挙母高は無名でしたけど、杉浦という投手はすごいという評判は聞こえていましたね。それに比べて、「佐倉一高の長嶋」なんて誰も知りませんよ。
《杉浦忠は35年9月17日、愛知県出身の右投手。立大2年時に下手投げに転向し、通算36勝を挙げた。58年に南海(現ソフトバンク)入りし、1年目に27勝12敗で新人王。2年目は38勝4敗でリーグ優勝に貢献し、巨人との日本シリーズでは4連投で4勝を挙げ、MVPに選ばれた。通算187勝106敗、防御率2・39。70年に引退後は南海、ダイエーで監督を務めた。95年に野球殿堂入り。2001年、66歳で死去》
知名度では2人に劣っても、僕には負けじ魂がありました。砂押監督の強い推薦があり、38人の合格者のうち、本屋敷に続く2番目で推薦入学が認められました。
(2014年11月21日付紙面に掲載)
■長嶋 茂雄(ながしま・しげお) 1936(昭和11)年2月20日生まれ。千葉県出身。佐倉一(現佐倉)高、立大を経て58年に巨人に入団。1年目から中心選手として活躍し、65-73年の9年連続日本一に貢献。引退する74年までの17年間、三塁手でベストナインに輝いた。主なタイトルは首位打者6度、本塁打王2度、打点王5度、リーグMVP5度、新人王。88年に野球殿堂入り。75-80、93-2001年は監督としてリーグ優勝5度、日本一2度を飾り、02年から終身名誉監督。13年に国民栄誉賞。21年に野球界で初めて文化勲章を受章した。右投げ右打ち。25年6月3日、肺炎のため死去(享年89)。