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【岸和田競輪・高松宮記念杯】ラッキーボーイ末木浩二が決勝へ 「初日落車で気楽に走ろうと思ったのが良かった」

2025年6月21日 19時07分

末木浩二


 ◇21日 第76回高松宮記念杯競輪(G1・岸和田競輪場)
 奇襲作戦で本線を撃破した。
 東の準決12Rで前受けからスタートした南関3車に小林泰正―末木浩二ラインの3番手を固めるはずの諸橋愛(めぐむ)が1人で松井宏佑と外並走で混乱させた。
 「相手の土俵で戦って勝てるのは難しいのでね。普通なら引く場面でも引かなかったので差し込まないよう、失格しないよう、僕がヒール役になった感じです」と諸橋が説明した。

12Rで1着の末木浩二(手前右)、2着の郡司浩平(左から2人目)

 一方で、ラッキーボーイとなったのが末木。今大会は繰り上がりで出場が決まったほか、初戦は落車も再乗で5着。万全の状態で乗り込んできた相手とのハンディも広がったなか、あれよ、あれよと気付けば決勝の舞台に立っていた。
 「初日に落車もしていたし、気楽に走ろうと思ったのが良かった。この1着で疲れも取れました」
 単騎で臨むGⅠ初の決勝も気負わず上位を目指していく。
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