『 會津の部屋 その五 』
あ:「で、ドンファンですね、ドンファン。レオ・ヴィスコンティ・・・凄い名前ですよね~いや、いいんですけど。」
り:「あら、だってね、悠河クン獅子座だから、だ・か・ら・レオなの。」 ←【人差し指ワイパー状態】
悠:「りかちゃん、そんなに・・俺のこと。」 ←【うるうる】
あ:「でっ(蛮声)!なんですか、今回ものすご~く豪華なお衣装だとか?理事会がよく予算出しましたね~」
り:「あれはね、ぜ~んぶア・タ・シの。(ふふん)」
悠:「えっ、りかちゃんあんなの持ってたっけ?」 ←【焦】
り:「独身の頃買ったヤツばっかだけど・・・でもね、今は悠河クンに買ってもらったのしか着たくないのよぅ。」 ←【恥じらう】
あ:「でっ(蛮声2)!だ~か~ら~サイズがりか奥さま仕様なワケですね。」
り:「そうよう、そりゃあ、似合うわよ、あたしが着たら。」
あ:「ええ、でしょうとも・・・・で、レオ様ですが。」
り:「ぴったりでしょう、あたしに!『らぁぶ&びゅーてぃー』」
あ:「はあ、であちらの服は自前で・・・?」
り:「ううん、メンズですもの。作ったのよ、松嶋さんと(←正しくは、作っていただいた)」
悠:「あっ、どっかで見たと思ったんだ~!カーテンにしようって買って(奥さん当然縫えなくて)、そのまんまにしてた生地だね。役に立ってよかったね~。」 ←【嬉しそう】
り:「うん(にこ)。松嶋さんもお着物リフォームしたのよ。」
あ:「やっぱり・・・・・(いや、そーゆーガラに見えたんです、ごめんなさい)」
あ:「で、あのおめかしの・・・ぶっとい金鎖ですが・・・」
り:「ああ、素敵でしょ、思い出の品なの。」
あ:「は?」 ←【目が点】
悠:「やっぱりっ!!もしかして?って思ったんだ、あの新婚旅行の・・」
り;「ええ、『土佐闘犬センター』のお土産っ!!」 ←【どこいったんだっ!?】
悠:「横綱犬のくさりだねっ!!」 ←【いや、立派なものらしいからさ・・】
り:「ええ、やっぱりみんながしないコト、したいじゃな~Iい?」
悠:「流石だよっ。りかちゃんっ!」 ←【感動】
あ:「はあ・・・全体のコーディネートとしては・・正解・・・でしたよね・・・」 ←【白】
あ:「で、レオ様の理想は栗色の髪に琥珀の瞳でございますか、どなたかを彷彿とさせますわね。」 ←【もうその他の条件は記憶にない】
り:「(溜め息)・・・ええ、アントワーヌとかロックウェルとか、ねえ・・・」
あ:「ねえ。」 ←【痛】
あ:「で、ブラック・メイルですか?そんなに恨まれるヒトですかね、あのヒト。」
り:「そうよ~、洋服作ったげるわ、ホテルに招待するわ、」
あ:「後腐れなく別れてくれるわ・・・・いいヒトですよね。」
陽:「何の問題もないですね。(クール)」
【三人頷く。←おまいら・・・
悠河クンよく分からず、にこにこ。】
あ:「そうそう、陽子様も用心棒と見紛うばかりのマネージャー、これまたイイ男でしたわね。」
陽:「ええ、何度も言うようですが、嫁入り前なんですけどね・・・」
あ:「ローサさんと、なんとも固げなラブシーンが新鮮でしたよね。」
陽:「ああ、美原さんの奥さんも恥ずかしがりやさんなんですよ、わたしと同じで。」 ←【一言多め】
あ:「でも、結構カワイイですよね。上手くいった後はいきなりピンクのスーツとか着ちゃうし。」
陽:「ええ、見た目よりも若いんですよ・・・多分。」 ←【自信無さげ】
り:「バレリーナ達とのシーンも、幻想的でキレイでしょっ。(るん♪)」
あ:「それはもう。そういや奥さんが、ロマンチックチュチュで踊られていらっしゃるビデヲがおありとか。はい、ここでしばらく皆様にご覧頂きましょう。」
←【ここで画面72期文化祭ビデヲに切り替わる。】
あ:「こちらは奥さんが新入社員でいらした頃に、なさったものだとか。」
り:「やぁだぁ~!こんなのよくあったわねえ。」
悠:「うん、りかちゃんの同期の香寿さんに頼み込んで貸してもらったんだ。」
り:「入ったばっかの時だったから、もうなんだかわかんないでやってたのよね。」
悠:「かっわいいよね~!俺、ほんと、この頃入社してナマで見たかったよう(泣)。」
り:「あらん(←いいきぶん)。悠河クンが見たいなら、今夜はチュチュにしようっと!!」
陽:「こ・・・今夜・・・・・・・」←【独身、えーかげん蒼白】
←【ビデヲ終了】
あ:「(ある意味)みなさま、お楽しみ頂けましたでしょうか?」
悠:「はいっ!!」 ←【えがお】
あ:「こーなると、やはりチュチュもやっちゃっていただきたかったですよね。」
り:「ええ、でもね、あたしは一人しかいないのよね。」 ←【またも、本気で溜め息】
あ:「そう、それが今回の最大のネックですよね。」 ←【またも、本気で残念】
悠:「全部りかちゃんだったら、すごいよねえぇ・・」 ←【またも、本気でウットリ】
←【陽子:またも、深く溜め息】
あ:「でも、ああいう慟哭系ダンスさせると他の追随を許しませんね、奥さん。」
り:「だあってぇ、慟哭してるのて耽美じゃな~い?」 ←【真理だ!】
あ:「ええ、ほんまに・・・(忘我)。流石、奥さん、一人の世界作りきってるってのがなんともブラヴォにございました。」
あ:「で、ラストの修道院になだれ込み~なワケですね。」
り:「ええ、今回一番の見せ場なのよ。」
あ:「はあ、皆さん手に汗握る熱演で、凄うございましたわ。」
り:「ええ。まとめて説明しちゃわないといけないしね~。」 ←【失言】
あ:「まあ、時間が押してますしね(そうか?)」
り:「で、爽やかなラストなの。」
あ:「そーいえば、あのトレンチと帽子、いつもながら季節が掴めませんね。」
り:「いいのよ、アタシ帽子似合うんだからっ!」
悠:「うん、りかちゃん、アタマ小さいもんね~」 ←【アンタもかなりだぞ・・・】
あ:「もう、回りの女のヒトたちに何の未練も伺えないところが素敵ですよね。」
陽:「でも、皆に感謝されまくりですよね。」
り:「人徳ね。」 ←【根拠レスな自信】
あ:「そしてオマケのフィナーレがつくわけでございますね。」
り:「ええ、やっぱね、団地的に黒燕尾は外せないわ。」
あ:「お美しく大階段で仰け反られる手に、一輪の薔薇でございますか。」
り:「ええ、五号棟の稔さんとこのアートフラワー教室で作ったの!(←だから、作って頂いた、と)」
陽:「本数が多いって、わたしも借り出されました。」 ←【遠い目】
あ:「稔さん、というと以前のお祭りで朝鮮モノの大悲劇なさった方ですね。」
陽:「ええ、その時の椿をアレンジ致しました。」
あ:「・・・・だから・・あの・・あのような・・・開ききった薔薇だったというワケですか・・・(いや、だから、ちょっとそう見えちゃったんです~、ごめん~~)。」
り:「なあに、なんか文句あんの?」 ←【ドス】
あ:「いえっ!奥さまがいらせられれば薔薇など霞みますれば。」
悠:「うん、りかちゃんは薔薇なんかよりずうううううううっっっと!綺麗だもん。」 ←【無意識の助け舟】
り:「悠河クンっ!!」 ←【ひしっ3】
あ:「そして、真っ白ひらひらの裾をぶんすん振りまわしての大階段でございますね。」
り:「ええ、最後にレオの純粋さを体現しようと純白でキメてみました。」
あ:「裾ひらひら~も愛のソナタ以来の得意ワザにございますね。」
悠:「うん、もうふわふわしてお姫さまみたいだね~。」 ←【!】
り:「んっ!悠河クンだけのお姫さまなの。」 ←【いってろ】
あ:「・・・のわりに、顔黒かったけどな・・・・」 ←【超小声】
あ:「で、お芝居の総括でございますが・・」
悠:「つまり、りかちゃんは恋のキューピットさんなんだね。」 ←【は?】
り:「流石、悠河クンにはお見通しね・・・(ふっ)」 ←【はぁ?】
あ:「というと、こちらの主題は、もしや・・・」
悠:「りかちゃんはきうぴー、でしょ?」 ←【オチにならん】
あ:「そそそ、そうでございますね。では、オチもついた処でさっさと・・・あ、いえ、そろそろお開きと致しましょう。皆様お付き合い有難うございましたっ!」 ←【ぞんざい極まりない】
【疲れ果て今夜は飲み明かすぜと、へろへろ~で手を振る陽子】
【うきうき今夜はチュチュときうぴーとどっちにしようかでアタマ一杯、気もそぞろで手を振る奥さん】
【なんかりかちゃん人気者今夜の食事はなんにしようかな~、と嬉しさにぶんぶん手を振る悠河クン】
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