埼玉県内のクルド人を標的としたヘイトスピーチが問題となる中、蕨市を拠点とする支援団体「在日クルド人と共に」は15日夜、現状や対策を考えるシンポジウムを川口駅前市民ホール「フレンディア」(川口市)で開いた。登壇した識者は、差別的な言動がクルド人の日常を脅かしていると危機感を訴えた。(福田真悟)
「ヘイトスピーチと闘う国際デー」(18日)と「世界難民の日」(20日)に合わせた企画。外国人差別やヘイトスピーチに詳しいノンフィクションライターの安田浩一さんと、弁護士の師岡康子さんが講師を務めた。約150人が参加した。
安田さんは、交流サイト(SNS)での差別的な書き込みや、クルド人が経営する飲食店へのいたずら電話が後を絶たない実態を報告。仕事場の資材置き場を無断撮影したり、クルド人の子どもを盗撮してSNSに「万引をしている」とデマを流したりする例もあったと指摘した。
クルド人排斥を訴えるデモがやまない中、心を痛める当事者の声も紹介。差別的な言動を耳にしないよう、音楽をイヤホンで大音量で聴きながら歩く女子学生もいるといい、「クルド人というだけで恐怖を覚える社会になってし...
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