全人類に告ぐ!自分専用のDiscordサーバーを作れ
こんにちは、けいすけです。
突然ですが、
あなたは自分専用のDiscordサーバーを持っていますか?
「え、ゲームしないからDiscordは使わない」
「チャットアプリでしょ?一人で使ってどうするの?」
そう思っているなら、
ものすごくもったいないことをしています。
今日は、なぜ全人類が
自分専用のDiscordサーバーを作るべきなのか、
その理由と具体的な活用方法をお話しします。
多くの人がDiscordを
「ゲーマー向けのチャットアプリ」だと思っています。
確かにそれは事実ですが、
それは氷山の一角に過ぎません。
Discordの本当のすごさは、
その拡張性にあります。
テキストメッセージはもちろん、
音声メッセージ、画像、ファイル共有、
さらにはBot機能を使った自動化まで、
あらゆることができるプラットフォームなんです。
つまり、Discordは「自分だけの秘書」を
雇えるプラットフォームだと考えてください。
もともとぼくはDicordに自分だけのサーバーを作っていました。
ですが、そこには気になることを忘れない程度に投稿する場所でした。
まあ、ちょっとした外部記憶装置としては機能していましたね。
ちなみに、これがぼく専用のDiscordサーバーです。
「なんでもメモ」というチャンネルを作って、そこにひたすら放り込むスタイルです。
で、バズったツイートも集めておきたいなぁ。
と思ったら気分で新しいチャンネルを作ったりします。
でも、2025年5月のある日、
ふとした思いつきでDiscordに積極的に
メモを取る仕組みを作ってみました。
最初は本当に簡単な機能でした。
Discordの自分専用サーバーに音声メモを投稿すると、
それが自動で文字起こしされて保存される、
ただそれだけの仕組みです。
でも、これが革命的だったんです。
従来のメモアプリの問題点って、
入力が面倒なことでした。
スマホでフリック入力するのは遅いし、
思考の速度についていけない。
パソコンを開いてタイピングするのも、
外出先では現実的じゃない。
でも、Discordの音声メッセージ機能を使えば、
歩きながらでも、思いついたことをすぐに記録できます。
しかも、後から自動で文字起こしされるので、検索性も抜群。
「あ、そういえば先週話してたアイデア、なんだったっけ?」
そんなときも、キーワードで検索すればすぐに見つかります。
(実際には普通の検索ではなくて、AIが検索してくれます)
音声メモだけでも十分便利だったのですが、
さらにBotを改良してDiscordの真価を実感しました。
Botって聞くと「プログラミングできないと無理でしょ?」と思うかもしれませんし、実際にはプログラミングができた方がいいです。
ですが、最近はVibe CodingのようなAI支援ツールがあるので、
驚くほど簡単に作れます。
ぼくが作ったBotは、こんなことができます。
音声メモを自動で文字起こし
内容をAIが整形してObsidianに保存
X(旧Twitter)用の投稿文を自動生成
画像付きの投稿も自動で処理
つまり、Discordに音声で話しかけるだけで、
メモの保存からSNS投稿まで全部自動でやってくれるんです。
最近はこのように、Xにポストするボタンも付けてくれます。
「でも、それって他のツールでもできるんじゃない?」
そう思う人もいるでしょう。
確かに、個別の機能だけ見れば、他にも選択肢はあります。
でも、Discordが特別なのは、
これらの機能が「ひとつのプラットフォーム」で
統合されていることです。
パソコン、スマホ、タブレット、
どのデバイスからでも同じように使えます。
自分好みにカスタマイズもできます。
外出先ではスマホから、
とにかく音声で素早くメモを録音して、
帰宅後にパソコンで確認・編集する、
なんてことが当たり前にできます。
やろうと思えばブログ記事を作ったり
メールなどで通知を出したり
気になるニュースを自動で検索してお知らせすることもできます。
Discordの基本機能は完全無料です。
有料プランもありますが、
個人の仕事用にサーバーをたてるだけなら
無料で十分すぎるほどの機能が使えます。
では、実際にどんな風に使えばいいのか、
具体例をお見せします。
まずは、Botを使わない基本的な活用法から。
チャンネル分けでカテゴリ管理すると便利です。
#アイデア :思いついたことを何でも投げ込む
#仕事 :仕事関連のメモやタスク
#読書 :読んだ本の感想や引用
#健康 :運動記録や体調管理
#買い物 :欲しいものリストや価格メモ
#子供の学校 :行事などのメモ
文字を打つのが面倒なときは、
音声メッセージでペラペラしゃべるだけ。
後から聞き返すこともできるし、
必要に応じて文字に起こすこともできます。
PDF、画像、動画、なんでも投げ込めます。
(もちろん情報の管理にはしっかり気をつけてくださいね)
「あのファイル、どこに保存したっけ?」
という悩みから解放されます。
Discordのどこかにはありますから。
キーワードで検索すれば、
何ヶ月前のメモでもすぐに見つかります。
ここからが本領発揮です。
音声メッセージを投稿すると、
自動で文字起こししてくれるBotを作りました。
AIの精度が上がっているので、
かなり正確に変換してくれます。
長いメモを投稿すると、
その中には誤字脱字がよくありますが、
AIが自動で整形してくれます。
「気づいた事」「趣味のこと」「読書メモ」「会議の内容」など、
何でもメモを保存してくれるので、後から見返すときにとても便利です。
ObsidianやNotionに自動保存
X(Twitter)用の投稿文を自動生成
など、他のサービスとの連携も自由自在です。
ぼくはやってないですが
Googleカレンダーにタスクを追加したり、
Gmailで自分宛にメール送信してもいいでしょう。
「でも、Bot作るのって難しそう...」
安心してください。
最近は「Vibe Coding」という手法があって、
AIに自然言語で指示するだけで、
かなり複雑なプログラムが作れるようになりました。
Discord Botって結構やっかいな仕組みなのですが、
それでもAIにかなり助けてもらって作れました。
(ちょっとこのあたりの開発の話はいまはスキップします)
最初は「音声メモができればいいや」程度に思っていたのですが、
AIとの対話で開発を進めていくうちに、
どんどん機能が増えていきました。
そして、メモも順調に増えていきました。
メモはこのように膨大な数になっていました。
(本書執筆時点で、約400のメモがあります)
Obsidianでメモをグラフィカルに見てみると
もはやなんだか分かりませんw
「こんなことメモしても恥ずかしくないかな?」
「変なアイデアだと思われないかな?」
そんな心配は一切不要です。
片っ端からメモを取りましょう。
Discordなら、アプリを開いて音声メッセージを送るだけ。
10秒で完了です。
「なるほど、Discordすごそうだけど、何から始めればいいの?」
まずは、以下の手順で始めてみてください。
discord.comにアクセスして、無料アカウントを作成しましょう。
「サーバーを作成」から「自分用」を選択して、サーバーを作ります。
名前は「○○の個人サーバー」のような感じで。
以下のようなチャンネルを作ってみましょう。
general(デフォルトで存在)
アイデア
仕事
プライベート
読書メモ
モバイルアプリをインストールして、
外出先でもメモが取れるようにします。
何でもいいので、
思いついたことをメモしてみましょう。
音声メッセージも試してみてください。
これだけで、あなたの情報管理は格段にレベルアップします。
基本的な使い方に慣れたら、次はBot開発に挑戦してみましょう。
と言いたいところですが、いきなりBotを開発するまえに、
ぼくが作ったBotを使ってみてください。
音声文字起こしやX投稿の機能が使えます。
これでDiscordって超便利!ということが実感できたら
自分でBotを作ったりするとよいでしょう。
まずは「音声メッセージを自動で文字起こしするBot」
ぐらいから始めるといいんじゃないでしょうか。
Claude CodeやWindsurfなどのツールを使えば、
驚くほど簡単に作れます。
作り方がわからなければ、
「Discord Bot 作り方 AI」で検索すれば、
たくさんの情報が出てきます。
一度Bot開発の面白さを知ると、
きっとハマってしまうと思います。
では今日はここまで!
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ちょこっと宣伝です。
今回みたいな、AI時代の働き方や考え方について、noteメンバーシップでもっと深く発信してます。
表では言わないことを言ってるので、気になる方はぜひ!
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