茨城 坂東市 下水道工事随意契約めぐり収賄の疑い 職員逮捕

茨城県坂東市が発注した下水道工事の随意契約をめぐり、52歳の職員が業者に便宜を図った見返りに、現金や中古車などあわせて27万円相当を受け取ったとして収賄の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、坂東市道路建設課の主査、戸高千利容疑者(52)です。

警察によりますと、下水道課の主査だった去年12月ごろまでの1年半の間、市が発注した下水道工事の随意契約をめぐって特定の業者が受注できるよう便宜を図った見返りに、現金や中古の軽乗用車、温水洗浄付きの便座など、あわせて27万円相当を受け取ったとして収賄の疑いがもたれています。

警察によりますと、主査は当時、随意契約にあたって行われる複数の業者での見積もり合わせを担当していて、このうち十数件の老朽化対策工事などについて特定の業者に、参加するほかの業者名や設定した予定価格などを事前に伝えていた可能性があるということです。

また、受け取った疑いのある軽乗用車は主査の家族が使い、便座は自宅に取り付けていたということです。

警察は捜査に支障があるとして認否について明らかにしていません。

警察は事前に情報を伝えられたとみられる業者にも任意で話を聴いていて、詳しいいきさつを調べることにしています。

【木村市長「事態を重く受け止め 信頼回復に全力」】
職員が収賄の疑いで逮捕されたことについて、坂東市の木村敏文市長は16日午後、コメントを発表しました。

この中で「市政に対する市民の信頼を失墜させる事態を招き、誠に遺憾であり、心より深くおわび申し上げる。この事態を重く受け止め、信頼回復に全力で取り組んでいく」としています。

そのうえで「現在、警察による取り調べが行われており、市としても今後の警察の捜査に全面的に協力していく。また、詳細が判明ししだい、厳正に対処していきたい」としています。

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