2025-06-17

もうやめる

専門性の高い仕事はさっさとコンサル外注するがいいと思いながら、

来月末で退職することにした。

係長課長も過労でメンタルを病んで休職になった。

管理職はおろか正職員も不在、非正規職員ばかり残されてなにができるというんだい。

でも退職理由は、そればかりでもない。

その日は朝から課長の目がいっちゃってて

私はもうほとんど一時間おきに

「帰ってください」「かえって寝ろ」って声かけてた。

でも、大丈夫仕事するし大丈夫睡眠薬が残ってるんだたぶんって言って帰らない。

その日はよその課から応援職員がくる日だったか

まあ、なんかあったら声をかけてくれるでしょうと思いながら

私は隣の別室で撮影をしてた。

夕方には、明るい笑い声がきゃっきゃと廊下まで聞こえてきていて

事務所にもどって、ふと課長をみたら、

課長は目を開けたまま固まっている。顔面は蒼白、汗が流れていて、声をかけても大丈夫しかいわない。

口元によだれもたれている。

そして、課員はあいかわらず明るくてそれぞれがおしゃべりに夢中である

なんだ、これは。

おしゃべりがはずむ学芸員に、課長の自宅の電話番号わかるかきいたら、連絡網メモ渡しながら

「お昼おしゃべりしておられたんですけどね。

 ま、もうじき定時だしぃ電話しなくても、課長自分で帰るんじゃないですかあ?」

かいう。

こいつは私と同い年、還暦のばばあである

自宅か救急かどっちだときくつもりだったから、想定外すぎる返事にびっくりしたが、

もともとサイコパス傾向のある女だから、もういい。

家に電話したがお留守、部長も不在。

それで、階下の別の課に事情を話して、おたすけに来てもらったら課長が自席にいない。

課長どこいった?」

「さあ、コーヒーカップもって出られたから給湯室かな?」

かな、じゃねえよ。止めろよ。

はたして課長は給湯室にもどこにもいない。

手分けして探そうというと

「え?いないのにどこ探すの?」いないから探すんじゃん、屋上からだよう!

課長は一階の真っ暗な倉庫に座ってるのがみつかって

なんとか奥さんのもとに送り届けられたんだけど、

休みとられた翌日の夕方に、課長から

心配かけましたが、大丈夫。土日出勤して処理するからタイムカード出しといて」

っていうグループLINEが来た。

あの状態で土日出勤ってか。

自分でやるって言ってるんですからやらしとけば?」

自分の体調くらい自分管理できるっしょ?」

メンタル病んでる人が、一人で休日出勤とかないわ。月曜日出社したら死んでましたとか、ぜったいいや。

ってんで、そのまま無視して、部長電話事情説明したら、部長も大慌てで課長を止めて

そのまま、課長休職になったという次第。ちゃんと生きてるよ。

ことここに至っても、ほかの連中は

「そんなにひどかったとは。」

といいながら、毎日自席でお茶のんでいる。

私は対応に奔走してくれたよその課の課長部長にお礼をいいにいって

部長には事の次第をすべて話すついでに、退職届をだしたら、

部長は黙って受け取ってくれた。

そんな話。

  • AIじゃないとしたらこれほど怖い話は無い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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