うちの会社で飲み会があったんだけど、そのときの話が今の日本の政策にそっくりすぎて笑えなかったから書く。
ただし、会費は一律じゃない。収入に応じて決まってて、稼いでる4人が1人あたり5,000円払ってて、残り6人はタダ〜1,000円くらい。要は、高収入組が9割くらいの会費を出してる。
で、飲み会の予算がちょっと余ったらしい(料理が思ったより安かったとか、幹事がクーポン使ったとか)。
そしたら幹事がこう言い出した。
「余った分をみんなに平等に2,000円ずつ返すね〜!」
まぁ、ここまではギリ理解できる。
“みんなに”ってのは一見フェアに見えるし、余った金を還元するのは悪くない。
でもその後、
いやいやいや。ちょっと待って。
おかしくね?
払ってない人が4,000円、払った人が2,000円って、どういう計算?
それ「戻す」じゃなくて「配る」だろ。
でもそれなら最初から「困ってる人にだけ渡します」って言えよ。
「全員に平等に返します(なお非課税組は倍)」って、言葉の意味バグってない?
払ってない人に厚く、払ってる人に薄く。
これが「公正」なの? 「支え合い」なの?
残り6割は実質タダ乗り。
で、その4割が出した金を使って、6割に多く配って「再分配!」って言ってるわけでしょ?
それ、「優しさ」じゃなくて「無関心のコスト」だよ。
しかもさ、もらった非課税組が「ありがたや…」ってなるかというと、たぶんならない。
「あ、ラッキー」くらいで終わるし、こっち(納税組)からしたら目も合わせたくない。
結局、この国って「払ってる人が損をする仕組み」が好きなんだよ。
「頑張ってる人に報いを」より、「困ってる人に優しく」を徹底した結果、中間層以上が一番バカを見る。
もういっそ、俺も非課税になろうかな。
全力で働かず、全力で助けてもらう国、最高じゃん?
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(※炎上しても知りません)
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--- なにこれ ---