逮捕されたのは福山市に住む17歳の女子生徒で、警察によりますと21日午前10時15分ごろ、福山市三之丸町にある通信制の「おおぞら高校」の福山キャンパスで、同級生とみられる女子生徒3人の肩や背中などを果物ナイフで突き刺すなどして殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いが持たれています。
3人はけがをして病院に搬送されましたが、いずれも命に別状はないということです。
警察によりますと、当時は授業の合間の休み時間で教室にはおよそ20人の生徒がいて、ナイフは逮捕された女子生徒が持ち込んだとみられています。
調べに対し女子生徒は「殺してやろうと思って刺すなどした」と供述して容疑を認めているということで、警察が当時の詳しい状況や動機について調べています。
広島 福山の高校教室内 生徒がナイフで3人切りつけた疑い 逮捕
21日午前、広島県福山市にある通信制の高校の教室内で、17歳の女子生徒が別の女子生徒3人をナイフで刺すなどしてけがをさせたとして、殺人未遂の疑いで逮捕されました。調べに対し「殺してやろうと思って刺すなどした」と供述しているということで、警察が詳しい状況を調べています。
現場は通信制高校 21日は生徒約130人が登校
「おおぞら高校」は全国にキャンパスを持つ通信制の高校で、事件が起きた福山キャンパスは2016年に開校しました。JR福山駅から西に200メートル余り離れたビルの中にあります。
事件を受け取材に応じた学校の担当者によりますと、福山キャンパスにはおよそ320人の生徒が在籍していて、生徒は、授業をキャンパスに登校して受けるかオンラインで受けるかを選択でき、21日はおよそ130人の生徒が登校していたということです。
事件が起きたのは1時間目と2時間目の合間の休憩時間で、教室が騒がしかったため職員が駆けつけたところ、女子生徒が刃物を持って立っていたため、職員が取り押さえたということです。
動機については「学校が把握している情報はある」としたうえで「警察が捜査中のため発表は控える」としています。
おおぞら高校の原田隆一運営本部長は「被害のあった生徒と保護者におわびするとともに、ほかの生徒や保護者の皆さまにご心配をおかけし大変申し訳なく思います」と話していました。
逮捕の女子生徒は”勉強も真面目に取り組んでいた”
高校によりますと、逮捕された女子生徒は登校して授業を受けることが多かったということです。
おおぞら高校の原田隆一運営本部長と福山キャンパスの白井幸大キャンパス長は「友達を作りたい、学校生活を楽しめたらという思いが強い生徒で、勉強についても真面目に取り組んでいた」と話していました。
別の階にいた生徒「何が起きたかわからず怖かった」
事件があった教室と別の階にいた女子生徒は「先生から『午後の授業は中止するので下校するように』と伝えられた。校内が騒がしい様子はなかったが、外を見たらパトカーや救急車がとまっていて、何が起きたかわからず、びっくりしたし怖かった」と話していました。