの頬をひとすじ泪が伝う。
「  わからないわよ ・・おっしゃい。」
たにの指に上がる息を抑えながら、笑いながら聞いてあげる。
「ちゃぁんと、おねがいしないと、ね。」
快感と羞恥の混ざった吐息が、切れ切れに熱く洩れる。


「ぉ、ねがい・・・・・・もぉ・・ おねえさま   」


そろそろ、いいかしら(←なりきり)。
スカートをはだけさせ、ソックスのずれた真っ白な腿を掴み、自らに跨らせる。
両腕をりかの首に回し、崩れ落ちそうなたにの喘ぎ声が耳をくすぐる。
背骨を指でなぞってやると、その度に辛そうな顔がのけぞるのを感じる。
そして、二人重なりながら、ゆっくりとせり上がる、
乱れるたにの首筋をあじわい、優しく身体を揺すぶってやる。
ベッドの軋む音はまだまだ、続く。








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