Post

Conversation

・補足 先のツイートでは、初音ミクは「記憶や感情の継続性を持たない透明な容れ物」として、誰かの感情や物語を仮託する媒体とした。この透明性ゆえに、ミクは「誰のものでもない声」として、少女の記憶喪失という人間的喪失すら表現可能となる。
Quote
大学三年生
@Junior434908ch
「アプリコット」と〈カワイイの加速〉──主体なき声と記憶喪失の詩学 初音ミクは「声を持つが身体を持たない」存在であり、個としての成長や記憶、感情の継続性を持たない。その意味で、彼女の「歌」は特定の生の経験を指し示すことなく、誰かの感情を仮構・代理する透明な容れ物として機能する。