静岡大学と浜松医科大学の再編 連携協議会開催 議論は平行線
議論が停滞している静岡大学と浜松医科大学の統合・再編をめぐって、18日、11か月ぶりに両大学の学長が話し合う連携協議会が開かれましたが、議論は平行線をたどりました。
静岡大学と浜松医科大学は、6年前、法人を統合し静岡地区と浜松地区の2つの大学に再編する計画で合意書を締結しましたが、のちに静岡大学側がこの案に反発し、議論は全く進んでいません。
こうした中、去年7月を最後に中止していた両大学の連携協議会が18日、11か月ぶりに開かれ、昨年度、静岡大学の学長選で再任した日詰一幸学長と4月に新たに就任した浜松医科大学の渡邉裕司学長が話し合いました。
協議会は非公開で行われ、静岡大学側は、
▽合意した内容ではなく、大学を地域で分けずに1つにする案を主張したということです。
これに対して、浜松医科大学側は、
▽過去に合意した案が大学や地域にとって利点が高いと改めて主張したほか、
▽教職員などに対して説明する機会を設けることを要望したということです。
静岡大学の日詰学長は「双方の意見に隔たりがあることは確認した。これからそれをどう埋めていくのかを協議していくという機会になった。決裂ではない」と話しました。
一方で、浜松医科大学の渡邉学長は「少子化が進む中で大学が今までの形を維持するのは非常に困難だ。県内にある2つの国立大学として地域への貢献を真剣に考えていきたい」と話していました。