BTS兵役終了で「完全体」に NHKが紅白〝担ぎ出し〟のために打っていた布石
韓国の世界的グループのBTSでジミンとジョングクが兵役を終えて除隊したのに続き、シュガ(32)が21日、任務解除される。これでメンバー7人全員が兵役を終了。2022年以来3年ぶりとなるグループの活動再開が迫る中、「NHK紅白歌合戦」への初出場はなるか――。 【写真】こちらも除隊したRMとV BTSではジンが最初に兵役を終え、昨年6月に除隊。続いてジェイホープが同10月に除隊した。今年に入ってRMとVが今月10日に除隊し、ジミンとジョングクが翌11日、除隊していた。シュガは部隊配属に代わって公的機関で勤務している。21日の任務解除で全員が揃うことを韓国メディアは「完全体」と伝えている。 紅白では23年の旧ジャニーズ事務所の一連の問題を受け、所属タレントの出演がゼロになり、代わりに食い込んだのがK―POP勢だった。Stray Kids、SEVENTEENらが初出場するなど韓国の事務所に所属するアーティストが4組出場。これにSNS上では「どこの国の歌番組?」などと疑問の声が上がった。昨年の紅白もILLIT、TOMORROW X TOGETHER(TXT)が初出場し、LE SSERAFIMも含めて韓国勢は4組だった。 ILLIT、TXT、LE SSERAFIM、そしてBTSは韓国の大手エンタテインメント企業HYBE傘下の事務所だ。音楽関係者はこれを念頭に「特にTXTは〝BTSの弟分〟的存在です。NHKはSNS上で疑問視されながらHYBE系との関係を強固にしているように映り、その先にBTSの紅白初出場を狙っていると言われています」と話す。2年連続で韓国勢にこぞってオファーしたのは、BTSを担ぎ出す〝布石〟というわけだ。 「BTSサイドがどこまで紅白出場を望んでいるかは定かではありませんが、まんざらでもないのではと言われています」(前出関係者) ただ、メンバー7人全員の兵役終了から大みそかまで半年しかない。 テレビ局関係者は「除隊したばかりなので、メンバーのビジュアルやパフォーマンスなどブラッシュアップに時間をかけて活動再開する可能性があります。年内は日本での活動を自重するのでは」と語る。 BTSサイドと紅白サイドでその出場をめぐって駆け引きが繰り広げられそうだ。
東スポWEB
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