ガソリン税の暫定税率廃止法案「野党はもっと早く提出を」自民・石井参院国対委員長が苦言

石井準一参院国対委員長(春名中撮影)
石井準一参院国対委員長(春名中撮影)

自民党の石井準一参院国対委員長は17日の記者会見で、野党7党が共同提出したガソリン税の暫定税率廃止法案を巡り「与野党で合意形成を図り暫定税率を廃止するのなら、野党はもっと早い時期に協議して出すべきだった」と苦言を呈した。通常国会の会期末が22日に迫る中、このタイミングでの提出に「日程感を見ても、手続きなどを考えると成立は間に合わない」と指摘した。

法案は、立憲民主、日本維新の会、国民民主、共産、参政、日本保守、社民各党が11日に衆院に共同提出している。衆院では与党が法案の審議を拒否したため、野党は17日に所管する衆院財務金融委員会の井林辰憲委員長(自民)の解任決議案を提出した。

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