「Windowsの設定を変えるだけでゲームのfps(フレームレート)が劇的に向上する」に騙される俺たち
YouTuberがよく紹介している「Windowsの設定を変えるだけでゲームのFPS(フレームレート)が劇的に向上する」という情報が、実際にはどうなのかを検証し、本当の効果を明らかにすることを目的としています。2025年時点での効果をテストしています。
YouTuberの動画のサムネイルなどでは、Windowsの設定変更だけでFPSが500%~も向上すると主張されているものもありますが、現実的ではないです。
上は俺の動画です。よかったらどうぞ。(ついでにチャンネル登録してね)
検証された様々な設定と、結果および推奨は以下の通り↓
Windowsレベルの最適化(効果は限定的)
ゲームモード (Game Mode): 平均で0.5%、最低(0.1% low)で4%のFPS向上。オフにしておいても良いし、オンでもいい。
全画面表示の最適化を無効にする (Full screen optimizations enabled)
平均で1%、最低(1% low)で2.6%のFPS向上。無効推奨。
Nvidia Reflex をオフにする (Nvidia Reflex set to Off): 平均で2.2%、最低(2% low)で7.7%のFPS向上。(FPSを犠牲にして遅延を抑える技術なので当然)ただカクカクする違和感が生じる人はオフった方がいい。下の記事に詳しく書いてる。
ウィンドウモード(境界線なし) (Windowed borderless): 最低(1% low、2% low)のFPSがわずかに向上。遅延の増加はなく、alt+tabでのウィンドウ切り替えが速くなる利点があるため、好みで使用しても良い。
電源プラン(バランス vs 高パフォーマンス) (Balanced versus High performance power plan): 全く違いがありません。CPUが不要なときにフルスピードで動かないように、バランスを使用することが推奨されています。
フルスペックで使用したい方は下の記事↓
Windowsの視覚効果を無効にする(透明性やアニメーション) (Disabling visual effects): 最低(1% low)で2%、最低(0.2% low)で2.5%のわずかなFPS向上。これらの効果を無効推奨。
一般的なNvidiaコントロールパネル設定 (Most common Nvidia control panel settings): 平均で1.5%、最低(2% low)で1.9%のFPS向上。
(YOUTUBEのチャンネルでNVIDIAコントロールパネル設定を上げるので登録しておいてください)
Windowsにコアパーキングを管理させる (Letting Windows manage the core parking): 平均で2.5%、最低(2% low)で3.5%のFPS向上。ただし、DPCやISRの遅延を気にする場合は、すべてのコアをアンパーク(無効化しない)にしておく。
ハードウェアアクセラレーションGPUスケジューリング (Hardware accelerated GPU scheduling): 特に大きな変化はありませんでした。特定のゲームではパフォーマンスが変わる場合があるため、オンにするかオフにするかは自分で決める。タイマーレゾリューション (Timer resolution): 何も効果がありませんでした。この下の記事に詳しい詳細があります↓
NV Cleanstall: 最低(1% low)が2.5%減少(つまり悪化)。しかし、これを使用することでMPOという機能が無効になり、一部のゲームで発生するブラックスクリーンやスタッタリング(カクつき)を修正できる場合がある。そのため、2.5%のFPS低下は、これらの問題を解決するための許容できる代償。(使いたい方はリンク張っときます、使い方は説明するの面倒なんでGGってくださいw)↓
Tempフォルダーのクリーンアップ (Cleaning your temp folder) 何か終わるたびにしましょう。
Windowsレベルの設定変更だけでは、大きなFPS向上は得られないことがわかります。テストでは、Windows設定による向上は合計してもおよそ8%程度。もし元々のFPSが60だったとしても、8%の向上では64.8 FPSになるだけであり、他のYouTuberが主張するような600↑ FPSなどには絶対になりません(断言)
BIOSの設定
実際には大きな効果のあるBIOS設定。
ハイパースレッディングをオフにする (Hyperthreading Off): 平均で17.1%の大きなFPS向上。ゲームをするなら無効にすべきであることが明確です。CPUの温度も大幅に低下します。(ただPCによってはくそほどfps落ちます)
効率コアをオフにする (Efficiency cores turned off): 最低(0.2% low)で最大37.6%、最低(1% low)で31.6%の大きなFPS向上。スタッター(カクつき)を取り除くのに役立ち、入力遅延を減らす。
XMPをオンにする (XMP on): 平均で7%のFPS向上。RAMがXMP(Extreme Memory Profile)をサポートしていれば、有効推奨。
ハードウェアプリフェッチを無効にする (Disabling Hardware prefecture): 3%~6%のFPS向上。ゲームの体感がより「サクサク」になる。BIOSで無効推奨。
オーバークロック(PCによる。性能がアッパーすぎて時間経過とともにfps低下、遅延大もある)
派手なタイトルやサムネイルで大きな効果を動画に対して、現実的な検証を示すことで、誤解を招く情報に終止符を打つことを目的としています。一般的なWindows設定の最適化だけでは効果は限定的であり、BIOS設定の方が、ゲームのパフォーマンスにはるかに大きな影響を与える(はなほじー)



コメント
1ナイトレインで原因不明でカクついてたんですが
Hyper-Threadingと効率コアをオフにしたらきっぱり治りました。
情報ガチ感謝です。
これだけでこんな治るんかい!って思いました。
今まで全然知らんかったので目からウロコです。