『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』第4章
"プリプリ"こと『プリンセス・プリンシパル』の、劇場シリーズ公開初日に、鑑賞して来ました。
近頃はすっかり、金曜公開も珍しく無くなっておりますから、万障繰り合わせの上、行って参りました。
劇場は桜木町駅前にある、ホームの横浜ブルク13でした。
大抵の作品が掛かりますから、大変捗ります。
平日ではありましたが、金曜だからなのか、思った以上に駅前が賑わっていて、軽く腰が引けておりました。
(人混みは基本苦手なのです)
『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』第4章
2025(令和07)05月23日(金) 公開
横浜ブルク13
スクリーン11 186+車椅子2席
特別均一料金 1700円
59分 PG12
そんなこんなで
エレベーターに乗って、劇場ロビーのある6階に上がりました。
土曜等の休日ですと、朝のコレットマーレ(劇場の入る商業施設)開店前以外は、エスカレーターを使う事が多いです。
劇場の方は、平日相応の人出でした。
まぁ上映中であれば、当然人の姿は少ないですが、この辺り従来の土曜公開ですと、大作が被ると中々のカオスになったりしますから、金曜公開が多くなるのも頷けるところであります。
一先ず、パンフレットを購入して、後は椅子に座って待っていました。
実は、上映の1時間前に到着していたのでした。
前売(ムビチケ)が無くて現金決済としていたので、決済期限が上映30分前だったからですね。
(但し11より3の方が60人位定員減)
7〜13が上のフロア(8階)
*ご注意*
【以下、TVシリーズを含め、シリーズ全般のネタバレが含まれています。】
[雑感]
約2年2ヶ月弱振りで、待望の第4章でありました。
全6章の予定で、後半戦に入る訳です。
3章迄は、大凡1年半のインターバルでしたが(正確には例の感染症で1章が約1年遅れでの公開の為1章と2章の間は約半年)、一寸長かったですね。
えぇーもう2年と言うところで、しかも京都で鑑賞と言う訳で、すっかり遠い昔の出来事にすら感じられましたが、記事では特に内容について、詳しく書いていなかったです。
前作の再履修もせず挑んだので、冒頭の衝撃的な展開(チーム白鳩の窮地)に理解が追い付かず、すっかり虚無になってしまいましたが、徐々に記憶が蘇り始めて何とか正気に戻りました。
囚人服、おされ過ぎでしょ。
此処迄は、例え失敗があったとしても、それ相応のリカバリーが出来ていましたが、流石に今回は存亡の危機でもあり、まじヤバイ案件でありました。
今回のミッションも、一先ずは最低限の形にはなっていましたが、ベターですら無く"白鳩"に取っても、更にスパイとしての立場を、更に危うくしてしまったところもありました。
本来なら、終幕でもおかしくない状況で、ギリギリ持ち堪えた感じでもありますが、"白鳩"が空中分解しかねない危うさも露わになっておりました。
勿論、ベースにはしっかりとした5人の絆がある筈なのですが、目前の事態に対する判断対処の差異で、プリンセスとアンジェ・ドロシーとベアトリスとで、致命的な対立では無いにせよ、ミッションに対する温度差が確実にありました。
これはプリンセスとアンジェが、王国と共和国に分裂した際の革命で、偶然にも入れ替わってしまったと言う、物語最大の2人以外に知りえない秘密があればこそなのです。
アンジェが感情的にも見えるプリンセス第一を主張すれば、ベアトリスは多分に個人的な感情もあったにせよ、プリンセスの侍女としてプリンセスの信念を尊重した上での苦渋の判断を譲らないと言う、かなり不穏な状況もありました。
まぁ、ベアトリスも随分しっかりしたと言う印象を抱いたりしましたが、結果ターナーの機転で万事丸く収まった様でいて、却ってピンチが拡がってしまいました。
但し、ターナーは亡命先の共和国では、邪険に扱われなかった様なので、今後に"白鳩"を救う存在となる、可能性もあったりするのかも知れません。
"白鳩"の他の3人は、プリンセスとアンジェの関係性に対して、疑念と言うのか特別な何かを感じ取っているのは確かでしょうし、瓦解に繋がる予兆かと言えば、ちせが居るから心配は無さそうです。
唯一の第三国出身者であり、余計な口を挟まず静かに見守っている事も多いですし、士族と言う支配者層の出自で、父親に悩まされていた等、夫々のメンバーに寄り添える属性を備えていますから、良いバランサー足り得ると思われます。
出来れば、きちんと2人からの説明をすべきタイミングが訪れる筈でしょうから、それを逸しない事も大事でしょうね。
ノル公(ノルマンディー内務卿)も、何処まで疑念を抱いているのか、その辺りも考慮したいところでしょう。
"白鳩"が土俵際に自ら下がったところで、いよいよトリックスターが動きだして、ノル公がその辺りの警戒をしていなかったとは思えないので、かなり面白い展開でありますし、"白鳩"に取ってもマイナスでは無いでしょうね。
共和国も共和国で、一枚岩では無いからこその、"白鳩"の窮地でありますから、どう転んでも予断を許さないのも間違いありません。
さて、今作は重苦しい雰囲気が続く、ハードモードでありました。
カーチェイスも少しあり、スチームパンク要素はありましたが、女子高生モードは殆ど無かったですね。
寧ろ冒頭の衣装が、1番ポップだった様にも思いました。
それでいいのか?
5人揃っての任務行動も無かったですし、このままでは王国や共和国の裏を描いて、まんまと出し抜くのは難しそうですが、だからこそちせの存在なのでしょうね。
それだけ重要な転換点であったのも確かで、まだまだノル公の動向次第であるのに変わりはありません。
第4章からシリーズ後半戦となって一段とハードモードでした。
— KAkashi / 今木 洛 (@maikakashi) May 25, 2025
チーム白鳩の窮地であり雰囲気も悪くなりかけたりとハラハラドキドキでありましたがスパイらしく上手く出し抜き続けて欲しいものです。
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(了)

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