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福岡最安値の290円の博多の豚骨ラーメン店《最高値はチャーシュー5倍量のチャーシューメンが490円》

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺
チャーシュー5倍量の「チャーシューメン」は490円

特別ではない日常に寄り添うラーメン

ライバルは、カップ麺と思わせる「博多ラーメン」1杯が290円。圧倒的な低価格のお店として知られ昔から福岡のラーメン好きの間では親しまれてきた。1976年の創業以来、49年という長い歴史を誇る博多ラーメンの老舗であり、福岡県福岡市とその近郊地域でチェーン展開している〈博多ラーメンはかたや〉。早くて安くて美味しくて、いつでも安心して食べられる、特別ではない日常に寄り添う一杯を体現できるお店だ。

時々お世話になっている「はかたや警固店」
時々お世話になっている「はかたや警固店」

現在の〈博多ラーメンはかたや〉は、今も年中無休・24時間営業の店舗が2店舗あり、1号店となる福岡市博多区堅粕の「はかたや堅粕店」と、中洲の歓楽街の近くにある博多区上川端町の「はかたや川端店」になる。24時間営業ではないが、博多区東光寺に「はかたや筑紫通店」、南区那の川の「はかたや百年橋店」、早良区西新の「はかたや西新店」、中央区警固の〈はかたや警固店〉と、福岡市内に6店舗。福岡市近郊の春日市宝町の「はかたや春日店」、大野城市錦町の「はかたや大野城店」、太宰府市高雄の「はかたや太宰府店」の3店舗の全9店舗体制でチェーン展開中。

セルフ方式を取り入れた最前線の店舗

個人的にいつも利用しているセルフ方式を取り入れた最前線の店舗が、昨年2024年5月に開店し1周年を迎えたばかりの〈博多ラーメンはかたや警固店〉。この日訪れたのは月曜日の午後遅めな14時半頃。近場のラーメン店の多くが定休日を月曜日としている中、定休日のない〈はかたや警固店〉へ訪問する機会が多くなりつつある。到着後、店内の様子を窺うと先客も多数ながら空席もいくつかある感じだったので店内へ。

左手にある券売機での選択は、いつもなら迷うことなく「博多ラーメン:290円」と「煮玉子:120円」、ちょっと控えめな「きくらげ具:50円」の3つを発券し、それでもワンコイン以下の「460円」になるトッピングを選択している。(※基本の博多ラーメンが290円なのでなるべく何かをトッピングするように心がけています)

1週間前の月曜日はコチラの一杯をいただきました
1週間前の月曜日はコチラの一杯をいただきました

この日は、ちょっと迷った末にラーメンメニューの最高値の「チャーシューメン:490円」を選択し発券。食券のみを受付兼受取カウンターへ持参し、ワンオペのスタッフさんに手渡し半券を受け取る。麺の硬さのみを聞かれるので「普通」で注文。ピークの時間帯ではないこの時間はいつもワンオペでテキパキと運営されている。

一人で訪れた時によく使っている唯一のカウンター席に腰を下ろし待つことほんの少々。食券の半券に記載された番号で呼ばれ、セルフ方式の受取カウンターへ向かう。トレーに乗せられたチャーシューメンを受け取り元の席へ戻り、その一杯をいただく。

お値段以上のボリュームのチャーシューメン

自ら配膳した一杯の見た目は、通常のラーメンの5倍量のチャーシューが入った「チャーシューメン」。さらに「きくらげ具」がデフォルトでトッピングされていた逸品。

〈博多ラーメンはかたや〉のラーメンラインナップの中では最高値ながら、お値段以上のボリュームでお得な一杯になっている。

シンプルで安くて美味しい博多ラーメン

豚骨のスープは、白濁ではなくやや透明感のあるタイプで、サラッとしながらも油脂感はしっかりあるため全体的にコクのある味わいに。どちらかというと元祖系長浜ラーメンに近いイメージで毎日食べても飽きのこない豚骨スープに仕上がっている印象。

自家製の細ストレート麺は、サクサクとした歯応えのいいタイプ。その食感の良さが心地よく、豚骨のスープもしっかり絡めとる相性のいいひと品。

チャーシューも長浜ラーメンの老舗を想起するような細切れにスライスされた柔らかな食感としっかりとした塩味でとても食べやすい。

チャーシューの塩味もスープに加わることで、今回は味変アイテムを駆使することなく安定した美味しさの1杯を楽しませていただきました。

博多ラーメン はかたや 警固店

住所  :福岡県福岡市中央区警固2-11-10[地図
営業時間:11時00分~23時00分(L.O.22時45分)
定休日 :なし ※要確認
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり

要確認 :博多ラーメンはかたや(※インスタグラム)

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ありがとうございます。
ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日々食べている日常食としての「福岡ラーメン」を紹介しています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元の人々が食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いはありながら肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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