「収穫量調査」と「作況指数」は別々に存在している統計ではなくて、相互に関連しています。
あくまで、作況指数の「公表」の廃止なので、統計データとしては残すのだと思います。(そう信じています。)
「作況指数」が生産者や集荷業所等の実感とかけ離れているのはその通りなので、より正しい生産量データをどのようなに出すかという視点が重要です。
まず、計算の基となる「収穫量調査」において、ふるい目を実態に合わせて大きくする(生産量が少なく出る)ことには賛成です。衛生データやAIを使うことにも賛成。
その上で、作況指数の計算を過去30年のすう勢との比較ではなく、例えば、過去5年のすう勢との比較で公表することには、一定の意義があるのではないでしょうか。
もう一つ重要なのは、生産量だけではなく「需要量」をいかに正確に把握するのかです。
また、集荷業者や卸も含めて、どこにどれだけあるのかを、デジタル技術も使って正確かつ速やかに把握することも必要です。
「廃止」の言葉がセンセーショナルに踊っていますが、政策決定の前提となる統計データの変更を行う際には、冷静かつ丁寧な説明が必要だと考えます。
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