収賄容疑で元理事逮捕の社会福祉法人 県が特別監査実施へ
浜松市の社会福祉法人の元理事が、工事を落札させる見返りに建築会社の代表取締役から現金200万円あまりを受け取ったなどとして、社会福祉法違反の贈収賄の疑いで元理事と代表取締役の2人が逮捕された事件で、社会福祉法人が過去に県の指導監査で契約の手続きに関する不備など複数の指導を受けていたことがわかりました。
県は今回の事件を受けて、近く特別監査を実施する方針です。
浜松市中央区の社会福祉法人、「和光会」の元理事、志賀口裕輔容疑者(47)と浜松市中央区の建築会社「elemate」の代表取締役、成田裕之容疑者(48)はおととし(2023年)9月下旬から10月上旬にかけ、和光会が発注する施設工事の指名競争入札で、成田代表の会社に工事を落札させる見返りに現金275万円を受け取ったなどとして、社会福祉法違反の贈収賄の疑いで逮捕され、20日検察庁に送られました。
その後の県への取材で、社会福祉法人和光会が去年行われた県による指導監査で契約手続きに関する不備などを指摘されていたことがわかりました。
今回の事件をうけて、県は近く社会福祉法に基づく特別監査を行い、今回の契約手続きなどを調べる方針です。
また、建築会社「elemate」は事件を受けてホームページでコメントを発表し「関係者の皆様には多大なご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。本件につきましては、警察による捜査が行われており、詳細な説明は控えさせていただきます。今後は法令順守を徹底し、信頼回復に向けて弊社社員一同、精一杯事業活動に努めてまいります」としています。