網走 漁協提供のホタテとシジミの定食 大学の食堂で格安提供

網走市の東京農業大学の食堂に地元のホタテとシジミが無償で提供され、17日は、割安の定食が学生の人気を集めました。

この取り組みは、網走のホタテ漁が東京農業大学北海道オホーツクの学生アルバイトに支えられていることに感謝して、市が企画し地元の2つの漁協が協力しました。

大学には、ホタテの貝柱22キロ、シジミ10キロが無償で提供され、シジミ汁つきのホタテ丼が日替わり定食として450円で販売されました。

食堂では販売開始の1時間前から60人ほどが並び、限定100食が1時間ほどで完売しました。

ホタテの価格は、ことし、去年の1.5倍ほどと高騰しており、学生たちは贅沢なランチを割安で堪能していました。

1年生の女子は「ホタテがとてもおいしいです。ホタテ漁のアルバイトは朝が早くて大変ですが、今後も協力します」と話していました。

また、4年生の女子は「ふだん、味噌汁にシジミを使うことがないのでおいしいです。今4年ですが最後までホタテ漁に協力します」と話していました。

網走市の水産漁港課の梅村咲央莉さんは「きょうはみなさんに喜んでいただけて嬉しいです。今後ともホタテ漁にご協力いただければ」と話していました。

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