さらに、妻夫木は「映画に出たきた人と私たちを比べると、どちらが幸せか?」と投げかけた。性との間からは、今の時代の方がもちろん資源も豊かで幸せだと思うが、過去にあった大切な思いを残していくことも大切であることや、大変な状況ではあったと思うが、米国に負けないという一致団結する強い気持ちを持った当時の熱い思いを考えると、単純にどっちが幸せなのか?簡単には判断できないなど、さまざまな意見が出てきた。妻夫木は「基地があるから生きていけた人もいる。ただの憎しみだけじゃないと思う。実際、当時を知る人は、怒りだけじゃなかったと言っていた。アメリカに対して怒りを持った人もいたけど、アメリカがいるからこそ生きられた人もいたと思う」と答えた。その上で「幸せの価値観はとても難しい。何が正義なのかわからない時代なので、私たちは先人たちの思いを胸に生きていかなければならない。過去に戦った人がいたからこそ、今がある。そういう思いが届いていたらうれしいなと思って、あえて難しい質問させてもらった」と語った。

広瀬には、生徒から「演技力について、どうやってそこまで入り込める演技ができるのか?」との質問が飛んだ。「こんな大先輩の前で語ることは難しい」と恥ずかしそうに妻夫木を振り返りつつ「役を演じるにあたり知らなかったことが多く、受け継がれていくために映画というコンテンツを使って伝えていきたいと思いながら演じた。そして、また、その中で自分の中で生まれたものを大切に演じた」と答えた。