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Conversation

私も過去に初心者の指導を大勢行ってきましたので、「おいおい」という間違え方を沢山見てきました。 しかし、その間違いをひやかしたり、笑いのネタとするのではなく「なぜそういう間違いをするのか」を冷静に分析し、日本語の母語干渉であれば、どう伝えれば改善されるかを考えました。そうする中で文法用語を使わない解説や指導、アプローチを編み出してきました。 また、教職課程を取っていたら「行動心理学」とか「児童心理学」などなんらかの心理学を学んでいるはずです。そこで「positive reinforcement」という動機の強化を学んでいるはずなのです。どんな間違いをした生徒に対しても「ほめてあげられる箇所、前向きに評価できる箇所」を敏感に見つけ、それを言葉に出すことで「間違えることを恥と感じるのではなく、さらなるやる気につなげる」ことができるのが指導者資質です。 ある中学生が教科書の本文の和訳をノートに書いていたのですが、ある箇所に「、、、と寿司江が言った」と書かれていたのです。「はて?日本人の名前にしても寿司江はないだろ?」と思って教科書の本文を確認してみると 「"...." said Susie.」 とあったのです。つまり「スージー」ちゃんという女の子の名前だったのですが、ローマ字で「すしえ」と読み、ご丁寧に「寿司江」という漢字まで当てて和訳していたのです。 これは楽しいエピソードですが、それをもってその生徒を揶揄するのは適切な対応ではありません。「ローマ字」で人名を読んでみるのはありがちな反応です。 「すしえ」だとしたら、英語の教科書だから訓令式ではなく、ヘボン式の Sushie であったはずだよね?と冷静に語り、かつ「その間違いは無理からぬことである」と、決して生徒に恥をかかせない(数名のグループ指導だったのでなおさら)ことを念頭に置きました。 「私も外国人の名前の読み方がわからず、とんちんかんなカタカナで発音していたものだよ」と話したりして、その間違いが決して恥じるものではないことを認識させ、周囲の生徒たちにも「冷やかしてはならない」ことを認識させました。 他にも Does he [goes] ...? とか三単現の -(e)s のつけすぎなど「あるある」です。 そういう間違いをなんとか防止できないかと考えて、原形とか現在形とか助動詞とか文法用語を用いずに「抽象的な英文法を目で見て手で触れる指導」ができないかと考えたのが次の指導法です: 1,youtu.be/3G74VeHaH2k 2,youtu.be/9Vav_bdYrio 3,youtu.be/BQi2b-jfpsI 4,youtu.be/APyUEr9wo_M