エアコンの「冷房」と「除湿(ドライ)」効率的な部屋の冷やし方には順番があった
東北放送
■「冷房」と「除湿(ドライ)」の効率的な使い方とは… 梅雨の時期が近づくと、蒸し暑い日が多くなってきます。 暑さを凌ぐため、欠かせないのがエアコンです。 みなさんは、エアコンの「除湿(ドライ)」と「冷房」の機能、どのように使いますか? その効率的な使い方について、メーカーに取材しました。 【写真を見る】エアコンの「冷房」と「除湿(ドライ)」効率的な部屋の冷やし方には順番があった ※2023年6月の記事を再掲します ■「冷房」と「除湿(ドライ)」の使い分けは? エアコンのリモコンには「冷房」と「除湿(ドライ)」のボタンがあり、どちらも暑さを和らげるために使われます。 熱中症の危険度を表す暑さ指数は、気温と湿度、日差しの強さを数式に当てはめて計算されますが、特に湿度の高さの割合が大きいといいます。このため、湿気が多い梅雨の時季には、まず「除湿」で湿度を下げることが重要です。 一方、気温が30度以上となるなど、暑さが厳しい場合は、湿度を下げることに加え「冷房」で室温を下げることも必要です。 「冷房」と「除湿」をかけるのには順序があると、空調機器メーカーの担当者は話します。 ■最初に「冷房」、そのあと「除湿」が効率的! ダイキンHVACソリューション東北住設営業部 佐々木修課長: 「室内の温度を低くした方が、除湿の効果が高くなる。室内の温度が高いと除湿の効果が少なくなるので、最初に冷房をかけて室内の温度を下げてから除湿をかけた方がより効果的」 また、フィルターを清潔にすることもエアコンの効率的な運転に繋がります。 ダイキンHVACソリューション東北住設営業部 佐々木修課長: 「エアコンのフィルターの掃除をしないでフィルターにゴミがたまっていると電気代が余計にかかってくるし、冷房の冷風の出が悪くなる」 電気代が高騰する中、部屋を効率的に冷やし、過ごしやすい環境を整えることが求められます。
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