VALORANT上達の核心『冷静なエイム&ムーブメント』【初心者〜イモータルまで対応】ーCalm Aim Styleー
エイムとムーブメントにおける「冷静なスタイル」達成のための主要要素に関する考察シリーズぅうう
エイムとムーブメントにおける「冷静なスタイル」(Calm Aim Style)を達成するための主要な要素について詳細に考察する。
Pendragon氏は、自身の「Calm Aim Style」で知られるヴァロラントのプレイヤーであり、シルバーからイモータル、ゴールドからアセンダントなど、多くのプレイヤーをコーチングしてきた経験から、エイムは才能ではなく学ぶことのできる「科学」であると述べている。冷静なエイムスタイルは、単にエイム技術だけでなく、「冷静なエイム」そのものと「冷静なムーブメント」の二つの主要な要素のクリーンな組み合わせによって達成されるものであり、ムーブメントが不規則で混沌としている場合、冷静なエイムスタイルを持つことはできないとしている。
以下に、冷静なエイムと冷静なムーブメント、それぞれの達成に必要な主要な要素について詳述する。
冷静なエイムを達成するための主要要素
冷静なエイムを達成するためには、主に以下の3つの要素が挙げられる。これらは相互に関連し、特に「テンション管理」は他の要素の基礎となる。
テンション管理 (Tension Management)
テンション管理とは、マウスにかける力の量に関係する。
マウスを「レンガのように」強く握っているか、「子猫のように」優しく持っているか、といったことである。目指すべきは、前腕、手首、指の全てにおいて非常に緩い状態にすること。
マウスのグリップは、手から落ちない程度に緩くし、「デスグリップ」のように強く握りすぎないことが重要である。デスグリップのように強く握りすぎると、エイムはぎこちなく、震えやすく、硬くなる。
わずかな動きでも大きくブレて見えるようになる。一方、テンションを下げることで、エイムはよりスムーズで優しく、繊細さを持つことができる。
テンション管理は、トラッキング、BOSメソッド、ターゲット切り替えなど、冷静なエイムを構成する全ての側面において核となる要素である。高いテンションは、正確でスムーズなエイムを妨げるため、常に低いテンションを維持する練習が必要。
BOSメソッド (BOS Method)
BOSメソッドは、冷静かつ一貫性のあるエイムを実現するための2段階のエイムテクニックである。これは、Pendragon氏がConsistency(一貫性)の観点から最良のエイムテクニックの一つとして推奨している方法。
メソッドのステップは以下の通り。
速い最初のフリック (Fast Initial Flick): ターゲットに向かって素早くフリックする。この際、効率のためにターゲットの手前で止まるように「アンダーフリック」することに集中する。ターゲットを通り過ぎてしまう(オーバーフリック)と、より多くのマウス移動が必要になり非効率である。
マイクロアジャストメント (Micro-adjustment): 最初のフリックでターゲットの近くに着地した後、微調整を行ってターゲットに正確にクロスヘアを合わせ、キルを完了する。
この2段階のアプローチの利点は、最初のフリックが完璧に正確である必要がないことである。最初のフリックでターゲットの頭に正確に着地させる必要はなく、ただターゲットの近くに着地すればよい。これにより、最初の動きに対するプレッシャーが減り、全体的な一貫性が向上する。
練習方法としては、AIM labsの「Six Shot」シナリオが最も推奨されている。Six Shotの練習では、まず100%の精度に重点を置き、「最初のフリック」と「マイクロアジャストメント」という2段階の動きに意識を集中することが推奨されている。最初は非常に不自然で違和感があるかもしれないが、練習を重ねることで第二の天性のように自然に行えるようになる。
その他の推奨シナリオとしては、BOSメソッドと精度を最大限に高めるための「Wide Wall Six Targets Extra Small」や、長距離の非常に小さなターゲットに対するマイクロアジャストメント能力を鍛えるための「One W Two Targets Far Smaller Denser」がある。
遠距離のターゲット(例: HavenのCロング)をエイムする際はクロスヘアを見ることを推奨しており、比較的近いターゲットの場合はターゲットそのものを見ることを推奨している。
また、マイクロアジャストメントの精度を高めるために、ターゲットの中心をエイムする意識を持つと良い。
トラッキング練習 (Tracking Practice)
トラッキングは、ヴァロラントにおいて最も見落とされがちなエイムの側面であるとPendragon氏は指摘している。多くのプレイヤーはフリックエイムの練習に偏り、トラッキングを完全に無視する傾向がある。しかし、良いエイム、特に冷静なエイムには、トラッキングが非常に基本的かつ重要である。
良いトラッキング能力は、ターゲットの動きを読む能力を高め、エイム全体をよりスムーズにし、ターゲット切り替えを改善する。イモータル以下のランク帯の多くのプレイヤーはトラッキングの練習を怠っており、トラッキングに問題を抱えていることが多いという。
トラッキング練習の一例として、ゲーム内のプラクティスツールを使用する方法が挙げられる。例えば、中央のボットを楕円形に追いかけるようにクロスヘアを動かし、その後、別の2体のボットを素早く撃つ、といったサイクルを繰り返す。
AIMトレーナーを使用する場合、Pendragon氏は「Switch Track Ultimate」シナリオを推奨。このシナリオでは、マウスボタンを押さなくてもターゲットにクロスヘアが合えば自動的に射撃されるため、低テンションでのトラッキングとターゲット切り替えの練習に非常に適している。
前述のテンション管理にも関連し、高いテンションでトラッキングするとエイムが震えたりぎこちなくなったりするが、低いテンションでははるかにスムーズで軽やかになる。トラッキングを練習することで、エイムに著しい改善が見られる。
これらの3つの要素、すなわちテンション管理、BOSメソッド、そしてトラッキング練習は、冷静なエイムを達成するための不可欠な要素になる。
冷静なムーブメントを達成するための主要要素
冷静なエイムスタイルは、冷静なエイムだけでなく、冷静なムーブメントも必要とする。多くのプレイヤーが冷静なエイムを達成できないのは、冷静なムーブメントに十分な重点を置いていないためである。ムーブメントが混沌としていると、冷静なエイムの真価を発揮することができない。
冷静なムーブメントを達成するための主要な要素は、主に以下の2つである。
ミニマリストなムーブメント (Minimalistic Movement)
ミニマリストなムーブメントとは、可能な限り少しだけ、かつ効率的に動くことである。最も良いシナリオは、可能な限り立ち止まって敵と戦うことであるとされている。
練習方法としては、プラクティスボットを使用して、ゲーム内のシナリオを模倣することが推奨される。例えば、移動して1~3体のボットを撃ち、その後再び移動するというサイクルを繰り返す。また、より頻繁に起こるシナリオとして、長い距離を移動して1~2体を撃ち、その後より小さなステップで3体目を撃つ、といった練習も効果的である。これは、マップをプッシュする際の戦闘など、ゲーム内の多様な状況を想定した練習となる。
ムーブメントは、必要な場合にのみ行うべきであり、必要以上に動くことは避けるべき。
ミニマリストなムーブメントにおける非効率的または不適切な使い方の典型例として、敵をオーバーシュートした場合に、マウスでのマイクロアジャストメントの代わりにキャラクターの動き(ムーブメント)を使ってエイムを調整しようとする行為が挙げられる。これは非常に非効率であり、敵にキルされる可能性が高まる。
これは、かつて「ムーブメント(キーボード)を使ってエイムする」という動画が流行した際に、その真意が誤って解釈されたことに起因するとPendragon氏は示唆している。
オーバーシュートした場合は、常にマウスでマイクロアジャストすべきである。ムーブメントでエイムを調整しようとすると、敵が動いた場合にさらに調整が必要になり、いつ射撃するのかが不明確になる。マウスでのマイクロアジャストの方が、はるかに一貫して多くのキルにつながる。
一方、効果的な使い方としては、ターゲットから次のターゲットへ移動する際に、A/Dストレイフを利用してキャラクターを動かすことで、マウスの移動量を減らすケースが挙げられる。これはミニマリストなムーブメントの良い例であり、冷静なエイムに適している。しかし、あくまでエイム調整のためにタッピングムーブメントを使うことは避けるべき。
死への恐怖心の除去 (Removing Fear of Dying)
多くのプレイヤー、特に低ランク帯のプレイヤーは、コーナーから出る際などに死ぬことへの強い恐怖心を抱いている。この恐怖心は、多くの場合、実際には思っているよりも時間的な余裕があることや、敵が必ずしも常に完璧な「ワンタップデーモン」ではないことを理解していないために生じる。
死への恐怖心を除去し、同時にトラッキング能力を向上させる練習方法として、Pendragon氏はデスマッチにおいて、敵をキルすることを目的とせず、ひたすら敵の頭をトラッキングし続け、弾を避けるために左右にA/Dストレイフのみを行うという方法を提案している。この練習により、プレイヤーは自身に与えられた時間がいかに多いか、そして敵がどれだけミスをするかを体感的に理解できる。
コーナーを回る際に頻繁にキルされてしまうのは、効率的なムーブメントをしていないためである。推奨されるコーナーのクリアリング方法は、コーナーから少し距離を置いて立ち、過度に露出しすぎないように素早くスイングアウト(AD)することである。コーナーにゆっくり入ったり、露出した形で歩き回ったりすることは絶対に避けるべき。特に低ランク帯のプレイヤーは、プリエイムせずにゆっくりと歩きながらコーナーを回る傾向があるが、これは確実にキルされる動きで草。
常にプリエイムを行い、コーナーを回る際はA/D ストレイフのみを使用すべきである。斜め移動は避けるべきである。これは、A/Dストレイフが敵に対して最も速く自身の頭を移動させることができるため、被弾のリスクを減らす最も効率的なムーブメントだからである。この練習と意識改革により、死への恐怖心が軽減され、より冷静に立ち回ることができるようになる。
エイムとムーブメントにおける「冷静なスタイル」は、才能に依存するものではなく、学ぶことのできる科学である。上記で詳述した「テンション管理」「BOSメソッド」「トラッキング練習」といった冷静なエイムの基本要素 と、「ミニマリストなムーブメント」「死への恐怖心の除去」といった冷静なムーブメントの基本要素 を一つずつ習得し、実践することで、誰でも非常に熟練したトップエイマーへと成長することができる(実際Pendragon氏のコーチングによってAIMを改善させランクを上げている人が多く存在する)リャングル氏のメゾットもあるが、世の中にはたくさんのコーチングメゾットが存在することを頭に入れてAIM練習をしたい。
冷静なエイムと冷静なムーブメントを組み合わせることで、ゲームプレイ全体が一貫性を持ち、より制御されたものとなり、それが「冷静なスタイル」として結実する。各要素に対する適切な練習を継続的に行うことが、このスタイルの達成への鍵となる。Pendragon氏は、自身が提供するAIM labsプレイリストやコーチングが、これらのスキル向上に役立つと述べている。
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