カッコのある計算問題を解く際には、計算順序に注意しなければいけませんでしたね。
どういった順序で計算するべきか思い出していきましょう。
一度は習ったことのある計算なので、あっという間に思い出せるはずですよ。
問題
次の計算をしなさい。
8+(3+1)×3÷6
小学生ならあっという間に解いてしまうかもしれません。
解説
この問題の答えは「10」です。
カッコの入った計算問題の正しい解き方を復習しましょう。
「計算順序」が鍵ですよ。
<カッコの処理の仕方>
計算問題では、まずカッコの中から先に計算してカッコを外す。
その際は、掛け算・割り算→足し算・引き算の順序で計算する。
カッコがなくなったら、必ず「掛け算・割り算→足し算・引き算」の順序で計算していきます。
では計算していきましょう。計算するべき部分を太字にしているので、計算順序をしっかり確認しましょう。
8+(3+1)×3÷6
=8+4×3÷6
=8+12÷6
=8+2
=10
カッコの中は一つのまとまりとして捉えなければいけません。
少し複雑な計算問題は、計算順序に気をつけながら解いていかないと間違えてしまうので注意しましょう。
まとめ
今回はカッコのある計算問題を解いていきました。まずはカッコ中を計算してカッコを外してから、そのほかの計算を進めていきます。
常に、掛け算・割り算→足し算・引き算の計算順序を意識しておきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
類似の数学問題にもう1問挑戦!