2025-06-16

明日世界で最も嫌いな弟と決別する

6月引越し再就職が同時に決まり明日20年以上住んだ実家を離れてはじめて自立することになった。

引越し先はワンルーム6畳もない安アパートに決めた。生活水準は大きく下がるし、自立のノウハウもないし、金もかかるし、かといって実家職場距離が極端に遠いわけでもないから、

現実的なことを言えばあと数年は実家に留まるのが賢明だと思う。だけど、それらを踏まえてもどうしても実家を離れたい理由別にあった。

4歳年下の弟の存在だ。俺が世界で最も嫌いな弟。

俺を苦しみ続けてきた諸悪の根源と、明日ついに決別する。

ここから先は生々しくて愚痴っぽい自分語りになってしまうからSNSに大っぴらに投稿するのはやめておいた。だけど、このやり場のない憎悪をどうにか消化しないと前に進めない気がして、結局ここに書き残しておくことにした。

両親は俺の頭が上がらないほど優秀で、持て余すくらい裕福な暮らし享受してきた。昔は弟との関係も良好で、サシで夕飯や買い物に出かけることだって普通にあった。

様子がおかしくなったのは3年前の4月大学に入ってからのことだ。

同期に誘われて参加したサークルを一か月足らずで辞めたらしく、その頃から弟の昼夜逆転が酷くなって、終電後の帰宅朝帰りが当たり前になった。学生だし仕方のないことだ。

弟は帰宅すると決まってリビング徘徊し、何か食べたり誰かと通話したりしていた。それが大体深夜3時頃まで続いた。自室と母親の寝室は壁1枚隔ててリビングと隣接しているから、

うるさくて眠れなくなって、二人で何度か注意した。

だけど弟は反省の色一つ見せずに同じことを繰り返した。それどころか、ある時からキッチン料理をするようになった。フライパンやら鍋やら使って平気で揚げ物とか作るから騒音ますます酷くなった。

俺と母親は度々注意し続けたけど、いつからかそれも面倒になっていった。母親は弟が帰宅する前に就寝するようになり、俺も耳栓をつけることで何とか耐えしのいだ。

防音性には限界があったけど、無駄な体力を使って止めさせるよりマシだ、という思いが勝った。

食器も片付けせずに食卓放置するから、翌朝も臭いが残ったままで不快だった。

それから一年後くらいに、弟の寝室にある引き戸の建付けが急に悪化した。当初は老朽化が原因かと思っていたけれど、すぐに癇癪持ちの弟のせいだと分かった。

弟は頭に血が上るととにかく物に当たる癖があって、その度に引き戸を叩いたり、思い切り開け閉めしたりしていた。親子喧嘩だけでなく、友達との喧嘩ゲームに激昂するようなことも頻繁にあって、

当然これも日夜関係なく行われた。弟の寝室も同じく自室やリビングと隣接しており、正直引き戸の音は、他と比にならないくらストレスだった。

少しでも音が聞こえると身構えるようになってしまって、自分でも明らかに異常だと分かった。

俺はなるべく言い争いを避けて穏便に済ませたかったのだけれど、ある時とうとう我慢できなくなって、弟に強めの口調で暴言を吐いてしまった。

取っ組み合いの喧嘩に発展して、両親が仲裁に入って家族会議になった。

結局、騒音に対する不満はうまく伝えられず、折り合いもうまくつかなかった。あの時俺が冷静に会話できていたら、という後悔も少しはあるけれど、最早取り返しのつかない状態だったように思う。

これ以降、弟とは殆ど会話を交わしていない。

多分、弟には何か精神的な疾患がある。だけど、そのことを目の前では決して口にしなかった。

弟は「病気」という概念に対して気味が悪いくらいに敏感だった。両親に精神科の受診を勧められると、当然「バカにするな」と激昂した。

それどころか、普通にインフルエンザを患ったときでさえ、マスクをするのはダサい病院に行くのは恥ずかしいからと意味不明駄々をこねて俺たちを困らせた。

それなのに、逆に問い詰められると自分から「俺は精神病なんだ」と言い出すから、もうどうしようもなかった。

楽観主義で生きてきたつもりだけど、だんだんごまかしも効かなくなってきた。

不眠症ますます悪化するばかりで眠剤を貰うようになった。悪夢をよく見るようになった。

SNSで同じような境遇の人をごまんと見てきたつもりだけど、まさか自分がこうなるとは思っていなかった。特別病気なんかじゃなく、誰にでも起こり得ることなのだ。

多分、引っ越してもしばらくは不眠症に悩まされることになるだろうから気が重い。

昨晩も弟が癇癪を起して、朝の4時に飛び起こされた。

もう顔を見るだけで殺意が湧いてくるけど、これもあと1日の辛抱だと思うと、幾分かは気が楽だった。

俺だけが逃げるようにして家を出て、両親を見捨てるような形になるのが悔しい。結局、自分のことに精一杯で、還元できるものはなにもなかった。

弟と絶縁するとか、強制的に家から追い出すとか、物騒なことも考えたけどやめにした。それ以前に、こんな弟でも両親は大切に思っていただろうし、実際

昼間の静かなうちは温厚に接しているところをよく見かけた。

弟のことをあれこれ考えても、今は嫌な気持ちしかならないからもうこれで終わりにする。変に触れずに無関心を貫くのが一番だと思う。

あと数年して、お互いが大人になったときに分かってくれればそれでいい。

引越し用の段ボールが山積みになった自室を眺めながらこれを書いている。もう本当にあと少しなんだ。どうかすべてうまくいって欲しい。

隣人が弟みたいな人でなければいいけど。笑

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