「オスプレイいらない」 建設進む佐賀駐屯地近くで620人が抗議集会
建設工事が進む佐賀駐屯地(仮称)前を歩き、配備反対を訴えるデモ参加者ら
陸上自衛隊の輸送機オスプレイの配備開始が迫る中、反対する市民団体が21日、建設が進む佐賀駐屯地(仮称)近くのグラウンドで抗議集会を開いた。県内外から約620人が参加。集会後は駐屯地前まで行進し「日本のどこにもオスプレイはいらない」などと訴えた。
集会は「オスプレイ裁判支援市民の会」が主催。吉岡剛彦共同代表は「騒音や振動、水質汚染の有無などを厳しく監視しながら、駐屯地やオスプレイの撤去・撤廃を求めていくべきだ」と団結を呼びかけた。
長年反対運動を続け、工事の差し止めを求めて国と法廷で争う古賀初次さんも「地元に住む私たちにとっては耐えられない計画。これからが本当の闘いだと思って頑張る」と訴えた。
悪天候時の飛行ルートと想定される福岡県柳川市から参加した新谷信次郎さんは、「絶対に反対であるという意思を柳川から、有明海沿岸から声を上げ続ける」と話した。
オスプレイは7月9日に佐賀駐屯地に1機程度が配備され、移駐が完了した機体から順次、飛行訓練を開始。計画では8月中旬にかけて全17機が木更津駐屯地(千葉県木更津市)から移る。
(井中恵仁)