衆院は18日の本会議で、ガソリンの暫定税率廃止法案の審議入りに応じなかったとして、財務金融委員会の井林辰憲委員長(自民党)の解任決議を野党の賛成多数で可決した。井林氏は本会議後、記者団に「野党が数の力をかさに着て、横暴を行うということを国民の皆様に白日のもとに知らしめることができた。政治家冥利に尽きる」と語った。
井林氏は、野党が提出した暫定税率を7月から廃止する法案について「国民生活を混乱に陥れる無謀な法案」と指摘。「理事懇談会開催の電話さえない中で突然、解任決議案を出され、非常に暴力的なものを感じている」と野党の対応を批判した。【鈴木悟】
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