新宿区 強盗傷害事件 犯行指示か コロンビア人の容疑者2人逮捕

ことし3月、東京 新宿区のアパートで住人の70代の女性がけがをさせられた強盗傷害事件で、警視庁は、実行役のウズベキスタン人に犯行を指示していたとして、コロンビア人の容疑者2人を逮捕しました。2人は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、いずれもコロンビア国籍で新宿区に住むニエト・カルデロン・デリア容疑者(54)ら2人です。

この事件は、ことし3月20日、新宿区大久保の70代の女性のアパートに男が押し入り、女性がけがをしたもので、実行役のウズベキスタン人の28歳の被告がすでに逮捕・起訴されています。

警視庁によりますと、ニエト・カルデロン容疑者は実行役の被告に対し「女性の部屋の中にお金がたくさん眠っている。根こそぎ持ってきて」などと言って犯行を指示したとみられるということです。

実行役には「女性はホテルの社長だ」という情報が伝えられていましたが、女性は従業員でホテルを経営している事実はなかったということです。

調べに対し、ニエト・カルデロン容疑者ら2人は「事件に関わっていない」などと供述し、容疑を否認しているということです。

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