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【注意喚起】フィリピン・カンボジアでの海外不動産販売会社による未公開株詐欺事件とその教訓

最近、フィリピンで不動産販売を行っていた企業が、未公開株投資を勧める形で約3,000万円を着服し会社社長が逮捕されたという詐欺事件が話題になっています。一部ネットでも情報が出ていますが、詳細な信憑性が確認できていないため、ここでは概要のみにとどめます。ただ、同様の事例は他国でも数多く発生しており、「またか」と感じる方もいるかもしれません。

2024年にはカンボジアでも同様の詐欺事件が発生しました。事件の主犯は、現地不動産会社「エイブルプノンペン」の代表・奥田けいことその夫・奥田健一(通称:健一イレズミ奥田)。夫婦は約30万ドル(約4500万円)の未公開株を譲渡すると偽って老後資金で貯めたと言う女性から資金を騙し取っています。

この詐欺事件だけでなく他の事件も多々発生しており、2024年末にエイブルのフランチャイズ契約が終了しています。

この事件は現在、カンボジア国内で控訴審に入っており、奥田氏の銀行口座も仮差押えされましたが、残高はわずか5,000円程度でした。

これらの事件から浮かび上がるのは、「海外不動産」や「未公開株」といった情報が不透明な商品を使った詐欺が後を絶たないという現実ですが、特に富裕層は常に犯罪者の標的となっているという点にも注目すべきです。

たとえば、海外不動産購入の相談時には資産状況などの情報を簡単に提供してしまいがちです。一度信頼関係ができてしまうと、警戒心が薄れ、詐欺師がさらに深く入り込む余地が生まれてしまいます。特殊詐欺、トクリュウから狙われている不特定多数者よりも危険な位置にいます。

詐欺に遭う多くの人が、「過去に問題がなかったから大丈夫」と考えてしまいがちです。しかし、それは非常に危険です。取引のたびに、その人物と商品を冷静に見直す「リセット思考」が不可欠です。むしろ、一度関係がある相手ほどリスクが高い場合もあります。

カンボジアでの事件でも明らかになったように、詐欺被害に遭った後の資金回収は現実的に非常に困難です。訴訟費用も高額になり、時間も労力も必要です。だからこそ、取引前に信頼できる弁護士などの専門家に相談し、必要な費用をかけてでもリスクを最小限に抑えることが大切です。

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POSTED COMMENT

  1. 匿名 より:

    「残高はわずか5,000円程度」!ある面、すごい!!

  2. 匿名 より:

    エイブルと小市の関係も調べた方が良いです。差し押さえを察知して不正に稼いだ金は小市が隠しているかもしれません。

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