6月末で放送を終える予定だった無料チャンネル「BS松竹東急」をケーブルテレビ最大手のJCOMが買収することが17日、関係者への取材で分かった。7月以降は無料の新チャンネル「JCOM BS」として放送する。
JCOMはKDDIと住友商事が出資。ケーブル65局を保有し約573万世帯(3月末現在)が加入しているほか、グループとしてBSで無料の「ショップチャンネル4K」や有料の「J SPORTS」などを既に運営しており、これらを連携させて視聴者獲得を図るとみられる。
BS松竹東急は、松竹グループと東急を中心に2022年に開局。無料放送で、松竹の映画や歌舞伎、東急が携わる演劇などのエンターテインメントを軸に番組を編成してきた。
だが、NHKや地上民放系列のBS局とチャンネル番号が離れていることなどから、広告収入が伸び悩み、筆頭株主の松竹グループは今年2月にBS事業からの撤退を決定していた。